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祥子の少しはしたなくていけない妄想を綴りました 大人の方だけご覧になってください
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プロフィール
HN:
祥子
年齢:
61
性別:
女性
誕生日:
1962/12/28
職業:
フリーデザイナー
趣味:
美味しい珈琲 クラシックの流れるお気に入りの喫茶店 読書 ジャズ ミュージカル お酒 声が魅力的で背の高い男性♪
自己紹介:
寂しがりやの甘えたです。
ぽちゃ、色白、黒髪のストレートロングヘア、お胸はGカップ、眼鏡をしています。真面目そうな感じだって良く言われます。
声は美人かも♪
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「どうぞ 靴のままで」 
その部屋は・・・多分男性のオフィスとして使われている部屋のようです あまり生活感のないシンプルな部屋でした カーテンの開けられた窓からは先ほど彼に声をかけられた美術館のあるビルが見えました
「祥子さん そこで濡れたコートを脱いでください」 リビングとして使われている部屋の入り口にはコートスタンドがありました
たしかにわたくしのコートは雨に濡れておりました 男性が座っている白のキャンバス張りのソファーをこのままでは台無しにしてしまいます
「でも・・・」 コートの下はスリップさえ着けていない・・・ランジェリー姿なのです
「おねがいです 何か羽織るものをいただけませんか」 男性のシャツでもいいのです このままここでそんな姿でいなくてはいけないなんて・・・わたくしは考えてもいませんでした
「この部屋は寒くはないはずですよ さぁ」 わたくしの逆らえないあの落ち着いた声が響きます

 
「自分ではできないんですか? 私がその釦をはずしてあげなくてはいけませんか 祥子さん」 ゴアテックスのレインジャケットを脱いだ男性はネル地のシャツ姿でした ソファーから立ち上がるとゆっくりとこちらに歩いてまいりました
「いや・・・」 ヒールをはいて170センチを超えるわたくしよりもなお大きい男性を前にうつむいたまま首を横に振りました
「わかりました 後でお仕置きを覚悟してください」 わたくしの前に立ちはだかった男性は胸元から一つづつ釦を外してゆくのです 
最後のダブル打ち合わせの内釦を外すなり・・・わたくしの肩から剥き下ろす様にコートの襟をはだけたのです
「ん・・くっ・・・」 抱きしめるようにしてコートを背中でひとまとめにすると 男性はふいにわたくしの唇をふさぎました
「んん・・ん・・はぁん」 縛められた様に両腕を後手にされ ゴールドに輝くサテンのブラに包まれたGカップのバストを男性に差し出すような姿で唇を貪られるのです
「・・ぁは・・っく・んん」 素肌に触れる男性のシャツの感触はまるでやさしく愛撫するかのような暖かささえ感じさせたのです
男性の唇は野性的なのに繊細でわたくしの理性をすこしずつ奪ってゆくのです
「ん・・美味しい唇だ 赤ワインが似合いそうですね」 腕の力をゆるめると両腕からトレンチコートを抜き無造作にコートスタンドにかけました
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幸いなことに外は雨が激しくなり 行き交う人がゆっくりとコーヒーショップのガラス張りのシートを眺めやる余裕がなくなってはおりました
ただわずかに数人の男性が ふと眼に入ったわたくしの姿に気づき「本当か?」という顔をしてこちらをみつめるのです
最初の通行人と眼があってしまってからわたくしは顔を上げてはいられなくなりました
とはいえ 眼を伏せればそこには露になった白い太ももの合わせ目が見えるのです
ほんの数分のことなのに男性はなかなか戻ってこないように思えました
どうしているのか気にはなるのですが・・・この姿のまま人が溢れる店内を振り返る勇気はありませんでした
きっちりと上半身をおおうトレンチコート 晒されているのは太ももの半ばから下だけ
少し丈の短いスカートならパンティストッキングに覆われた脚を当たり前のように見せているそんな場所なのに・・・なんてはしたない

 
「お待たせ」 戻ってらした男性の声がいたしました 太く落ち着いた甘い声にわたくしはほっとした安心感さえ覚えてしまったのです
「いいつけを守っていたみたいですね 祥子さん」 テーブルの上のわたくしのバッグとわきに掛けておいた傘を手にしながら小声で付け足すのです
「さぁ いきましょう」 くちゅ・・・男性に手を取られて椅子から降りたわたくしのランジェリーの下からはしたない音が漏れてしまいました

 
大きめな男性の傘だけをさして少し激しくなった雨のなか男性の部屋へ向かいました
男性が<私の部屋>と言ってらしたのはレジデント棟16階にある一室でした
エントランスを入り2人きりでエレベーターにいる時も男性は紳士的でした わたくしによりそい わたくしの荷物を持ち黙ってエスコートしてくださったのです
ブランドショップが切れるあたりでファサードもなくなります
傘をさそうとするわたくしを制して男性は大きな傘をさしかけ、さきほどよりも強くわたくしを引き寄せたのです
「部屋に帰る前にコーヒーでも買っていきましょう」 すぐ先にはガラス張りのコーヒーショップがありました
ドアを引き開けるとわたくしを先に入れ、傘を閉じて男性も入ってまいりました
「僕はエスプレッソ・ダブルですが、祥子さんは?」 彼の右肩は雨で濡れていました
「わたくしも同じものを ごめんなさい 濡れているわ」 コートのポケットから出したハンカチで肩の雨を払おうといたしました
「ははは 大丈夫です ゴアテックスですから 濡れないんですよ」 それでもおとなしく肩を下げてわたくしのするがままに任せていました
「ここで掛けて待っていてください すぐですから」 通りに面したハイチェアのカウンターを指差します
「コートの前を抑えたりしないで わかっていますね 言うことを聞かなければ次の罰がまっていますよ」 わたくしのバッグを置くふりをしながら小声でそう付け加えるのです
「すぐに戻りますから」 あの声で明るくそう言うと男性は椅子を引きわたくしを促すのです
「・・・はい」 わたくしはステップにハイヒールの右足を掛けると身体を引き上げその椅子に腰掛けました
「ぁっ・・・」 高さのある椅子はコートの重みを自然と左右に振り分けるのです
ロングトレンチコートの裾はわたくしの両膝から滑り落ちストッキングに包まれた脚を露にしました
それでも5つ目の釦が止められていたらまだそれほどはしたない姿にはならなかったでしょう
4つしか止まっていなかったためにストッキングの上の白い太ももとストッキングを止める留め具までがぎりぎりですがコートから晒されていました
その下に着ているとすればマイクロミニのスカートしかないにちがいない・・・あと少し・・・そう、想像させてしまうほどの淫らさが漂っていました
「私は高梨といいます なんとお呼びすればいいですか?」 フィルメールの写真の前で声を書けられた時と同じように男性は前を見たままでした
「祥子です」 そう・・・名前さえまだ存じ上げていなかったのです
「しょうこさん ですね 似合っていますよ」 ふふ・・含み笑いをもらします
「私のことはそうですね ネットで検索していただければわかると思いますよ いずれ興味がおありになれば ね」 高梨さんというカメラマンはそう言うのです 
「祥子さんもそうでしょうけれど私も社会的な立場もあります 安心してください」わたくしはこの世界には疎いのですが・・・それだけ有名な方なのでしょう
「はい」 嘘をついているとも思えないわたくしがあらがえないあの声と なによりも彼の存在感にこのひと時我が身を預けることを決めたのです

  
男性は美術館から有名ブランドが並ぶ通りに向かっていました
「ブランドにはあまり興味はないのですが ショーケースのディスプレイは見ていてたのしめます ほらここも」 そう言ってイタリアのメンズブランドのディスプレイの前に立ち止まるのです
センスの良い上質なスーツをまるで書斎で寛いでいるかの様にディスプレイしたウインドウは さすがに見事でした
「そうですね ここまでいけばディスプレイも作品ですわね」 わたくしは答えましたがそれよりも時折強く吹くビル風に気が気ではありませんでした
「さきほどのジオラマの写真のように撮ってみたらおもしろいかもしれません」 真面目な顔でそういうのです
その時強い風が吹き過ぎました
「あっ・・・だめ」 傘を持つわたくしの手は翻るコートの裾を抑え切れなかったのです
ストッキングの上の白いふとももの肌まで・・・露になってしまいました
「いいですね ガラスに映ったあなたのはしたない姿ごとフィルムに残したいものです」 夜景の中ショーケースのガラスはわたくしの淫らなコート姿をありありと映していたのです
「やぁぁ・・・・」 翻る裾を抑え男性の腕に縋る様にわたくしは顔を伏せてしまいました
23 2005 / 10
フロントフロアには警備スタッフと数人のお客様だけがおりました
美術館内には持ち込めなかった傘を取りにロッカールームに向かいます
入館口・退館口と2つの出入り口があるうす暗いスペースでした
男性は自らの傘をまずすっと取りにゆきました
「あなたの傘はどちらに?」 そしてわたくしの傘の場所まで3つのブロックを移動したのです
コートのポケットから鍵を取り出します 身体を傾け奥にある傘を取ろうとしたときです
「やめて・・だめ」 男性の傘の柄がわたくしのコートの前裾を引き上げるのです
「待っているのですから早く傘をとってください」 わたくしの右の・・・ガーターベルトに吊られストッキングが横切る・・・太ももがパンティの下部まであらわに晒されてしまいます
「・・ゃぁ・・」 簡単な鍵なのに恥ずかしさになかなか開けることができないのです
男性の傘の柄は5つ目の釦の所から裾に向けてゆっくりと滑ってゆくのです 裾はしだいに大きく開いてゆきます
「早くしてください それともその魅力的な脚をもっと見せつけたいのですか?」 かちゃっ・・・男性の声に煽られてようやくわたくしは自らの傘を手に出来ました
「ぁん・・お待たせしました」 傘の柄は止まり・・裾は元に戻されたのです
もう美術館の中ではないのにわたくしの声は密やかに・・・欲情にかすれてしまっておりました
「さぁ行きましょう」 男性はわたくしの手を取ると美術館のドアを外へと向かいました


ビルとビルの間はとびとびではありますが雨よけのファサードが設けられているのです
男性は傘をさすこともなくわたくしと手を組んだままで歩き出します
右手は男性にとられ・・・左手には傘を持ったままビル風が時折吹く中を歩くことになったのです
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