祥子の少しはしたなくていけない妄想を綴りました 大人の方だけご覧になってください
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プロフィール
HN:
祥子
年齢:
61
性別:
女性
誕生日:
1962/12/28
職業:
フリーデザイナー
趣味:
美味しい珈琲 クラシックの流れるお気に入りの喫茶店 読書 ジャズ ミュージカル お酒 声が魅力的で背の高い男性♪
自己紹介:
寂しがりやの甘えたです。
ぽちゃ、色白、黒髪のストレートロングヘア、お胸はGカップ、眼鏡をしています。真面目そうな感じだって良く言われます。
声は美人かも♪
ぽちゃ、色白、黒髪のストレートロングヘア、お胸はGカップ、眼鏡をしています。真面目そうな感じだって良く言われます。
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06 2007 / 04
「おねがい・・で・す どちらも・・かんにん・して・・ください」
「どちらも、だと」
「は・い・・・どうか・・・」
はぁっ・・・ 大きく高梨さんが息を一つ吐く音が聞こえました。
ため息とも、乾いた笑いともとれないその音を、わたくしは酷く不安な想いで聞いていたのです。
「祥子、わがままが過ぎるようだな。」
「ぁぁ・・・」
冷静に落ち着き払って口にされた声に、わたくしは高梨さんの落胆を聞いたような気がしたのです。
今日の昼間、まるで新婚夫婦のように二人で過ごしたあの時間が・・・たった一つのことを拒否したばかりに全て台無しになってしまったような・・・ふたりの関係に二度と消えない疵がついてしまったかの様な・・・後悔が押し寄せたのです。
「もうしわけありません・・・おまかせ・・いたします。ご主人様のお好きな様に・・なさってください。」
明日、車のシートに座る事すら苦痛になるかもしれません。凍えた夜気の中に、淫らな姿を晒してしまうことになるかもしれません。
それでも、わたくしは高梨さんとのいまの関係に疵を付けることがこわかったのです。
とっさにわたくしの中から溢れた言葉は、ベッドに押し付けられ、左に背けた唇から思わず・・・出て来たものでした。
「今夜は全部俺に任せるというんだな。」
「・・・はい。」
「どんなことでもか。」
「・・・はい。」
「いいんだな。今夜は祥子の口から、拒否の言葉が出ても聞かないぞ。俺の思う通りにさせてもらう。」
「・・・はい おねがい・・・」
「なんだ?」
「きらいに・・ならないで・・・・ゆずるさん」
後手に手錠を掛けられ、首を僅かしか持ち上げる事ができないようにリードを留め付けられ、ベッドに上体を倒した姿で・・・わたくしは小さな声で最後の言葉を口にしました。
今夜、このまま全てを解かれて客間に追いやられるよりも、せっかく深まった二人の間の時間をもう一度どうしても取り戻したかったのです。
ぎしっ・・
高梨さんの左膝がベッドに乗ってすぐ、彼の手がわたくしの髪を撫でているのに気づいたのです。
「祥子のことを嫌いになったりはしない。わかったね。」
「はい・・・」
小さく頷いたわたくしを確認したからでしょう。ベッドの上から、高梨さんの気配は消えてゆきました。
次に聞こえた高梨さんの声は、わたくしの真後ろからでした。
「それじゃ、優しく拡張をしてあげよう。」
「ぁっ・・・」
彼の腕に少しだけ持ち上げられた腰を覆っていた長襦袢が一気に背中へと捲り上げられたのです。
ベッドの端に俯せのまま脚だけを下ろす姿になっていたわたくしは、今夜湯文字も付けずにいた下半身を、高梨さんの目の前に露にされてしまったのです。
「どちらも、だと」
「は・い・・・どうか・・・」
はぁっ・・・ 大きく高梨さんが息を一つ吐く音が聞こえました。
ため息とも、乾いた笑いともとれないその音を、わたくしは酷く不安な想いで聞いていたのです。
「祥子、わがままが過ぎるようだな。」
「ぁぁ・・・」
冷静に落ち着き払って口にされた声に、わたくしは高梨さんの落胆を聞いたような気がしたのです。
今日の昼間、まるで新婚夫婦のように二人で過ごしたあの時間が・・・たった一つのことを拒否したばかりに全て台無しになってしまったような・・・ふたりの関係に二度と消えない疵がついてしまったかの様な・・・後悔が押し寄せたのです。
「もうしわけありません・・・おまかせ・・いたします。ご主人様のお好きな様に・・なさってください。」
明日、車のシートに座る事すら苦痛になるかもしれません。凍えた夜気の中に、淫らな姿を晒してしまうことになるかもしれません。
それでも、わたくしは高梨さんとのいまの関係に疵を付けることがこわかったのです。
とっさにわたくしの中から溢れた言葉は、ベッドに押し付けられ、左に背けた唇から思わず・・・出て来たものでした。
「今夜は全部俺に任せるというんだな。」
「・・・はい。」
「どんなことでもか。」
「・・・はい。」
「いいんだな。今夜は祥子の口から、拒否の言葉が出ても聞かないぞ。俺の思う通りにさせてもらう。」
「・・・はい おねがい・・・」
「なんだ?」
「きらいに・・ならないで・・・・ゆずるさん」
後手に手錠を掛けられ、首を僅かしか持ち上げる事ができないようにリードを留め付けられ、ベッドに上体を倒した姿で・・・わたくしは小さな声で最後の言葉を口にしました。
今夜、このまま全てを解かれて客間に追いやられるよりも、せっかく深まった二人の間の時間をもう一度どうしても取り戻したかったのです。
ぎしっ・・
高梨さんの左膝がベッドに乗ってすぐ、彼の手がわたくしの髪を撫でているのに気づいたのです。
「祥子のことを嫌いになったりはしない。わかったね。」
「はい・・・」
小さく頷いたわたくしを確認したからでしょう。ベッドの上から、高梨さんの気配は消えてゆきました。
次に聞こえた高梨さんの声は、わたくしの真後ろからでした。
「それじゃ、優しく拡張をしてあげよう。」
「ぁっ・・・」
彼の腕に少しだけ持ち上げられた腰を覆っていた長襦袢が一気に背中へと捲り上げられたのです。
ベッドの端に俯せのまま脚だけを下ろす姿になっていたわたくしは、今夜湯文字も付けずにいた下半身を、高梨さんの目の前に露にされてしまったのです。
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