祥子の少しはしたなくていけない妄想を綴りました 大人の方だけご覧になってください
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プロフィール
HN:
祥子
年齢:
61
性別:
女性
誕生日:
1962/12/28
職業:
フリーデザイナー
趣味:
美味しい珈琲 クラシックの流れるお気に入りの喫茶店 読書 ジャズ ミュージカル お酒 声が魅力的で背の高い男性♪
自己紹介:
寂しがりやの甘えたです。
ぽちゃ、色白、黒髪のストレートロングヘア、お胸はGカップ、眼鏡をしています。真面目そうな感じだって良く言われます。
声は美人かも♪
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01 2006 / 09
ギシ・・・
「君は本当に従順な極上のMだよ。私のS性をこれでもかと刺激してくる。何も言わなくても白いヒップを高く突き出したこの姿が、その証拠だよ。」
「ああぁぅっ・・・」 男性は指を引き抜くと、一気に昂りを押し入れたのです。
ねじれた・・ごつごつとした形と大きく張り出した先端が・・・幾度もの快楽に晒されて絶頂を味わった胎内を遠慮なく押し広げてゆくのです。
「くっ・・・締まる。こんなに濡れているのに。」 視界を奪われるのは、これほどまでに他の感覚を研ぎすますものなのでしょうか。わたくしの身体は、男性の塊の感触を胎内で掴もうとでもするかのように・・・いつもよりも強く求めているようでした。
「ぃぃいい・・ぁはぁぁん・・・」 わたくしの中を、ごつごつした塊が不規則に抉り嬲ってゆくのです。その感覚はまるで幾人もの方に同時に犯されている時のようでした。
「祥子、いいよ。ああ、いい。」 男性の腰の動きは、お見かけした年齢とは思えないほどに激しく躍動的でした。突き上げる度に違うポイントを刺激し・・・掠れているわたくしの声を・・なお・・淫らに引き出すのです。
「逝きそうだ・・・あぁ。」 突然に奥まで入っていた塊を引き抜き、男性はわたくしを仰向けにしたのです。
「祥子の顔を見て逝きたい。」 目隠しのスカーフをむしり取ると、男性はわたくしの瞳を見つめながら一気に奥まで突かれたのです。
「あぁぁぁ・・・やぁぁぁ・・・」 突然に与えられた視界は、わたくしの想像よりもずっと明るかったのです。男性の塊はわたくしの中に納められ・・・より奥へと・・抽送を繰り返しているのです。
「ふふ こんなに揺らして私を誘惑するね。」
「ああぁぁん・・・」 男性の腰の動きにあわせて揺れる左の乳房を掴むと、堅く立ち上がった乳首をねぶり甘噛みするのです。
「ほんとうに敏感な身体だ。こうするたびに・・」 舌が乳首の先端をねぶってゆきます。「私のものをくいくい締め付ける。たまらないよ。」
「ぁぁぁああ・・・はぁう・・」 もう一方の乳首を甘噛みされて・・・わたくしはもうゆとりを無くしていたのです。真っ白く蕩ける絶頂はもうそこまで来ていました。
「あぁぁ・・・いきますぅ・・・」
「わかった。一緒に逝こう、祥子」 男性は上体を起こすと、わたくしの両脚を肩に担ぎ上げ、腰の動きを凶暴なまでに早めたのです。
奥までを・・・全ての淫楽のポイントを刺激する塊に・・・わたくしは追い上げられてしまったのです。
「祥子いいよ ああいきそうだ」
「ああ・・いくぅぅ・・・いっちゃうぅぅ」
「逝くよ、祥子!!祥子!いくっ・・」 うっ・・ 男性は激しく突くと、最奥で腰の動きを止めて・・・熱い精を放ってくださったのです。
ひく・・ひくん・・脈打つ動きは・・・わたくしの身体なのか、男性の塊なのかすら・・・わからなくなるほどの快感が四肢の先まで駆け上っていったのです。
「君は本当に従順な極上のMだよ。私のS性をこれでもかと刺激してくる。何も言わなくても白いヒップを高く突き出したこの姿が、その証拠だよ。」
「ああぁぅっ・・・」 男性は指を引き抜くと、一気に昂りを押し入れたのです。
ねじれた・・ごつごつとした形と大きく張り出した先端が・・・幾度もの快楽に晒されて絶頂を味わった胎内を遠慮なく押し広げてゆくのです。
「くっ・・・締まる。こんなに濡れているのに。」 視界を奪われるのは、これほどまでに他の感覚を研ぎすますものなのでしょうか。わたくしの身体は、男性の塊の感触を胎内で掴もうとでもするかのように・・・いつもよりも強く求めているようでした。
「ぃぃいい・・ぁはぁぁん・・・」 わたくしの中を、ごつごつした塊が不規則に抉り嬲ってゆくのです。その感覚はまるで幾人もの方に同時に犯されている時のようでした。
「祥子、いいよ。ああ、いい。」 男性の腰の動きは、お見かけした年齢とは思えないほどに激しく躍動的でした。突き上げる度に違うポイントを刺激し・・・掠れているわたくしの声を・・なお・・淫らに引き出すのです。
「逝きそうだ・・・あぁ。」 突然に奥まで入っていた塊を引き抜き、男性はわたくしを仰向けにしたのです。
「祥子の顔を見て逝きたい。」 目隠しのスカーフをむしり取ると、男性はわたくしの瞳を見つめながら一気に奥まで突かれたのです。
「あぁぁぁ・・・やぁぁぁ・・・」 突然に与えられた視界は、わたくしの想像よりもずっと明るかったのです。男性の塊はわたくしの中に納められ・・・より奥へと・・抽送を繰り返しているのです。
「ふふ こんなに揺らして私を誘惑するね。」
「ああぁぁん・・・」 男性の腰の動きにあわせて揺れる左の乳房を掴むと、堅く立ち上がった乳首をねぶり甘噛みするのです。
「ほんとうに敏感な身体だ。こうするたびに・・」 舌が乳首の先端をねぶってゆきます。「私のものをくいくい締め付ける。たまらないよ。」
「ぁぁぁああ・・・はぁう・・」 もう一方の乳首を甘噛みされて・・・わたくしはもうゆとりを無くしていたのです。真っ白く蕩ける絶頂はもうそこまで来ていました。
「あぁぁ・・・いきますぅ・・・」
「わかった。一緒に逝こう、祥子」 男性は上体を起こすと、わたくしの両脚を肩に担ぎ上げ、腰の動きを凶暴なまでに早めたのです。
奥までを・・・全ての淫楽のポイントを刺激する塊に・・・わたくしは追い上げられてしまったのです。
「祥子いいよ ああいきそうだ」
「ああ・・いくぅぅ・・・いっちゃうぅぅ」
「逝くよ、祥子!!祥子!いくっ・・」 うっ・・ 男性は激しく突くと、最奥で腰の動きを止めて・・・熱い精を放ってくださったのです。
ひく・・ひくん・・脈打つ動きは・・・わたくしの身体なのか、男性の塊なのかすら・・・わからなくなるほどの快感が四肢の先まで駆け上っていったのです。
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31 2006 / 08
「君はなんて女なんだ。あんなに綺麗に泣くのに、途轍もなく感じやすくて・・・こんなに性戯にも長けている。昼は淑女で、夜は娼婦・・・か。」
「いや・・・そんな風におっしゃらないで。」 ギシ・ギ・シ・・・ 男性がベッドを降り・・わたくしを覆っていた羽布団を剥いだのです。
「避妊具がないな。君を抱きたいが・・・」 男性の手がバスローブの紐にかかったのです。
「あの・・」
「なんだい。」
「ピルを飲んでいます。妊娠の可能性はありません。抱いて・・・ください。」 改めてこんなことを問われたことも、口にしたこともありませんでした。暗黙の了解のように・・・わたくしを抱かれた方達とはこの方は何かが違いました。
「わかった。嬉しいよ。」 はら・・・重みのあるローブの前が開かれます。温もっていた乳房の熱がふっと甘い香りを伴って室内に広がってゆきました。
「君の好きなふうに抱いてあげるよ。どうされたい、言ってごらん。」
男性はまだわたくしに触れてはいらっしゃいません。ただ、その視線がわたくしの身体の上を這っていることは・・・わかりました。
「おねがいです。逝く時にわたくしの名前を呼んでください。」
「わかった。なんて呼べばいい?」
「祥子です。」
「しょうこ・・・君にぴったりの名前だね。」
「ありがとうございます。」
「祥子、綺麗だよ。」
わたくしの肩を前に倒すと、両腕から一気にバスローブを抜いたのです。そして力任せに男性の方へと引かれました。
「あっ・・・」 腰を曲げ・・・横様にベッドへと転がされたわたくしの背中の窪みに男性の舌が這ったのです。
「ぁあぁぁ・・・っ・・・」 舌はわたくしの背中をゆっくりと・・・背骨を確かめるかのように這い上がってくるのです。肩甲骨の端を右・左とまぁるくたどって・・・今度は首筋へ・・・。
くちゅぷ・・・
「はぁぁっ・・・」
「さっき綺麗にしてあげたのに、もうこんなに濡れているね。」 男性の声が耳元でします。
「やぁぁ・・」
「祥子はフェラチオをするだけで、こんなに濡れるのかい?」
「ちがぁい・・ま・ぁ・・すぅぅぅ・・」 否定の言葉がなんの説得力も持たないことは、わたくしが一番解っていました。いまの男性の舌戯だけで・・・こんなに溢れさせたわけではなかったからです。
「ああ、もうこんなだよ。」
「ああぁぁ・・・だめぇぇ・・」 男性の左手の指は小指と薬指が真珠を・・・中指と人差し指が花びらと蜜壷を・・・親指が・・・姫菊を・・・その全てが蜜に塗れていることを思い知らせるのです。
「また、溢れてくる。祥子は欲しくて我慢ができないのかな。こんなに、よだれをたらして、だらしないね。」
「ごめんな・・さぁぃぃぃ・・」 男性の言葉は先ほどまで口にふくませられていたあの塊の感覚を思い出させたのです。はしたなく・・・また・・・新たな蜜が湧き出してしまうのを、止めることはできませんでした。
「仕方ないね。四つん這いになりなさい。」 男性は指を秘所から抜くことなく・・そう命じるのです。
「・・はぁぁ・・ぃ」 わたくしは、上体を俯せ・・・腰を・・・男性の手に繋がれたまま後に高く掲げたのです。
「いや・・・そんな風におっしゃらないで。」 ギシ・ギ・シ・・・ 男性がベッドを降り・・わたくしを覆っていた羽布団を剥いだのです。
「避妊具がないな。君を抱きたいが・・・」 男性の手がバスローブの紐にかかったのです。
「あの・・」
「なんだい。」
「ピルを飲んでいます。妊娠の可能性はありません。抱いて・・・ください。」 改めてこんなことを問われたことも、口にしたこともありませんでした。暗黙の了解のように・・・わたくしを抱かれた方達とはこの方は何かが違いました。
「わかった。嬉しいよ。」 はら・・・重みのあるローブの前が開かれます。温もっていた乳房の熱がふっと甘い香りを伴って室内に広がってゆきました。
「君の好きなふうに抱いてあげるよ。どうされたい、言ってごらん。」
男性はまだわたくしに触れてはいらっしゃいません。ただ、その視線がわたくしの身体の上を這っていることは・・・わかりました。
「おねがいです。逝く時にわたくしの名前を呼んでください。」
「わかった。なんて呼べばいい?」
「祥子です。」
「しょうこ・・・君にぴったりの名前だね。」
「ありがとうございます。」
「祥子、綺麗だよ。」
わたくしの肩を前に倒すと、両腕から一気にバスローブを抜いたのです。そして力任せに男性の方へと引かれました。
「あっ・・・」 腰を曲げ・・・横様にベッドへと転がされたわたくしの背中の窪みに男性の舌が這ったのです。
「ぁあぁぁ・・・っ・・・」 舌はわたくしの背中をゆっくりと・・・背骨を確かめるかのように這い上がってくるのです。肩甲骨の端を右・左とまぁるくたどって・・・今度は首筋へ・・・。
くちゅぷ・・・
「はぁぁっ・・・」
「さっき綺麗にしてあげたのに、もうこんなに濡れているね。」 男性の声が耳元でします。
「やぁぁ・・」
「祥子はフェラチオをするだけで、こんなに濡れるのかい?」
「ちがぁい・・ま・ぁ・・すぅぅぅ・・」 否定の言葉がなんの説得力も持たないことは、わたくしが一番解っていました。いまの男性の舌戯だけで・・・こんなに溢れさせたわけではなかったからです。
「ああ、もうこんなだよ。」
「ああぁぁ・・・だめぇぇ・・」 男性の左手の指は小指と薬指が真珠を・・・中指と人差し指が花びらと蜜壷を・・・親指が・・・姫菊を・・・その全てが蜜に塗れていることを思い知らせるのです。
「また、溢れてくる。祥子は欲しくて我慢ができないのかな。こんなに、よだれをたらして、だらしないね。」
「ごめんな・・さぁぃぃぃ・・」 男性の言葉は先ほどまで口にふくませられていたあの塊の感覚を思い出させたのです。はしたなく・・・また・・・新たな蜜が湧き出してしまうのを、止めることはできませんでした。
「仕方ないね。四つん這いになりなさい。」 男性は指を秘所から抜くことなく・・そう命じるのです。
「・・はぁぁ・・ぃ」 わたくしは、上体を俯せ・・・腰を・・・男性の手に繋がれたまま後に高く掲げたのです。
30 2006 / 08
シャァァァ・・・ 浴室で水音がします。きっと、男性がシャワーブースでシャワーを浴びてらっしゃるのでしょう。
室内には、まだシャンソンが低く流れています。
どれほどの時間が経っているのか・・・目隠しをされたままのわたくしには、見当もつきませんでした。でもこの長い・・いえ、短い時間の内に、今夜はじめてお逢いして、わたくしの哀しい恋心を慰めてくださった紳士を信頼しはじめていたのです。
水音が止まりました。
パタ・・ン・・・ 浴室の扉が空いて。
「待たせたね。」 男性の声と体重が同時にわたくしの左側にやってきました。
「いいえ、そんなこと。」
ん・・・ 男性の唇が重ねられたのです。それは・・淫らなほどのディープキスでした。視界を奪われた上に、男性の両手で耳を塞がれたわたくしには、甘噛みされすすり上げられる唇の音も、絡め合わせれる舌の音も、注ぎ込まれ吸い上げられる唾液の音も・・・エコーを掛けた様に・・・脳内に響いたのです。
「はぁぁ・・ん・・」
「本当に、君は従順だね。私がいない間いくらでもその目隠しを外すことができたはずなのに、そんなことを考えもしなかったようだ。命じたらそのままで待っている。きっと私が1時間戻らなければ、1時間そのままで待っているんだろう。」 わたくしに被いかぶさっている男性の身体には・・・いまは何も身につけられていないようでした。
「こんな愛奴を持ってみたいものだ。」 ぎしっ・・・男性が立ち上がり、次にベッドの上に乗られたのが・・・マットレスの軋みでわかりました。そして、わたくしの口元に男性の昂った塊が触れたのです。
ぺちゅ・・・ 男性の言葉を待たずに、わたくしはその先端に舌を這わせました。
男性の求めている行為はこれしか考えられなかったからです。
ぺろぉ・・ぺちょ・・・ 舌先にたっぷりと唾液を乗せて、先端からくびれの裏側へ・・・そして脈打つ胴を順に茂みに向かって舐めてゆきます。
ぺちゃ・・・ 顔をあおのけて・・・塊を頬に乗せるようにして男性の皺袋にも・・舌を這わせます。
ちゅぅく・・・ やさしく中のまぁるい珠ごと吸い上げて・・・右・左と・・舌でころがします。
ぺろぉん・・・ もう一度・・今度は皺袋の付け根から先端に向けて・・・昂りの裏側を舌を左右にそよがせながら戻ってゆきます。
くちゅ・・・ そうしてからはじめて先端を含んだのです。くびれのすぐ下を唇の内側で締め付けて刺激してから・・・ずぅっと喉奥まで一気に含んだのです。
くぽぉ・・くちょ・・・ 男性の塊は、その細身の身体に似つかわしくないほどに猛々しいものでした。長さがあるというよりも・・・ごつごつと血管が浮き出しねじくれた・・・イメージだったのです。
「上手いね。いいよ。気持ちいい。」 それまで、黙ってわたくしになすがままにさせていた男性がはじめて言葉を発しました。と、同時にわたくしの頭を掴んで、今度は男性が腰を動かしはじめたのです。
「男の身体を良く理解しているね。フェラチオが一般的になって、舐めたり・口に含めばそれでいいと思っているだけの女も少なくないが、君は違う。こんなフェラチオは久しぶりだよ。」 わたくしの頭をベッドヘッドに押しつけ、上顎を喉奥を遠慮なく突く男性の塊は・・・男の快感の証を滲ませはじめていたのです。
わたくしは、口内では舌を塊に絡め続け・・・そしてはじめて左右の手を・・・男性の柔らかな袋とその奥のすぼまりへと這わせたのです。
「ああ いいよ。その指も いい。このまま、君の口に逝きたくなってしまう。」 左の中指をすぼまりと皺袋の間を優しく押しつつ往復させてゆきます。右の手のひらは片方の袋を指先はもう一方の袋を同時にやさしく包んでおりました。
唇も舌も左右の手も、まったく別の意志を持っている様に・・・動いておりました。
「ここまでだ。」 塊が口内でひくひくと脈打ったと思った途端・・・わたくしの頭は引きはがされました。
室内には、まだシャンソンが低く流れています。
どれほどの時間が経っているのか・・・目隠しをされたままのわたくしには、見当もつきませんでした。でもこの長い・・いえ、短い時間の内に、今夜はじめてお逢いして、わたくしの哀しい恋心を慰めてくださった紳士を信頼しはじめていたのです。
水音が止まりました。
パタ・・ン・・・ 浴室の扉が空いて。
「待たせたね。」 男性の声と体重が同時にわたくしの左側にやってきました。
「いいえ、そんなこと。」
ん・・・ 男性の唇が重ねられたのです。それは・・淫らなほどのディープキスでした。視界を奪われた上に、男性の両手で耳を塞がれたわたくしには、甘噛みされすすり上げられる唇の音も、絡め合わせれる舌の音も、注ぎ込まれ吸い上げられる唾液の音も・・・エコーを掛けた様に・・・脳内に響いたのです。
「はぁぁ・・ん・・」
「本当に、君は従順だね。私がいない間いくらでもその目隠しを外すことができたはずなのに、そんなことを考えもしなかったようだ。命じたらそのままで待っている。きっと私が1時間戻らなければ、1時間そのままで待っているんだろう。」 わたくしに被いかぶさっている男性の身体には・・・いまは何も身につけられていないようでした。
「こんな愛奴を持ってみたいものだ。」 ぎしっ・・・男性が立ち上がり、次にベッドの上に乗られたのが・・・マットレスの軋みでわかりました。そして、わたくしの口元に男性の昂った塊が触れたのです。
ぺちゅ・・・ 男性の言葉を待たずに、わたくしはその先端に舌を這わせました。
男性の求めている行為はこれしか考えられなかったからです。
ぺろぉ・・ぺちょ・・・ 舌先にたっぷりと唾液を乗せて、先端からくびれの裏側へ・・・そして脈打つ胴を順に茂みに向かって舐めてゆきます。
ぺちゃ・・・ 顔をあおのけて・・・塊を頬に乗せるようにして男性の皺袋にも・・舌を這わせます。
ちゅぅく・・・ やさしく中のまぁるい珠ごと吸い上げて・・・右・左と・・舌でころがします。
ぺろぉん・・・ もう一度・・今度は皺袋の付け根から先端に向けて・・・昂りの裏側を舌を左右にそよがせながら戻ってゆきます。
くちゅ・・・ そうしてからはじめて先端を含んだのです。くびれのすぐ下を唇の内側で締め付けて刺激してから・・・ずぅっと喉奥まで一気に含んだのです。
くぽぉ・・くちょ・・・ 男性の塊は、その細身の身体に似つかわしくないほどに猛々しいものでした。長さがあるというよりも・・・ごつごつと血管が浮き出しねじくれた・・・イメージだったのです。
「上手いね。いいよ。気持ちいい。」 それまで、黙ってわたくしになすがままにさせていた男性がはじめて言葉を発しました。と、同時にわたくしの頭を掴んで、今度は男性が腰を動かしはじめたのです。
「男の身体を良く理解しているね。フェラチオが一般的になって、舐めたり・口に含めばそれでいいと思っているだけの女も少なくないが、君は違う。こんなフェラチオは久しぶりだよ。」 わたくしの頭をベッドヘッドに押しつけ、上顎を喉奥を遠慮なく突く男性の塊は・・・男の快感の証を滲ませはじめていたのです。
わたくしは、口内では舌を塊に絡め続け・・・そしてはじめて左右の手を・・・男性の柔らかな袋とその奥のすぼまりへと這わせたのです。
「ああ いいよ。その指も いい。このまま、君の口に逝きたくなってしまう。」 左の中指をすぼまりと皺袋の間を優しく押しつつ往復させてゆきます。右の手のひらは片方の袋を指先はもう一方の袋を同時にやさしく包んでおりました。
唇も舌も左右の手も、まったく別の意志を持っている様に・・・動いておりました。
「ここまでだ。」 塊が口内でひくひくと脈打ったと思った途端・・・わたくしの頭は引きはがされました。
29 2006 / 08
「ちょっと待ちなさい。」 バスタブの中に膝下までの湯につかって立っているわたくしに、男性が声を掛けたのです。
少し離れる足音がして、次に戻ってらしたときに男性の腕にはタオルがありました。
「ここに腰掛けるんだ。」 わたくしを後ろ向きにバスタブの縁に腰掛けさせると、長い髪をタオルで器用に包んでくださるのです。
「ありがとうございます。」 失念しておりました。背中の中程まである長い髪がこのままでは酷く濡れてしまいかねなかったのです。
「これでいい。ゆっくり、腰を下ろしなさい。」 男性の手に縋って、わたくしはバスタブにゆったりと身を長らえたのです。
「なにかあれば呼びなさい。」
「はい。」 もう30分以上も縛られていた両手首を、わたくしは湯の中で揉みほぐしておりました。程よい温度の湯は、幾度もの羞恥と淫楽に疲れた身体を優しく癒してくれました。
男性は、バスルームの戸を開けたままで無言で幾度も出入りをされていたようです。
ホテルの部屋に入ってすぐのカーペットは・・・わたくしのはしたない体液で濡れそぼっている筈です。それをきっと綺麗にしてくださっているのでしょう。
じゃぁぁ・・・ しばらくしてから今度は洗面台に水音がいたします。ぱちゃぱちゃと・・タオルを洗われているのでしょうか?
そんな音が止まって数分。
「待たせたね。」 男性の声がいたしました。
「申し訳ありません。全部していただいてしまって・・・。」 わたくしは、湯に浸かり忘れかけていた羞恥が蘇ってきたのです。
「いいんだよ。私が命じてさせたことだからね。さ、湯が冷めてしまう前にでよう。」 男性が浴槽に入ってこられたのです。わたくしの揃えて伸ばした脚の両脇に足を置いて・・・わたくしの手を掴まれたのです。
「ゆっくり立ってごらん。」 男性の腕に引き上げられる様に、ゆっくりと浴槽の中でわたくしは立ち上がりました。
男性が何を身に着けてらっしゃるのか、何も身に付けてらっしゃらないのか・・・わたくしにはわかりません。濡れたからだを、彼に触れさせない様に、細心の注意を払うことしかわたくしにはできませんでした。
「こっちだよ。」 男性に導かれて足を下ろしたバスタブの外には、バスマットが敷かれていました。
「そのまま。」 ふぁさ・・・。大判のバスタオルがわたくしの肩に掛けられ・・男性の手で全ての水滴が拭われてゆきます。
「わたくしが、自分で・・・」
「いいんだ。」 両手から背中・・・腰へ。前にまわって二つの乳房を持ち上げる様にしてたゆんとした下辺まで。そして太ももの狭間の茂みへ。
「おねがい・・・」
「これも、お仕置きだよ。勝手に潮を吹いて私に始末をさせたんだからね。もっと脚を開きなさい。」
「あぁ・・・」 男性の手がタオルを繰って、太ももの内外からふくらはぎへ・・・。足首を掴まれて足裏まで・・。見えていても男性の手で拭われる恥ずかしさが消えることはないでしょう。それ以上に見えないことは、男性の視線がどこを彷徨っているかがわからない・・・不安と羞恥を煽り立てるのです。
それでも、男性の手は極めて事務的にわたくしの身体を拭って行ったのです。
髪を覆ったタオルを外し、わたくしの肩に備え付けのバスローブを掛けると、両手を通して前を重ねウエストで紐を縛ってくれたのです。
「さぁ、部屋で待っていてくれないか。」 わたくしの手を取って、部屋へと戻るのです。5歩・6歩・・・。
「ここだよ。」 腰を下ろす様に言われたのは、ベッドカバーを外したベッドの上でした。
「寒くはないかい。」
「はい。」 わたくしの上体をベッドヘッドに持たせかけて、足元には羽布団を掛けてくださいます。
「すぐに戻ってくるからね。」
「はい。」 男性の手がわたくしの肩を叩くと、すっと気配が離れていったのです。
少し離れる足音がして、次に戻ってらしたときに男性の腕にはタオルがありました。
「ここに腰掛けるんだ。」 わたくしを後ろ向きにバスタブの縁に腰掛けさせると、長い髪をタオルで器用に包んでくださるのです。
「ありがとうございます。」 失念しておりました。背中の中程まである長い髪がこのままでは酷く濡れてしまいかねなかったのです。
「これでいい。ゆっくり、腰を下ろしなさい。」 男性の手に縋って、わたくしはバスタブにゆったりと身を長らえたのです。
「なにかあれば呼びなさい。」
「はい。」 もう30分以上も縛られていた両手首を、わたくしは湯の中で揉みほぐしておりました。程よい温度の湯は、幾度もの羞恥と淫楽に疲れた身体を優しく癒してくれました。
男性は、バスルームの戸を開けたままで無言で幾度も出入りをされていたようです。
ホテルの部屋に入ってすぐのカーペットは・・・わたくしのはしたない体液で濡れそぼっている筈です。それをきっと綺麗にしてくださっているのでしょう。
じゃぁぁ・・・ しばらくしてから今度は洗面台に水音がいたします。ぱちゃぱちゃと・・タオルを洗われているのでしょうか?
そんな音が止まって数分。
「待たせたね。」 男性の声がいたしました。
「申し訳ありません。全部していただいてしまって・・・。」 わたくしは、湯に浸かり忘れかけていた羞恥が蘇ってきたのです。
「いいんだよ。私が命じてさせたことだからね。さ、湯が冷めてしまう前にでよう。」 男性が浴槽に入ってこられたのです。わたくしの揃えて伸ばした脚の両脇に足を置いて・・・わたくしの手を掴まれたのです。
「ゆっくり立ってごらん。」 男性の腕に引き上げられる様に、ゆっくりと浴槽の中でわたくしは立ち上がりました。
男性が何を身に着けてらっしゃるのか、何も身に付けてらっしゃらないのか・・・わたくしにはわかりません。濡れたからだを、彼に触れさせない様に、細心の注意を払うことしかわたくしにはできませんでした。
「こっちだよ。」 男性に導かれて足を下ろしたバスタブの外には、バスマットが敷かれていました。
「そのまま。」 ふぁさ・・・。大判のバスタオルがわたくしの肩に掛けられ・・男性の手で全ての水滴が拭われてゆきます。
「わたくしが、自分で・・・」
「いいんだ。」 両手から背中・・・腰へ。前にまわって二つの乳房を持ち上げる様にしてたゆんとした下辺まで。そして太ももの狭間の茂みへ。
「おねがい・・・」
「これも、お仕置きだよ。勝手に潮を吹いて私に始末をさせたんだからね。もっと脚を開きなさい。」
「あぁ・・・」 男性の手がタオルを繰って、太ももの内外からふくらはぎへ・・・。足首を掴まれて足裏まで・・。見えていても男性の手で拭われる恥ずかしさが消えることはないでしょう。それ以上に見えないことは、男性の視線がどこを彷徨っているかがわからない・・・不安と羞恥を煽り立てるのです。
それでも、男性の手は極めて事務的にわたくしの身体を拭って行ったのです。
髪を覆ったタオルを外し、わたくしの肩に備え付けのバスローブを掛けると、両手を通して前を重ねウエストで紐を縛ってくれたのです。
「さぁ、部屋で待っていてくれないか。」 わたくしの手を取って、部屋へと戻るのです。5歩・6歩・・・。
「ここだよ。」 腰を下ろす様に言われたのは、ベッドカバーを外したベッドの上でした。
「寒くはないかい。」
「はい。」 わたくしの上体をベッドヘッドに持たせかけて、足元には羽布団を掛けてくださいます。
「すぐに戻ってくるからね。」
「はい。」 男性の手がわたくしの肩を叩くと、すっと気配が離れていったのです。
28 2006 / 08
「そこで待ってなさい。」 男性の声の向こうに柔らかなシャンソンが流れています。
ざぁぁぁぁ・・・・ バスタブにお湯が溜められる音がしました。柔らかな湿度がエアコンで冷やされた身体に心地良く感じます。
「脚を開いて。」 男性の声が正面からいたします。
「自分でします。おねがいです、スカーフを解いてください。」 こんな恥ずかしいことの後始末に男性の手を借りるなんて・・・とても考えられませんでした。
「脚を開きなさい。」 後ろ手に縛られた手首を解くためには、男性がわたくしの後にまわるしかないのです。なのに、彼の声は動く気配さえ感じさせないのです。
「もう一度言うよ・・」 わたくしは、同じ言葉が繰り返される前に、脚を肩幅の半分ほど開いたのです。
「そう、いいこだ。」 男性の手が、Tバックのウエストに挟み込まれたままのコントローラーを外しました。
「あっ・・・」 小さな卵のようなプラスティックの塊を入れた時と逆にパンティの脇から引き出すのです。滑らかな局面が逝ったばかりの敏感な真珠の表面を撫でる感触に、わたくしははしたない声を漏らしてしまったのです。浴室の構造が・・・その声をエコーを掛けた様に重複させてゆきます。
カタっ・・・。きっと洗面台の上に置かれたのでしょう。
「・・っ・ゃぁ」 男性の手がガーターの留め具に伸びました。
「任せなさい。そのままでいるんだ。」 ぴちゃ・・ 左のストッキングが足元に水音を立てて落ちてゆきます。次いで右も・・・
潮を吹いたというはしたない姿のままでいる羞恥と、その後始末を全て初対面の男性にしていただかなくてはならないという羞恥にわたくしは、身を捩らずにいることが精一杯でした。
この方のことです。ガーターストッキングをこうして脱ぐものではないということくらい充分にご存知だったことでしょう。本来なら、最初に脱がなくてはならないのは・・・Tバックなのですから。
でも、きっとわたくしの羞恥を思ってくださったのでしょう。あえて、ストッキングから外してくださいました。
男性にとってはただの疎ましい後始末だったかもしれません。
なぜなら、彼の手はとても事務的にわたくしの肌に戯れに触れることも無く・・・この作業を進めていったからです。
そのことが、まるでわたくしがすごく汚れていることの証のように思われてしかたなかったのです。
「ごめんなさい。」 前にいる男性にひと言だけ声を掛けたのです。
「何で誤るんだい?」 わたくしの腰のあたりから、優しい声が聞こえます。
「だって・・・汚いのに」
「何を言ってるんだい。潮を吹いただけだよ、汚い訳ないだろう。この潮を飲みたがる男もいるくらいなんだよ。」
「いゃぁ・・」
「目隠しをして自由を奪われ、ランジェリーを乱した君がフェロモンをまき散らしているんだ。鏡にいろいろな角度で映し出されている君に囲まれて、この場で押し倒さないでいるためにどれだけ努力しているか、わからないんだろうね。」
「ぁあっ・・みちゃ・・やぁ・・・」 そうでした。広いバスルームは至る所が鏡張りだったのです。開きかけたままのドア、壁面、シャワーブース・・・そこにこの姿が映し出されているのです。
「でも、君は気持ち悪いだろう。だから私に任せなさい、いいね。」 Tバックのウエストに男性の指が掛かりました。
あれだけ感じた後なのです。愛液と潮でクロッチの周囲だけ濃く色の変わった藤色のサテンを、男性はご覧になっているはずでした。
ぴちゅ・ぅ・・・ ゆっくりと引き下げられてゆきます。
「脚を上げてごらん。」 足首より下に男性の指を感じたわたくしは、小さく左足を、次いで右足をあげました。男性が見上げているとは思えませんでしたが・・・その仕草の淫らさは充分に解っておりましたから。
男性の気配が動きました。
「外すよ。」 後から声が聞こえます。キャミソールの裾を上げて、ガーターベルトのウエストのスナップが外されました。そして今度はキャミソールの背中からブラが・・・。
やっと、手首のスカーフが解かれました。
「手を上げてごらん。」 男性の声が再び前からすると・・・ばんざいをするように上げた腕から、捲り上げられたキャミソールが抜き取られます。
「これで最後だね。」 自然に下ろした両腕から、ブラのストラップが抜かれました。
ざぁぁ・・。パチャ・・パチャ。
バスタブに注がれていた湯が止められたようです。
「これなら熱過ぎることはないだろう。こっちだよ。」 左腕で胸元を、右腕で茂みを覆うわたくしの身体を男性の腕が誘導します。
「おねがい、目隠しを取って。」 わたくしの声は、掠れはじめていました。何度となく上げさせられた喘ぎのせいなのは解っています。
「だめだよ。ちゃんと上がる時も私が手助けしてあげる。大人しく湯に浸かっているんだ。さぁ、右脚から。」 手を取って、バスタブへと。
ホテルのバスなのです。この部屋に来て最初にバスルームを使わせていただいたときに目にした様に、決して深さがあるわけではありません。それでも、視界を奪われてお湯に身を浸すことにはかすかな恐怖心がありました。
ざぁぁぁぁ・・・・ バスタブにお湯が溜められる音がしました。柔らかな湿度がエアコンで冷やされた身体に心地良く感じます。
「脚を開いて。」 男性の声が正面からいたします。
「自分でします。おねがいです、スカーフを解いてください。」 こんな恥ずかしいことの後始末に男性の手を借りるなんて・・・とても考えられませんでした。
「脚を開きなさい。」 後ろ手に縛られた手首を解くためには、男性がわたくしの後にまわるしかないのです。なのに、彼の声は動く気配さえ感じさせないのです。
「もう一度言うよ・・」 わたくしは、同じ言葉が繰り返される前に、脚を肩幅の半分ほど開いたのです。
「そう、いいこだ。」 男性の手が、Tバックのウエストに挟み込まれたままのコントローラーを外しました。
「あっ・・・」 小さな卵のようなプラスティックの塊を入れた時と逆にパンティの脇から引き出すのです。滑らかな局面が逝ったばかりの敏感な真珠の表面を撫でる感触に、わたくしははしたない声を漏らしてしまったのです。浴室の構造が・・・その声をエコーを掛けた様に重複させてゆきます。
カタっ・・・。きっと洗面台の上に置かれたのでしょう。
「・・っ・ゃぁ」 男性の手がガーターの留め具に伸びました。
「任せなさい。そのままでいるんだ。」 ぴちゃ・・ 左のストッキングが足元に水音を立てて落ちてゆきます。次いで右も・・・
潮を吹いたというはしたない姿のままでいる羞恥と、その後始末を全て初対面の男性にしていただかなくてはならないという羞恥にわたくしは、身を捩らずにいることが精一杯でした。
この方のことです。ガーターストッキングをこうして脱ぐものではないということくらい充分にご存知だったことでしょう。本来なら、最初に脱がなくてはならないのは・・・Tバックなのですから。
でも、きっとわたくしの羞恥を思ってくださったのでしょう。あえて、ストッキングから外してくださいました。
男性にとってはただの疎ましい後始末だったかもしれません。
なぜなら、彼の手はとても事務的にわたくしの肌に戯れに触れることも無く・・・この作業を進めていったからです。
そのことが、まるでわたくしがすごく汚れていることの証のように思われてしかたなかったのです。
「ごめんなさい。」 前にいる男性にひと言だけ声を掛けたのです。
「何で誤るんだい?」 わたくしの腰のあたりから、優しい声が聞こえます。
「だって・・・汚いのに」
「何を言ってるんだい。潮を吹いただけだよ、汚い訳ないだろう。この潮を飲みたがる男もいるくらいなんだよ。」
「いゃぁ・・」
「目隠しをして自由を奪われ、ランジェリーを乱した君がフェロモンをまき散らしているんだ。鏡にいろいろな角度で映し出されている君に囲まれて、この場で押し倒さないでいるためにどれだけ努力しているか、わからないんだろうね。」
「ぁあっ・・みちゃ・・やぁ・・・」 そうでした。広いバスルームは至る所が鏡張りだったのです。開きかけたままのドア、壁面、シャワーブース・・・そこにこの姿が映し出されているのです。
「でも、君は気持ち悪いだろう。だから私に任せなさい、いいね。」 Tバックのウエストに男性の指が掛かりました。
あれだけ感じた後なのです。愛液と潮でクロッチの周囲だけ濃く色の変わった藤色のサテンを、男性はご覧になっているはずでした。
ぴちゅ・ぅ・・・ ゆっくりと引き下げられてゆきます。
「脚を上げてごらん。」 足首より下に男性の指を感じたわたくしは、小さく左足を、次いで右足をあげました。男性が見上げているとは思えませんでしたが・・・その仕草の淫らさは充分に解っておりましたから。
男性の気配が動きました。
「外すよ。」 後から声が聞こえます。キャミソールの裾を上げて、ガーターベルトのウエストのスナップが外されました。そして今度はキャミソールの背中からブラが・・・。
やっと、手首のスカーフが解かれました。
「手を上げてごらん。」 男性の声が再び前からすると・・・ばんざいをするように上げた腕から、捲り上げられたキャミソールが抜き取られます。
「これで最後だね。」 自然に下ろした両腕から、ブラのストラップが抜かれました。
ざぁぁ・・。パチャ・・パチャ。
バスタブに注がれていた湯が止められたようです。
「これなら熱過ぎることはないだろう。こっちだよ。」 左腕で胸元を、右腕で茂みを覆うわたくしの身体を男性の腕が誘導します。
「おねがい、目隠しを取って。」 わたくしの声は、掠れはじめていました。何度となく上げさせられた喘ぎのせいなのは解っています。
「だめだよ。ちゃんと上がる時も私が手助けしてあげる。大人しく湯に浸かっているんだ。さぁ、右脚から。」 手を取って、バスタブへと。
ホテルのバスなのです。この部屋に来て最初にバスルームを使わせていただいたときに目にした様に、決して深さがあるわけではありません。それでも、視界を奪われてお湯に身を浸すことにはかすかな恐怖心がありました。