祥子の少しはしたなくていけない妄想を綴りました 大人の方だけご覧になってください
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プロフィール
HN:
祥子
年齢:
61
性別:
女性
誕生日:
1962/12/28
職業:
フリーデザイナー
趣味:
美味しい珈琲 クラシックの流れるお気に入りの喫茶店 読書 ジャズ ミュージカル お酒 声が魅力的で背の高い男性♪
自己紹介:
寂しがりやの甘えたです。
ぽちゃ、色白、黒髪のストレートロングヘア、お胸はGカップ、眼鏡をしています。真面目そうな感じだって良く言われます。
声は美人かも♪
ぽちゃ、色白、黒髪のストレートロングヘア、お胸はGカップ、眼鏡をしています。真面目そうな感じだって良く言われます。
声は美人かも♪
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13 2006 / 06
「ひさしぶり。店長、あっちの席に移ってもいいですか?」 トモくんはカウンターの椅子を引こうとしたわたくしの手を押しとどめると、まだ空いていた少し死角になるボックス席を指差したのです。
「はい、どうぞ。そのままお身体だけ行って下さい。あとはこちらでお持ちします。」 彼はすでに何度かこのお店にきたことがあるのでしょう。店長さんは快く答えてくださいました。
「お飲物はなにになさいますか?」 トモくんのグラスとおでんの皿と真新しい箸を運んでくださった店員さんが、ミンクのコートを脱ぎスーツスタイルになったわたくしのオーダーを聞いてくださいます。
「そうですね、熱燗をいただけますか。トモくんも飲む?」
「ん〜まだいいかな。僕は、エビ黒を1本。」
「それじゃ、1合でお願いします。」 わたくしのオーダーの声に、カウンターの向こうの店長は無言のままで徳利に日本酒を注ぐと、銅の鍋のとなりのお燗場に首までとっぷりと付けてくださいます。
「祥子さんは好き嫌いはなかったよね。」
「ええ」
「じゃ、おでんは見計らいでお願いします。それと、べったら漬け。とりあえずそんなところで。」
ありがとうございます、店長・・・ オーダーをカウンターへと向かいながら復唱する店員さんの声を背に、わたくしは久しぶりに逢うトモくんへにっこりと微笑んだのです。
「お燗が上がるまで、ビールで」 わたくしの前に置かれたグラスに、先ほどまで彼が飲んでいた瓶ビールを注いでくれます。
「ありがとう」 グラスの8分目ほどで、軽く上げてもうこれ以上はいいわ・・・と合図をします。
「もう松も明けちゃったけど、改めて。あけましておめでとう、祥子さん」
「おめでとう、トモくん」 チン・・・ 瞬く間に埋まってゆくカウンターの穏やかなざわめきの中で、彼と久しぶりの乾杯をしたのです。
「こんな風に一緒にお食事するの、はじめてね。」
「うん、そうだね。ビールを一緒に飲むのははじめてじゃないけどね。」 いつも車で移動する彼とは、ベッドに入る前に・・・1本の缶ビールを分け合うことは幾度かありました。
ただ、いつもではなかったのは・・・ビールを手にする間もなく、ベッドへとなだれ込んでしまうことも少なくはなかったからです。
「でも、いいお店を知っていたわね。」
「ああ、ここ。いつかね、祥子さんを連れて行けるお店がないかと思って探しておいたんだ。祥子さんをいつも行く居酒屋なんかには誘えないからね。」 トモくんの視線がチラとわたくしのコートに走ります。
「ふふふ そんなこと構わないのに。でも、ここはいいお店ね、さすがだわ。」 いつも逢うなりそのままホテルへと車を走らせる彼が、こんなことを考えてくれているとは思ってもいませんでした。
「それに、こんなデートをしようとトモくんが思っているとは思わなかったわ。」
「もちろん、いつも考えていたよ。でも、祥子さんとは逢っても時間が遅いし、なかなか逢えないから顔を見ると我慢できなくなっちゃって。」 トモくんはテーブルに届けられた熱々の徳利を取り上げると、わたくしの杯に注いでくれました。
「もう、まるでわたくしがいけないみたいな言い方ね」
「そんなんじゃないってば」 あはは・・・明るく笑う顔は、屈託のない彼のものだったのです。
「で、こうして差し向かいで飲みたかったからあんなに強引に誘ったの?」
「それだけじゃないけど」
「話があるなら、酔う前に聞くわよ」
一瞬、トモくんの表情が堅くなった、やはりなにかあるのね。
「話はまず食事をしてから。いいでしょう、祥子さん」
「そうね、暖かいうちにいただきましょうか」 彼が自然に話し出せるタイミングになるまで・・・わたくしは待つことにいたしました。テーブルの上に並べられた湯気の立つおでんに、わたくしたちは揃って箸を伸ばしたのです。
「はい、どうぞ。そのままお身体だけ行って下さい。あとはこちらでお持ちします。」 彼はすでに何度かこのお店にきたことがあるのでしょう。店長さんは快く答えてくださいました。
「お飲物はなにになさいますか?」 トモくんのグラスとおでんの皿と真新しい箸を運んでくださった店員さんが、ミンクのコートを脱ぎスーツスタイルになったわたくしのオーダーを聞いてくださいます。
「そうですね、熱燗をいただけますか。トモくんも飲む?」
「ん〜まだいいかな。僕は、エビ黒を1本。」
「それじゃ、1合でお願いします。」 わたくしのオーダーの声に、カウンターの向こうの店長は無言のままで徳利に日本酒を注ぐと、銅の鍋のとなりのお燗場に首までとっぷりと付けてくださいます。
「祥子さんは好き嫌いはなかったよね。」
「ええ」
「じゃ、おでんは見計らいでお願いします。それと、べったら漬け。とりあえずそんなところで。」
ありがとうございます、店長・・・ オーダーをカウンターへと向かいながら復唱する店員さんの声を背に、わたくしは久しぶりに逢うトモくんへにっこりと微笑んだのです。
「お燗が上がるまで、ビールで」 わたくしの前に置かれたグラスに、先ほどまで彼が飲んでいた瓶ビールを注いでくれます。
「ありがとう」 グラスの8分目ほどで、軽く上げてもうこれ以上はいいわ・・・と合図をします。
「もう松も明けちゃったけど、改めて。あけましておめでとう、祥子さん」
「おめでとう、トモくん」 チン・・・ 瞬く間に埋まってゆくカウンターの穏やかなざわめきの中で、彼と久しぶりの乾杯をしたのです。
「こんな風に一緒にお食事するの、はじめてね。」
「うん、そうだね。ビールを一緒に飲むのははじめてじゃないけどね。」 いつも車で移動する彼とは、ベッドに入る前に・・・1本の缶ビールを分け合うことは幾度かありました。
ただ、いつもではなかったのは・・・ビールを手にする間もなく、ベッドへとなだれ込んでしまうことも少なくはなかったからです。
「でも、いいお店を知っていたわね。」
「ああ、ここ。いつかね、祥子さんを連れて行けるお店がないかと思って探しておいたんだ。祥子さんをいつも行く居酒屋なんかには誘えないからね。」 トモくんの視線がチラとわたくしのコートに走ります。
「ふふふ そんなこと構わないのに。でも、ここはいいお店ね、さすがだわ。」 いつも逢うなりそのままホテルへと車を走らせる彼が、こんなことを考えてくれているとは思ってもいませんでした。
「それに、こんなデートをしようとトモくんが思っているとは思わなかったわ。」
「もちろん、いつも考えていたよ。でも、祥子さんとは逢っても時間が遅いし、なかなか逢えないから顔を見ると我慢できなくなっちゃって。」 トモくんはテーブルに届けられた熱々の徳利を取り上げると、わたくしの杯に注いでくれました。
「もう、まるでわたくしがいけないみたいな言い方ね」
「そんなんじゃないってば」 あはは・・・明るく笑う顔は、屈託のない彼のものだったのです。
「で、こうして差し向かいで飲みたかったからあんなに強引に誘ったの?」
「それだけじゃないけど」
「話があるなら、酔う前に聞くわよ」
一瞬、トモくんの表情が堅くなった、やはりなにかあるのね。
「話はまず食事をしてから。いいでしょう、祥子さん」
「そうね、暖かいうちにいただきましょうか」 彼が自然に話し出せるタイミングになるまで・・・わたくしは待つことにいたしました。テーブルの上に並べられた湯気の立つおでんに、わたくしたちは揃って箸を伸ばしたのです。
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12 2006 / 06
年末もつかまらないし、ずっと祥子さんに逢ってない。
あと、何日待てばいいの?
早く祥子さんを抱きたいよ。 トモ
確かに彼とは箱根の宿から帰って来た後、何度かメールをもらっていながら一度も逢っていませんでした。
メールからは、26歳の男性らしい直截的な欲求が押し寄せていたのです。
ごめんなさい。さっきはじまったばかりだから・・・
1週間は逢えないわ。
わたくしも、トモくんには逢いたいのよ。
ほんとうにごめんなさい。 祥子
17歳年下のセフレ。
プライベートなことはなにも知りません。若さゆえの情熱に翻弄されて淫楽に溺れる一時を共に過ごすだけの関係。
あの若さ・あの優しさ・あの気迫。わたくしとの関係だけでなく、当然若くて可愛い恋人に不自由することはないにちがいないと思っておりました。
束縛することも、されることもない・・・関係。
ですから互いに一歩引いた冷静な関係を保っていたつもりでした。
逢うだけなら時間は取れるの?
セックスしたいって言わないから。
トモ
すぐに返信されて来たメールは、意外な内容でした。
こんなこと、初めてだったのです。逢ってしまいさえすれば・・・彼がそう思っているのかもしれない、とは考えました。
同時に、逢ってお酒なり食事なりを一緒に楽しめば、それで満足してくれるかもしれない・・・とも思ったのです。
そう。それなら、お食事かお酒でもご一緒する?
明後日の19:00に。場所は任せるわ。
祥子
うん。ありがとう。
場所は後でメールする。明後日の7時だね。
早く逢いたい。 トモ
月のもののことが本当だとしたら、一番セックスすることのできないタイミングにあたる日を約束の日に選んだのです。彼の返信に少しだけ・・・不安は憶えましたが、何かあれば拒否するためのカードは揃いました。
少しだけ安心すると、あの快活な年若いセフレと数時間を過ごすことが待ち遠しくなってきたのです。
約束の日、トモくんが指定してきたのは老舗のおでんやさんでした。
都内でも雪がちらついた一日は、あたたかなお酒とお料理を一層恋しくさせたのです。
「ごめんなさい。待たせてしまったかしら。」 わたくしが、そのお店に到着した時には彼はもうカウンターでビールを片手に大根のおでんをつついておりました。
あと、何日待てばいいの?
早く祥子さんを抱きたいよ。 トモ
確かに彼とは箱根の宿から帰って来た後、何度かメールをもらっていながら一度も逢っていませんでした。
メールからは、26歳の男性らしい直截的な欲求が押し寄せていたのです。
ごめんなさい。さっきはじまったばかりだから・・・
1週間は逢えないわ。
わたくしも、トモくんには逢いたいのよ。
ほんとうにごめんなさい。 祥子
17歳年下のセフレ。
プライベートなことはなにも知りません。若さゆえの情熱に翻弄されて淫楽に溺れる一時を共に過ごすだけの関係。
あの若さ・あの優しさ・あの気迫。わたくしとの関係だけでなく、当然若くて可愛い恋人に不自由することはないにちがいないと思っておりました。
束縛することも、されることもない・・・関係。
ですから互いに一歩引いた冷静な関係を保っていたつもりでした。
逢うだけなら時間は取れるの?
セックスしたいって言わないから。
トモ
すぐに返信されて来たメールは、意外な内容でした。
こんなこと、初めてだったのです。逢ってしまいさえすれば・・・彼がそう思っているのかもしれない、とは考えました。
同時に、逢ってお酒なり食事なりを一緒に楽しめば、それで満足してくれるかもしれない・・・とも思ったのです。
そう。それなら、お食事かお酒でもご一緒する?
明後日の19:00に。場所は任せるわ。
祥子
うん。ありがとう。
場所は後でメールする。明後日の7時だね。
早く逢いたい。 トモ
月のもののことが本当だとしたら、一番セックスすることのできないタイミングにあたる日を約束の日に選んだのです。彼の返信に少しだけ・・・不安は憶えましたが、何かあれば拒否するためのカードは揃いました。
少しだけ安心すると、あの快活な年若いセフレと数時間を過ごすことが待ち遠しくなってきたのです。
約束の日、トモくんが指定してきたのは老舗のおでんやさんでした。
都内でも雪がちらついた一日は、あたたかなお酒とお料理を一層恋しくさせたのです。
「ごめんなさい。待たせてしまったかしら。」 わたくしが、そのお店に到着した時には彼はもうカウンターでビールを片手に大根のおでんをつついておりました。
10 2006 / 06
6月の爽やかな日曜日。
鎌倉の紫陽花で有名なお寺を訪れました。
梅雨入り宣言が出されたのに、今日はまるで5月のころのような爽やかな空気がわたくしを包んでいました。薄青から紫紺へと色を変えてゆく紫陽花の庭は、昨晩の雨のせいでしょうか。澄んだ空気をたたえておりました。
「ねえさん、気に入った花でもあった?」 傍らをゆっくりと歩く男性は、わたくしがふと留めた視線に気がついたのでしょう。
「ええ、ほらそこに射干の花が咲いているのよ。」 秋になればさぞや見事に色づくであろう紅葉の脚元に白い可憐な花が群生していたのです。
「シャガ?はじめて聞くな。」
「そうね。あまり街では見かけない花だから。アヤメ科の花で、別名を胡蝶花ともいうのよ。まるで、小さな蝶が飛んでいるみたいでしょう。」
「ほう、なるほどね。」
繊細な白いレースを重ねたようなその花は、わたくしに今日がトモくんの披露宴の日だったことを思い出させたのです。いまごろ、彼はバージンロードを歩く新婦を義父の手から受け取っているころかもしれません。
年始の3日間を過ごした名残がまだ回復しきらない1月10日の午後、トモくんから久しぶりのメールが入ったのです。
祥子さん、ずっとメールくれないけど元気ですか?
久しぶりに逢いたい。 連絡ください。
トモ
逢いたいと言われても、彼はセフレなのです。
逢えば・・・彼と過ごす先は何も身に纏わないベッドの上なのです。
わたくしは身体のことを思うと、簡単に返事をすることができませんでした。
体中に薔薇の蕾のように散らされたキスマークは、ようやく色を薄れさせたばかりでした。あと数日もすれば、すっかりわからなくなっていたでしょう。
但し、幼女のようにされた茂みは・・・ほんの数ミリ萌え出てたばかりでした。
視覚的には微かな違いでしかなくても、剃刀で摘まれた鋭い先端は、いまもわたくしを淫らに苛み続けていたのです。
あまりの切なさに、この数日の間だけでも・・・どれほど自らの手で芽生え始めた翳りを摘み取ろうと思ったことでしょう。でも、それをすれば、わたくしの身体は永遠に元には戻る事ができなくなってしまいます。仕事の合間ですら、ちくちくと柔らかい花びらを・・・真珠を苛む刺激に、秘かに唇を噛みしめながら耐えておりました。
トモくんは未だわたくしに、このようなことをしたいとせがんだことはありません。
ただ、ベッドを共にする度に現れる彼の性癖を考えれば、わたくしのこの身体の変化の意味に過剰な興味を抱くであろうことは簡単に予想できたのです。
こんな、淫らな姿を・・・彼に晒すわけにはいきませんでした。
お久しぶりです。お元気みたいですね。
お逢いしたいとは思うけれど、ちょっと身体がだめなの。
ごめんなさいね。 祥子
トモくんとわたくしの間で「身体がだめ」という言葉は、女性の月のものの時期のことを指していました。最初のころは、それでもいいから抱きたいと・・・何度か駄々を捏ねられましたが、わたくしが嫌だというとそれ以上は無理強いをしてくることはなくなったのです。
これで、しばらくは諦めてくれるに違いない・・・と思ったのです。
・・・<しばらく>で解決する問題じゃないことは、充分に承知していたのですけれど。
それなのに、5分としないうちに携帯はメールの着信を知らせてきたのです。
鎌倉の紫陽花で有名なお寺を訪れました。
梅雨入り宣言が出されたのに、今日はまるで5月のころのような爽やかな空気がわたくしを包んでいました。薄青から紫紺へと色を変えてゆく紫陽花の庭は、昨晩の雨のせいでしょうか。澄んだ空気をたたえておりました。
「ねえさん、気に入った花でもあった?」 傍らをゆっくりと歩く男性は、わたくしがふと留めた視線に気がついたのでしょう。
「ええ、ほらそこに射干の花が咲いているのよ。」 秋になればさぞや見事に色づくであろう紅葉の脚元に白い可憐な花が群生していたのです。
「シャガ?はじめて聞くな。」
「そうね。あまり街では見かけない花だから。アヤメ科の花で、別名を胡蝶花ともいうのよ。まるで、小さな蝶が飛んでいるみたいでしょう。」
「ほう、なるほどね。」
繊細な白いレースを重ねたようなその花は、わたくしに今日がトモくんの披露宴の日だったことを思い出させたのです。いまごろ、彼はバージンロードを歩く新婦を義父の手から受け取っているころかもしれません。
年始の3日間を過ごした名残がまだ回復しきらない1月10日の午後、トモくんから久しぶりのメールが入ったのです。
祥子さん、ずっとメールくれないけど元気ですか?
久しぶりに逢いたい。 連絡ください。
トモ
逢いたいと言われても、彼はセフレなのです。
逢えば・・・彼と過ごす先は何も身に纏わないベッドの上なのです。
わたくしは身体のことを思うと、簡単に返事をすることができませんでした。
体中に薔薇の蕾のように散らされたキスマークは、ようやく色を薄れさせたばかりでした。あと数日もすれば、すっかりわからなくなっていたでしょう。
但し、幼女のようにされた茂みは・・・ほんの数ミリ萌え出てたばかりでした。
視覚的には微かな違いでしかなくても、剃刀で摘まれた鋭い先端は、いまもわたくしを淫らに苛み続けていたのです。
あまりの切なさに、この数日の間だけでも・・・どれほど自らの手で芽生え始めた翳りを摘み取ろうと思ったことでしょう。でも、それをすれば、わたくしの身体は永遠に元には戻る事ができなくなってしまいます。仕事の合間ですら、ちくちくと柔らかい花びらを・・・真珠を苛む刺激に、秘かに唇を噛みしめながら耐えておりました。
トモくんは未だわたくしに、このようなことをしたいとせがんだことはありません。
ただ、ベッドを共にする度に現れる彼の性癖を考えれば、わたくしのこの身体の変化の意味に過剰な興味を抱くであろうことは簡単に予想できたのです。
こんな、淫らな姿を・・・彼に晒すわけにはいきませんでした。
お久しぶりです。お元気みたいですね。
お逢いしたいとは思うけれど、ちょっと身体がだめなの。
ごめんなさいね。 祥子
トモくんとわたくしの間で「身体がだめ」という言葉は、女性の月のものの時期のことを指していました。最初のころは、それでもいいから抱きたいと・・・何度か駄々を捏ねられましたが、わたくしが嫌だというとそれ以上は無理強いをしてくることはなくなったのです。
これで、しばらくは諦めてくれるに違いない・・・と思ったのです。
・・・<しばらく>で解決する問題じゃないことは、充分に承知していたのですけれど。
それなのに、5分としないうちに携帯はメールの着信を知らせてきたのです。
07 2006 / 06
「子宮に種付けされたいんだな!!逝くぞ!祥子」 高梨さんはリードを引くとわたくしの上体を引き上げ両肩のストラップを引き下げたのです。
「ぁぁぁ・・くださぁぁぃぃ・・ごしゅじん・・さまぁぁ」 リードを離した高梨さんはわたくしの左右の手をベランダの柵から引きはがすと、後向きに引くのです。わたくしの身体は高梨さんの塊の一点だけに支えられて・・・その一点に酷く責め立てられていたのです。
「どうだ!!祥子!!いいか!!」 露になった乳房は高梨さんの突きに合わせてベランダの柵に触れんばかりに前後に激しく揺れ・・・猛々しい塊だけに身を任せたわたくしは・・・声をだせないほどの快感に侵されていたのです。
「・・い・・くぅぅ・・・いきますぅぅぅ」
「逝くんだ!!祥子!」
「・・・いっくっぅぅぅぅ・・」 蜜壷に高梨さんを飲み込んだままで限界まで反り返らせられた上体の淫らな乳房を握りつぶされながら・・・わたくしは真っ白な精液を子宮に直接・・・注ぎ込まれたのです。
「よかったよ、祥子。」 抱きしめた腕の力を弱めると、高梨さんはわたくしの中からまだ硬度を失わない塊を引き出して・・耳元にそう囁いたのです。
「シャワーを浴びておいで、それですこし休むと良い。」 そう言って、桜色の首輪も外してくださったのです。
「明日は休みだろう。泊まって行っても構わないからね。」 高梨さんに促されて・・・わたくしはけだるい仕草でスリップの肩ひもを直すと、よろめく足取りで室内に戻ったのです。
バスルームにはバスローブとスリッパが用意されておりました。
スリップを脱ぎ落とし・・・ガーターベルトの留め具を外そうと脚下を見たのです。ストッキングの内側は・・・足首ちかくまで・・・したたった蜜で色を変えていたのです。
シャワーを浴びて、用意されていたバスローブを纏うと、彼の寝室に向かいました。
あのときと同じシンプルにオフホワイトでまとめられたベッドの上には、今日高梨さんがランジェリーショップで買ってくださった、桜色のナイトウェアのセットが並べられていました。
そして、窓辺近くの床に置かれた李朝のものらしい大壷には、咲き誇る桜の枝が天井にとどかんばかりに活けられていたのです。
桜を見ながら・・・そう仰った高梨さんのなによりの心づくしを感じて、素肌の上にナイトウェアを纏うとリビングでタバコをくゆらせてらっしゃる高梨さんにお声を掛けたのです。
「こちらにいらして」と。
祥子からの手紙ー11
いまは、いつもの珈琲専門店で
閉店間際にお願いしてキリマンジャロを入れていただいたところです。
あのあと、高梨さんはナイトウェア姿のわたくしをベッドルームの桜の前に立たせると
「祥子は薔薇かと思っていたが、桜も似合うな。」と満足そうにおっしゃいました。
そして、繊細なガウンだけを脱がせてくださると
ご自身はネルのシャツとチノパンのままで
わたくしを抱きしめてつかの間の眠りに落ちてくださいました。
2時間後、わたくしが目覚めた時にはもう外は暗くなっておりました。
ぐっすりと熟睡されている高梨さんをお起こしするのはしのびなくて
わたくしは身繕いをすませると、
お手紙を書いて16階の高梨さんのお部屋を後にしてきたのです。
今回は首輪も鞭も・・・
部屋を後にする時にはなんの痕跡も残されていませんでした。
それをうれしいと思う気持ちと、少し寂しいと思うわたくし・・・
どちらが本当のわたくしなのでしょうか。
珈琲をいただいたら、アンティークローズの飾られた部屋に戻ります。
高梨さんの部屋に置いて来た
桜色のナイティの肌触りが恋しくなったとき
今度はわたくしからメールをしてしまうかもしれません。
「ぁぁぁ・・くださぁぁぃぃ・・ごしゅじん・・さまぁぁ」 リードを離した高梨さんはわたくしの左右の手をベランダの柵から引きはがすと、後向きに引くのです。わたくしの身体は高梨さんの塊の一点だけに支えられて・・・その一点に酷く責め立てられていたのです。
「どうだ!!祥子!!いいか!!」 露になった乳房は高梨さんの突きに合わせてベランダの柵に触れんばかりに前後に激しく揺れ・・・猛々しい塊だけに身を任せたわたくしは・・・声をだせないほどの快感に侵されていたのです。
「・・い・・くぅぅ・・・いきますぅぅぅ」
「逝くんだ!!祥子!」
「・・・いっくっぅぅぅぅ・・」 蜜壷に高梨さんを飲み込んだままで限界まで反り返らせられた上体の淫らな乳房を握りつぶされながら・・・わたくしは真っ白な精液を子宮に直接・・・注ぎ込まれたのです。
「よかったよ、祥子。」 抱きしめた腕の力を弱めると、高梨さんはわたくしの中からまだ硬度を失わない塊を引き出して・・耳元にそう囁いたのです。
「シャワーを浴びておいで、それですこし休むと良い。」 そう言って、桜色の首輪も外してくださったのです。
「明日は休みだろう。泊まって行っても構わないからね。」 高梨さんに促されて・・・わたくしはけだるい仕草でスリップの肩ひもを直すと、よろめく足取りで室内に戻ったのです。
バスルームにはバスローブとスリッパが用意されておりました。
スリップを脱ぎ落とし・・・ガーターベルトの留め具を外そうと脚下を見たのです。ストッキングの内側は・・・足首ちかくまで・・・したたった蜜で色を変えていたのです。
シャワーを浴びて、用意されていたバスローブを纏うと、彼の寝室に向かいました。
あのときと同じシンプルにオフホワイトでまとめられたベッドの上には、今日高梨さんがランジェリーショップで買ってくださった、桜色のナイトウェアのセットが並べられていました。
そして、窓辺近くの床に置かれた李朝のものらしい大壷には、咲き誇る桜の枝が天井にとどかんばかりに活けられていたのです。
桜を見ながら・・・そう仰った高梨さんのなによりの心づくしを感じて、素肌の上にナイトウェアを纏うとリビングでタバコをくゆらせてらっしゃる高梨さんにお声を掛けたのです。
「こちらにいらして」と。
祥子からの手紙ー11
いまは、いつもの珈琲専門店で
閉店間際にお願いしてキリマンジャロを入れていただいたところです。
あのあと、高梨さんはナイトウェア姿のわたくしをベッドルームの桜の前に立たせると
「祥子は薔薇かと思っていたが、桜も似合うな。」と満足そうにおっしゃいました。
そして、繊細なガウンだけを脱がせてくださると
ご自身はネルのシャツとチノパンのままで
わたくしを抱きしめてつかの間の眠りに落ちてくださいました。
2時間後、わたくしが目覚めた時にはもう外は暗くなっておりました。
ぐっすりと熟睡されている高梨さんをお起こしするのはしのびなくて
わたくしは身繕いをすませると、
お手紙を書いて16階の高梨さんのお部屋を後にしてきたのです。
今回は首輪も鞭も・・・
部屋を後にする時にはなんの痕跡も残されていませんでした。
それをうれしいと思う気持ちと、少し寂しいと思うわたくし・・・
どちらが本当のわたくしなのでしょうか。
珈琲をいただいたら、アンティークローズの飾られた部屋に戻ります。
高梨さんの部屋に置いて来た
桜色のナイティの肌触りが恋しくなったとき
今度はわたくしからメールをしてしまうかもしれません。
07 2006 / 06
「このままお散歩だ。僕のものを抜いたら、今度こそ、そのスリップを脱がせて気を失うほど鞭で打ち据えてやる。さぁ こっちだ。」 ベランダでガーターストッキングにバックストラップパンプス・・・それに桜色の首輪だけの姿にされてしまうなんて。
「はぁぁ・・あん」 骨盤の奥深くまでささった塊を閉め出さないように・・・腰を密着させたままで・・テーブルにすがって2・3歩移動します。
「ああぁ・・ゃあ・・」 歩を進める度にわたくしの締め付ける場所は捩れ・・・高梨さんの塊がいままでないような蜜壷の部位を刺激するのです。思わず立ち止まったわたくしに合わせて高梨さんも立ち止まると・・ずん・・と強い抜きさしをなさるのです。
「ああっ・・・いぃぃ・・」
「ほら こんどは柵ぞいに歩くぞ」 前屈みなわたくしの上体を・・ガーデンテーブルからガーデンチェアの背をとおって・・・ベランダの柵のほうに・・誘導するのです。
「あぁぁ・・・だめ・・いぃぃ・・・」
「祥子 そんなに締め付けたら抜けるぞ。もっと奥に飲み込むんだ。」 ぐぃ・・・まるで子宮口に捩じ込まんばかりに・・・あぁ・・塊がまた・・いちだんと・・おおきく・・
「・んぁあ・・ぁぁぁぁ・・だめ・・・いっちゃうぅ・・」
「だめだ、祥子。ベランダの真ん中で祥子のいき顔を展望台の男共に晒しながらしか逝かせないからな。その前に勝手に逝ったら今度こそピアスをしてやる。」 思わぬ言葉に・・・わたくしの蜜壷はまたきゅぅぅぅっと・・締め付けを強めたのです。
「あぁぁ・・ゆる・・し・・てぇぇ」 言葉責めの間にも、一歩・また一歩とベランダの中央に柵づたいに歩いてゆくのです。
高梨さんは言葉とはうらはらに・・鞭打たれひりつく白い腰にざらざらと茂みを擦り付けるほどに密着させた腰で、わたくしの歩みを誘導していたのです。
中からの快感・・・外の視姦・・・耳元に送り込まれるサディスティックな責め語。
上り詰めるなといわれても・・わたくしは・・一歩事に確実に追い込まれていたのです。
「よし、ここでいい。ほら、あそこに首輪をつけてあげた桜の庭園がみえるだろ。」 高梨さんはわたくしを柵にまっすぐに向かせ・・・クライマックスに向けて一段と強く・早い抽送をはじめたのです。
「あっ・・ああ・あぁぁ・・だ・・め・・・」 わたくしはもう・・・眼下の景色など眼にはいっていなかったのです。
「どうした、祥子。勝手に逝くのはゆるさないぞ。」 高梨さんはわたくしの胎内の反応が・・・もう・・時間の問題であることくらいわかってらっしゃるはずなのです。なのにバックからの腰の動きを一段と早めるのです。
「ああ・・あはぁ・・・」
「ちゃんと許しを乞うんだ。牝猫のように勝手に自分だけいくんじゃない。」 身体はもやは限界でした。
「ごしゅじん・・さまぁぁ・・・しょうこ・・を・いか・・せてく・・だぁさぁぁいぃぃ」
「それだけか、祥子。」
「ごしゅじ・・んっさぁまあのぉぉせいえき・・を・・しょう・・こに・・くださ・・いぃぃぃ」
「どこにほしいんんだ、祥子」
「しょうこ・・のぉ・・・なぁ・・かをぉまっし・・ろに・・してぇぇっっっっっ」
「どこだ、祥子。ちゃんと言うんだ。」
「あぁぁ・・・いゃぁぁ・・・」
「言えないなら、スリップを取り上げてベランダに夜まで放置だな。」
「やぁぁぁ・・・しょうこ・・の・・しきゅぅぅに・・ごしゅじんさぁまのぉ・・・ぉせぃぇきぃぃ・・くだ・・さぁぁ・・いい」
「はぁぁ・・あん」 骨盤の奥深くまでささった塊を閉め出さないように・・・腰を密着させたままで・・テーブルにすがって2・3歩移動します。
「ああぁ・・ゃあ・・」 歩を進める度にわたくしの締め付ける場所は捩れ・・・高梨さんの塊がいままでないような蜜壷の部位を刺激するのです。思わず立ち止まったわたくしに合わせて高梨さんも立ち止まると・・ずん・・と強い抜きさしをなさるのです。
「ああっ・・・いぃぃ・・」
「ほら こんどは柵ぞいに歩くぞ」 前屈みなわたくしの上体を・・ガーデンテーブルからガーデンチェアの背をとおって・・・ベランダの柵のほうに・・誘導するのです。
「あぁぁ・・・だめ・・いぃぃ・・・」
「祥子 そんなに締め付けたら抜けるぞ。もっと奥に飲み込むんだ。」 ぐぃ・・・まるで子宮口に捩じ込まんばかりに・・・あぁ・・塊がまた・・いちだんと・・おおきく・・
「・んぁあ・・ぁぁぁぁ・・だめ・・・いっちゃうぅ・・」
「だめだ、祥子。ベランダの真ん中で祥子のいき顔を展望台の男共に晒しながらしか逝かせないからな。その前に勝手に逝ったら今度こそピアスをしてやる。」 思わぬ言葉に・・・わたくしの蜜壷はまたきゅぅぅぅっと・・締め付けを強めたのです。
「あぁぁ・・ゆる・・し・・てぇぇ」 言葉責めの間にも、一歩・また一歩とベランダの中央に柵づたいに歩いてゆくのです。
高梨さんは言葉とはうらはらに・・鞭打たれひりつく白い腰にざらざらと茂みを擦り付けるほどに密着させた腰で、わたくしの歩みを誘導していたのです。
中からの快感・・・外の視姦・・・耳元に送り込まれるサディスティックな責め語。
上り詰めるなといわれても・・わたくしは・・一歩事に確実に追い込まれていたのです。
「よし、ここでいい。ほら、あそこに首輪をつけてあげた桜の庭園がみえるだろ。」 高梨さんはわたくしを柵にまっすぐに向かせ・・・クライマックスに向けて一段と強く・早い抽送をはじめたのです。
「あっ・・ああ・あぁぁ・・だ・・め・・・」 わたくしはもう・・・眼下の景色など眼にはいっていなかったのです。
「どうした、祥子。勝手に逝くのはゆるさないぞ。」 高梨さんはわたくしの胎内の反応が・・・もう・・時間の問題であることくらいわかってらっしゃるはずなのです。なのにバックからの腰の動きを一段と早めるのです。
「ああ・・あはぁ・・・」
「ちゃんと許しを乞うんだ。牝猫のように勝手に自分だけいくんじゃない。」 身体はもやは限界でした。
「ごしゅじん・・さまぁぁ・・・しょうこ・・を・いか・・せてく・・だぁさぁぁいぃぃ」
「それだけか、祥子。」
「ごしゅじ・・んっさぁまあのぉぉせいえき・・を・・しょう・・こに・・くださ・・いぃぃぃ」
「どこにほしいんんだ、祥子」
「しょうこ・・のぉ・・・なぁ・・かをぉまっし・・ろに・・してぇぇっっっっっ」
「どこだ、祥子。ちゃんと言うんだ。」
「あぁぁ・・・いゃぁぁ・・・」
「言えないなら、スリップを取り上げてベランダに夜まで放置だな。」
「やぁぁぁ・・・しょうこ・・の・・しきゅぅぅに・・ごしゅじんさぁまのぉ・・・ぉせぃぇきぃぃ・・くだ・・さぁぁ・・いい」