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祥子の少しはしたなくていけない妄想を綴りました 大人の方だけご覧になってください
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プロフィール
HN:
祥子
年齢:
61
性別:
女性
誕生日:
1962/12/28
職業:
フリーデザイナー
趣味:
美味しい珈琲 クラシックの流れるお気に入りの喫茶店 読書 ジャズ ミュージカル お酒 声が魅力的で背の高い男性♪
自己紹介:
寂しがりやの甘えたです。
ぽちゃ、色白、黒髪のストレートロングヘア、お胸はGカップ、眼鏡をしています。真面目そうな感じだって良く言われます。
声は美人かも♪
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26 2024 / 11
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23 2005 / 10
フロントフロアには警備スタッフと数人のお客様だけがおりました
美術館内には持ち込めなかった傘を取りにロッカールームに向かいます
入館口・退館口と2つの出入り口があるうす暗いスペースでした
男性は自らの傘をまずすっと取りにゆきました
「あなたの傘はどちらに?」 そしてわたくしの傘の場所まで3つのブロックを移動したのです
コートのポケットから鍵を取り出します 身体を傾け奥にある傘を取ろうとしたときです
「やめて・・だめ」 男性の傘の柄がわたくしのコートの前裾を引き上げるのです
「待っているのですから早く傘をとってください」 わたくしの右の・・・ガーターベルトに吊られストッキングが横切る・・・太ももがパンティの下部まであらわに晒されてしまいます
「・・ゃぁ・・」 簡単な鍵なのに恥ずかしさになかなか開けることができないのです
男性の傘の柄は5つ目の釦の所から裾に向けてゆっくりと滑ってゆくのです 裾はしだいに大きく開いてゆきます
「早くしてください それともその魅力的な脚をもっと見せつけたいのですか?」 かちゃっ・・・男性の声に煽られてようやくわたくしは自らの傘を手に出来ました
「ぁん・・お待たせしました」 傘の柄は止まり・・裾は元に戻されたのです
もう美術館の中ではないのにわたくしの声は密やかに・・・欲情にかすれてしまっておりました
「さぁ行きましょう」 男性はわたくしの手を取ると美術館のドアを外へと向かいました


ビルとビルの間はとびとびではありますが雨よけのファサードが設けられているのです
男性は傘をさすこともなくわたくしと手を組んだままで歩き出します
右手は男性にとられ・・・左手には傘を持ったままビル風が時折吹く中を歩くことになったのです
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22 2005 / 10
チン・・・エレベーターが一階に到着するサイン音にわたくしはコートの前をあわてて閉じました
つと寄り添った彼の大きな身体に抱かれるようにかばわれた時 エレベーターが開きました
5つの釦のうち4つを辛うじて止められたわたくしは・・・美術館フロアのカフェで出されるシャンパンに酔ったかのような風情で・・・他のエレベーターを待つ数組のお客様の前を通り過ぎました
「良くできました 素敵ですね ゴールドのランジェリーとは ははは 白い肌が映えていましたよ」 エレベーターホールから出たところで男性はそう囁くのです
「や・・ぁ・・」 ほんの数秒 なのにカメラマンである彼の眼はわたくしのはしたない姿を記憶してしまっていたのです

 
「だめです」 裾に近い5つ目の最後の釦を止めようとした時です
「どうして・・・」 足首までのロングトレンチとはいえ釦の位置は通常のものと変わりありません 5つ目の釦は丁度足の付け根の上あたりにあったのです
「お仕置きですよ 私が言ってすぐに従っていればその釦まできちんと止められたのです 逆らうから止められなかった 風が強く吹けばガーターベルトの留め具を晒してしまうその姿のままで私の部屋までくるのです」
高層ビルの並ぶその場所には特有のビル風が吹いていました 雨はしとしととまだ降り続いています 
片手を傘にもう一方の手を彼に奪われて・・・風が裾を翻せば わたくしのはしたない姿はなんなく晒されてしまうのです
「ゆるし・・て」 トレンチコートは幸いその重い素材ゆえにそう簡単に翻ることはないでしょう
でも コートの下に身に付けているのがゴールドの輝きをもつサテンのガーターベルトで吊ったストッキングとブラとパンティだけ・・・いつも付けているスリップすらない・・・ことを思うと激しい羞恥がわたくしを襲うのです
22 2005 / 10
男性はわたくしからビジネスバッグを受け取るとエレベーターホールまでエスコートをしてくれました
下り直通エレベーターには美術館スタッフが待っていました
わたくしたちが最後の客だったようです
軍服から派生したトレンチコート メンズ仕立てのハードなロングコートの下にランジェリーしか身に付けていない姿ではじめて逢った男性と寄り添っている・・・
監視カメラを通してもしかしたらこのスタッフはわたくしたちのことを見ていたかもしれない そう思うだけで恥ずかしさに身体が震えました
「ありがとうございます お帰りはこちらです またのご来館をお待ちします」 端正な20代の男性スタッフの声に送られながらエレベーターの中に逃げる様に乗り込みました

なのに・・・
 
「コートの下を見せてください」 男性はあの声でわたくしに言うのです
「いや・・・」 わたくしは子供のように首を振りました
「釦を開けて前を広げるだけでいいですよ さあ 一階に着いてしまうまえに もう時間がありません」 甘くて深いわたくしを従わせる声
「それともここで私にコートを奪い取られたいですか? ランジェリーのまま私の部屋まで人通りの多い道を歩きますか?」 決して頷くことのできない条件だけをわたくしの前に並べたてるのです
「あとどのくらいで到着してしまうのでしょう さぁ 私は嘘はいいませんよ」
その一言にわたくしはコートの釦を5つ 自らの手で外したのです
さらに・・・水鳥が羽を広げる様にコートの前を彼に向かって広げたのです
あまりの恥ずかしさに男性の眼を見ることなど出来ませんでした
彼の眼に浮かんだ満足の表情に気づきさえしなかったのです
21 2005 / 10
「だめ・・人がくるわ」 閉館まであまり時間がありません 退館するためにいつ他の来場者が通るかわからないのです
「あなたの身体はそうは言ってない」
「あぅっ・・・」 男性の指ははしたなく立ち上がった乳首をつまみあげたのです
「私と今夜過ごしてくださいませんか」 
「やめ・・て・・おねがい」 長い髪をかき寄せ敏感な耳朶を甘噛みするのです
「返事をしてください」 男性の威圧感のある声はわたくしの理性を従わせる力をもっているようなのです
「あぁぁ・・んっ」 男性の左手がわたくしの乳房を指の間に堅くなった先端をはさみこむようにしながら揉み込むのです
男性を素敵だと思い始めていたわたくしの身体は素直に彼の手と唇が送り込む快感に屈服していたのです
「いかがですか」 耳元にかかる熱い息にわたくしは首を縦に振ってしまいました

 
閉館まであと10分ほどでした
「私の部屋がすぐ近くなのです 一緒にワインでもいかがですか」 下りエレベーターに向かう通路で男性はそう提案をいたしました
「ええ あなたがよろしければ」 落ち着いた大人のカップルに見えたことでしょう 
「よかった それじゃそこで髪を整えて・・・そのワンピースを脱いで来てください そのスリップも」 男性はとんでもないことを言い出すのです それにどうしてわたくしのランジェリーがわかったのかしら
「なにを・・いうの」
「ちょっとした冒険です ふたりの夜を楽しむための ね そのコートをきちんと着ていればだれにもわかりませんよ」 あの・・・声でわたくしに魔法をかけるのです
「それにそのバッグならそのワンピースをしまってもおけるでしょう 閉館してしまいます さ、待ってますから行って来てください」 
美術館の閉館間際の化粧室でわたくしは髪を梳き・・・コートの下のワンピースとスリップを脱いだはしたない姿でトレンチコートだけを羽織って男性の元に戻ったのです
21 2005 / 10
アシンメトリーな建築物のイメージパースを思わせる写真が並ぶ会場を男性と共に歩きました
でもわたくしの眼はそれらの見事な写真をもう映してはいなかったのです
男性が囁く様にわたくしに聞かせる言葉がわたくしの思考を奪っておりました

「最初の展示室で次の部屋に向かうあなたの後姿を見かけたんです」
「ジオラマの写真に心をうばわれているあなたはとても魅力的でした」
「ハードなトレンチコート アップにまとめた髪 ビジネスバッグ後姿なのにとても女を感じさせたんです」
「ずっとあなたが見ていた写真は私もいいと思ったものばかりでした」
「ベンチに座って鎧のようなトレンチコートの釦を外した姿を見て我慢できなくなったんです」
「私の腕にあたるこの胸 ふふ 見てみたいものです」
「こんなに柔らかな髪に触れたのも久しぶりです」
「あなたは私が嫌いですか?」
展示場と展示場を繋ぐ照明を落とした通路に出た途端に 男性の逞しい腕で壁に押し付けられたのです
そのままうつむくわたくしの唇をさぐるようにして 男性はふたたびキスを仕掛けてきたのです

 
「ん・・んん・・はぁぅん」 男性の右手はわたくしのアップにした髪を左手は開いたトレンチコートの中の柔らかなワンピースに包まれた乳房をまさぐっておりました
「・・だ・・め・・・んくっ・・」 わたくしの唇を啄むようにして抗う声を抑えます 舌先からはたばこの香りの唾液を注ぎこんでくるのです
男性の大きな手にも余るGカップの乳房は でもつぼを抑えた淫らな指先に輝くサテンのブラの中で反応してしまいそうでした
「ん・・・ぁ・・」 くちびるを重ねたまま男性はわたくしの髪を止めていたヘアクリップを外しました
はら・・り・・・ 背の中程まである黒髪のロングヘアがトレンチコートの背に落ちたのです
「この方があなたには似合いますね」 ヘアクリップをわたくしに手渡しながら男性は無邪気に微笑むのです
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