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祥子の少しはしたなくていけない妄想を綴りました 大人の方だけご覧になってください
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プロフィール
HN:
祥子
年齢:
61
性別:
女性
誕生日:
1962/12/28
職業:
フリーデザイナー
趣味:
美味しい珈琲 クラシックの流れるお気に入りの喫茶店 読書 ジャズ ミュージカル お酒 声が魅力的で背の高い男性♪
自己紹介:
寂しがりやの甘えたです。
ぽちゃ、色白、黒髪のストレートロングヘア、お胸はGカップ、眼鏡をしています。真面目そうな感じだって良く言われます。
声は美人かも♪
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「もう一度言う。見るんだ、祥子。」
堅く・冷酷に長谷川さんの声がわたくしに降り注ぎます。
「眼を開けるまで、融けた蝋を溜め続けるだけだ。そんなに一気に浴びる蝋燭が気に入ったのか?祥子は。」
わたくしは自分のしていることが、どんな結果を生むのかを彼の言葉で知らされたのです。
それでも、眼を開け・赤い蝋燭を見つめることができませんでした。
「そうか、そんなに気に入ったのか?」
ふるふると、瞳を閉じたまま首を大きく横に振ったのです。
「本当かい?そんなふうにいやいやをしても確かめれば簡単に解る事だよ。どれ?」
「ぁあっ・・ゃ・・」
長谷川さんの指が、広げられたまま括られた左右の脚の付け根の茂みを・・・茂みを載せた丘をくつろげたのです。

くちゅ・・ はしたない水音が虚空に響きます。
「みちゃ・・・だ・め・・」
「ふふふ、気に入ったようだね。祥子の身体は正直だよ。こんなにここを大きくして」
「あぁぁっ・・・」
広げられたまま、はしたなく覗いた真珠を長谷川さんの指が撫で上げたのです。
「ぐしょぐしょじゃないか。なにが嫌だ。蝋責めでこんなに濡らすほど感じている。ほんとうに淫らなMなんだね、祥子は。」
「いやぁ・・・」
「見るんだ。このまま、眼を開けなければここに蝋を垂らす事にする。大丈夫だ、火傷などしない。それを喜ぶMだっているくらいだからね。はじめての蝋責めで祥子は花びらの蝋型を取ってもらいたいと言うんだね。」
「だめ・・だめです。」
わたくしは恐怖に負けました。乳房に・・・乳首に何度も・・そして腹部に・・・滴らせられた蝋涙は、火傷などしないと何度説明をされても、あまりにも熱く皮膚の奥まで突き刺さる様だったからです。

「ゆるして・・くだ・さ・い・・おねがい。」
見下ろす長谷川さんの視線は、わたくしの脚側にありました。わたくしの茂みに覆われた丘はまだ彼の手に開かれたままだったのです。
「どうか・・ゆるしてくだ・さい・・・たすけ・て・・」
見開いた瞳は恐怖に潤み睫毛には涙の雫がまぶされていたことでしょう。
ゆっくりと長谷川さんはわたくしの丘を閉じ手を離してくださったのです。
「祥子、覚えておきなさい。僕は祥子のそんな顔も大好きなんだ。自信に満ちた美しい理知的な祥子も好きだ。だが、怯えた仔犬のようなその瞳にもたまらなくそそられる。涙を流して許しを乞う祥子は、僕だけのものだ。」
「やっ・・・」
「眼を閉じるんじゃない! 見るんだ!」
もう随分の時間、融けた蝋は長谷川さんの持つ真っ赤な蝋燭の上に溜まり続けているはずです。ほんの少し傾けはじめた長谷川さんの手の動きに顔を背けようとしたわたくしに、長谷川さんの叱責が走りました。
「・・は・い」
「僕を見ろ。眼を逸らすんじゃない!」
恐怖で溢れる涙で霞む視界をわたくしは長谷川さんの声の方へと意志の力で引き戻しました。
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「祥子。」
「・・・は・・・ぃ」
敏感な肌に与えられる想像以上の熱い刺激に、わたくしは意識をとらえられていたのです。一瞬、現実の火のついた蝋燭を持つ長谷川さんの呼びかけに答えるタイミングが遅れてしまいました。
ぽた・・っ・・・
「あつぅぅ・・・いぃぃ・・・」
黒い縄が横切る真っ白い腹部に数滴の蝋が滴り落ちてきました。
わたくしは出来るはずもないのに、思わず上体を起こし無防備なその場所を守ろうとしたのです。普段から刺激を受ける事のほとんどない場所に、その熱さは予想を超えて肌を焼くほどに思えたからです。
「祥子。」
「は・・い。」
「祥子、こちらを見なさい。」
そう言われて、わたくしははじめてきつく眼を閉じていたことに気づきました。

眩しい光の中、黒いバスローブに包まれた長谷川さんのアッシュグレイの髪と厳しい表情がありました。
内装工事の始まっていない高層ビル34階の工事現場の打ちっぱなしの天井は、黒々とした闇に飲み込まれていて、まるで長谷川さんをいつもの黒衣の装いを思わせたのです。
「これはね・・・」
「あっ・・・やめて・・」
「怯えなくていい。垂らしたりはしないよ、祥子。これはね、低温蝋燭だ。君の肌を焼かない様に融点の低い蝋をこうして溶かしてからしか、落としたりしない。」
「でも・・あついの・・」
「ああ、そのためのものだからね。でも、決してやけどなどさせない。解っているね。」
わたくしは、長谷川さんを見つめたままふるふると首を横に振ったのです。
それは、彼を信じていないからではありませんでした。
視線の上に差し出された真っ赤な太い蝋燭とその先に黒煙を巻き付けながら揺らめく炎・・・わたくしから見てもいつ滴り落ちてもおかしくはない蝋涙が・・・怖かったからです。
「信じられないのか?」
眉根を寄せる長谷川さんの表情が、少し傷ついたように見えたのです。
「いいえ。信じております・・・ご主人様。でも・・・」
「でも?」
「こわ・・い・・・」
「こわい? 僕がか?」
「ちがい・ま・す・・」
「それじゃ何が怖いんだ?」
「その・・ろうそく・・が・・」
「これがか。」

「きゃぁぁ・・・ぁぁぁ・・・」
ずっと太い蝋燭の頂点に溜め続けられたいた熱蝋が、長谷川さんの微笑みと同時に一気にまだ一滴も垂らされていない右の乳房に落とされたのです。
「あぁぁ・・あつい・・ぉぉぉぁぁぁ」
「祥子! 見るんだ。」
わたくしが見る事のできたのは、蝋燭が傾けられたところまで・・・だったのです。
肌にふりかかる蝋を視認することなく、熱とそれにともなう焼け付く痛みに耐えるために顔を背けきつく眼を閉じてしまっていました。
キシュ・・・ 湿気を含んだバスローブの腰紐が悲鳴のような音を立てて解かれてゆきました。
「あっ・・・」
きっと・・・あのときのように、剃毛されてしまうのでしょう。
この方は口にされたことを、必ず実行される方でした。
目を閉じて、工事用照明の反対側へと顔を背けたわたくしを長谷川さんはご覧になったはずです。それでも、まるでクリスマスプレゼントのラッピングを解く様に、ゆっくりと丁寧にバスローブの前を開いてゆかれたのです。
素肌に触れる空気の温度で、わたくしは何も身に付けていない身体の前面が、長谷川さんの眼の前に露になったことを感じました。
ベッドとは違う、硬質な大理石のテーブルはヒップの盛り上がりの分だけ・・・はしたなく開かされた茂みに覆われた花園を突き出させ、肩甲骨の高さの分だけ・・・柔らかくまぁるく撓るGカップの白い乳房を突き出させていたのです。
「あぅっ・・・」
バスローブをすでに開かれたウエストの前面に、思いもしない縄が走り、柔らかな皮膚に摩擦熱を感じたとき、わたくしは思わず呻き声を上げてしまったのです。
その縄は、わたくしの身体とテーブルをしっかりとくくりつけていたのです。
やわらかな腹部に食い込むほどにその縄は引き締められ、縄止めをされました。
「苦しくないか?」
「・・はい。」
わたくしは、軽く目を閉じたまま答えました。
長谷川さんは緊縛の間、ほとんど会話をなさいませんでした。安全のためにわたくしに無理がないか確認するほかはほとんど無言で黙々と縄と扱われるのです。
その姿はわたくしを満足のゆく形に括り付けた後の、饒舌なまでの言葉責めとはとても対照的でした。

わたくしの身体が決して動かない様に、ここまでするのです。
鋭敏な剃刀を使う行為。1年を待たずに・・・わたくしはまた花びらを覆う茂みをなくすことになるのだと・・・覚悟をしたのです。

「あつっ・・・」
わたくしに与えられたお仕置きは、剃毛ではありませんでした。
想像もしない熱感に、思わず見開いた眼に映ったのは火を点けられた赤く太い蝋燭だったのです。
「ぃ・・ひぃ・ぁぁ・・」
熱蝋が恐怖に身じろぎをするたびに揺れる乳房の傾斜を垂れ落ちてゆくのです。
「あっっぅぃぃ・・ゆるし・・て・・」
ぼ・たた・・たっ・・・・
「あぁぅぅ・・ぅぅぅ・・」
「祥子の本気の悲鳴を聞けるとは嬉しいね。」
「ひぃぃ・・・・ぁぅぅぅ・・・」
恐怖に大きく立ち上がった乳首に、熱蝋が直接垂らされたのです。長谷川さんの立つわたくしの左側の乳房だけに、赤い印は刻々と増えてゆきました。
「熱いのか?祥子。」
「は・い・・・あつい・で・す・・やぁぁぁ・・・っ」
重なる様に滴らせた熱蝋も、わたくしの乳房にとっては同じだけのひりつく熱を与えるのです。先端に続けて垂れ落ちた蝋は、気まぐれに四方へ・・・初めて蝋責めを受ける白い処女地へと真っ赤な舌を伸ばしてゆきます。
同じような場所に座りなさいと言われた今年のお正月の出来事をわたくしは思い出しておりました。
真紅の湯文字だけの姿で、わたくしは石塚さんの雪の別荘の暖炉の前のテーブルに括られて・・・茂みを全て剃り落されてしまったのです。
まさか・・長谷川さんまで。
そう言えば、以前お逢いしたときに「ここを剃り落してしまいたい。」とおっしゃってらしたことがありました。
「でも、祥子が僕だけのMになるまではしない・・」とあのときは言ってくださっていたのに、気が変わられたのでしょうか。

「どうした。お仕置きをしてくれとお願いしたのは祥子だろう。きちんと言われた通りにしなさい。」
「は・・い・・。」
わたくしは躊躇いがちに大理石のテーブルに腰を下ろしました。
先ほど、長谷川さんがおっしゃるとおりにわたくしは哀願の言葉を口にしたのです。
それがどのような結果を招こうと、わたくしのせい・・なのですから。
「脚を開きなさい。」
ああ・・・やはりあのときと同じにされてしまう。
わたくしは、長谷川さんが開いた脚の膝下を2本の縄でテーブルの左右に脚に括り付けてゆく様を見つめつづけておりました。
ふくらはぎの上部と足首の二点が美しい緊縛の技で留めつけられてゆきます。
膝丈のバスローブのせいで、開いた脚の淫らな姿は幸いにまだ覆い隠されておりました。
「手を出しなさい。」
わたくしは、括った手首をそのまま頭の上へ引き上げてゆけるように、手首の内側を合わせるようにして、長谷川さんに差し出したのです。
一瞬、彼から反らせたわたくしの表情をじっと見つめられた気がいたしました。
でも何も言わず、長谷川さんは2つ折りにした綿縄を重ねた手首にしゅるしゅると巻いて行かれたのです。
「そこに横たわりなさい。」
手首を縄止めした長谷川さんは、わたくしの背をサポートするように大きな手を添えてそうおっしゃったのです。
バスローブ姿のままで、わたくしは90cmはある大理石のテーブルに仰向けに身体を倒してゆきました。
室温は、到着していらいずっと暖め続けている暖房のせいで、随分と高くなっていたと思います。
でも、大理石のテーブルはバスローブ越しのわたくしの腰や背にひんやりと冷たい感触を伝えてきました。
「冷たいかい。でも、その冷たさが救いになるかもしれないね。」
びくっと身体を震わせたわたくしに、思わせぶりな一言を投げるのです。
「えっ・・」
「手を上に上げるんだ。」
思わず聞き返したわたくしの言葉を無視して、長谷川さんは想像していた通りのご命令を口にされたのです。
わたくしは、素直に括られた両手を頭上に掲げたのです。
長谷川さんが縄尻を大理石のテーブルの左右の脚に掛けて、ゆるみのないように固定したのがわかりました。肘を上向きに曲げたような形で、わたくしは四肢をテーブルに固定されてしまいました。
「さぁ、どんなお仕置きをしようか。」
「ゆるして・・ください・・」
「玩具を何本飲み込めるか試してみるか?」
「だめ・・でき・ない・・・」
長谷川さんは、男性の形を模したものだけでも十数本もの玩具をお持ちでした。以前は順番に太さと長さを増してゆくものを1本ずつ飲み込まされたのです。
それでも、後半はわたくしの中を一杯に満たしてしまうほどに大きいものがいくつもあったのです。試さなかったものの中には、わたくしでさえ飲み込むことのできない大きさのものもあるとあのとき既に聞かされておりました。
なのに・・・それを一度に数本もなんて・・・不可能です。
「いや、窓に貼付けることのできるディルドーがあったな。照明を付けた窓に貼付けて立ちバックの姿勢でそれを祥子の奥まで出し入れさせようか。百回がノルマだな。」
「あぁぁ・・・そんな破廉恥なこと・・・だめ」
明かりを点ければ、わたくしの姿を見られてしまうかもしれません。なのに窓に向かって・・・秘部を全て曝け出してディルドーを自ら飲み込む。それも百回も。
あまりの破廉恥さに、わたくしは気が遠くなりそうでした。
「鈴をここに付けて・・」
「あっ・・」
再び強い指の力で乳首をつまみます。
「鈴の鳴った回数で数えればいいな。」
「いやぁぁ・・・」
「どれもだめなのか。それじゃ、いままでまだ一度も祥子にしてないことにしよう。」
「おねがい・・ゆるして・・・」
いままで、したことのないこと。
未知の行為に理由のない不安がわたくしを襲いました。
「祥子の身体は素直だね。本当に怖い事にはこの柔らかい身体がきゅっと堅くなる。そんなに怖いかい?」
「・・・はい。」
一通り・・・多分Sと言われる方が好まれる行為はこの方からは仕込まれておりました。これ以上のことは・・・想像もできませんでした。
「僕が祥子が本当に嫌うことをした事があったかな?」
「・・・いい・え。」
「じゃ、どうすればいいのかわかっているね、祥子。」
唇を重ねて、はじめてのお仕置きの恐怖におびえているわたくしの唇を潤すと、長谷川さんはじっとわたくしを見つめたのです。
「おねがいします。どうか・・・いけないしょうこに・・おしおきを・して・・ください。」
それだけ言うと、わたくしはどれだけ大それた事を言ったのかを思い返して・・・目を伏せてしまいました。これでもう、この後の責めから逃れることなど出来なくなってしまったからです。
「もう暖まったね。それじゃ、出よう。」

長谷川さんに促されて、わたくしはジャズを奏で続けるピアノのところまで、バスローブだけを羽織った姿で連れ戻されたのです。
先ほど押しのけられていた大理石のテーブルが照明の真ん中に置かれていました。
少し離れたところには数本の黒の綿縄がソファーの上に禍々しく置かれていたのです。
「ここに座りなさい。」
長谷川さんが指差したのは、大理石のローテーブルの短辺でした。
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