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祥子の少しはしたなくていけない妄想を綴りました 大人の方だけご覧になってください
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こちらのブログは、2005年8月24日にスタートした、<msn淑やかな彩>の継続ブログとなります。 msn時代からのお客様も、またFC2、shinobiからのお客様も、どうぞよろしくお願い申し上げます。
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プロフィール
HN:
祥子
年齢:
61
性別:
女性
誕生日:
1962/12/28
職業:
フリーデザイナー
趣味:
美味しい珈琲 クラシックの流れるお気に入りの喫茶店 読書 ジャズ ミュージカル お酒 声が魅力的で背の高い男性♪
自己紹介:
寂しがりやの甘えたです。
ぽちゃ、色白、黒髪のストレートロングヘア、お胸はGカップ、眼鏡をしています。真面目そうな感じだって良く言われます。
声は美人かも♪
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「だめ・・・ゆるして・・・」
「もう一度言います。祥子さんのその手で裾を捲り上げてください。そうしたら、車が通るそちら側の裾は下ろしたままにさせて上げましょう。」
「あぁ・・・」
「もう一度言います。今度聞かなければ、ここで胸縄を打ちますよ。」
「ゆるして・・・」
わたくしは、とうとう裾に手をかけたのです。

ついさきほど化粧室でしたのと同じ様に・・・着物の裾を広げたのです。
「そのままにしてください。」
「あぁ・・ん」
望月さんはまるでわたくしに近づいて優しく話しかけるかの様に近づくと、腰骨の着物を留めた紐の下に赤い縄を回したのです。
しゅるっ・・・二つ折りにした輪に反対側の先端を通すのです。前に垂れた縄に2つの結び目を作りました。
望月さんは腰に巻き付いた輪を、わたくしの腰を抱く様にして180度後ろへと回したのです。
「足を開いてください。」
わたくしは、脚を開けませんでした。その一言で・・・先ほどの結び目の意味が想像できてしまったからです。
「祥子さん。もう一度言います、脚を開いてください。」
望月さんのローファーが、わたくしの白木の下駄の間に差し込まれます。
じりじりと・・・わたくしは脚をほんの少し開かせられていったのです。
「どうして、素直にできないんですか?」
まるで、落としてしまった何かを拾う様にわたくしの足下にかがみ込みます。
そうして、下駄の奥に垂れた赤い縄を拾い上げるのです。
わたくしはもう・・・恥ずかしさに溢れさせていたのです。ランジェリーを付けない着物姿は、わたくしの茂みに淫らな香りの汁を絡ませてしまうのです。

「ぁっ・・・」
望月さんはかがんだままで縄端を腰に巻かれた赤い縄に下から通したのです。
「あっ・・・ぁぁっ・・・・」
そして立ち上がりながら、その縄をたぐり上げ・・・わたくしの太ももの狭間へ・・花びらへと縄の結び目を割り入れてゆくのです。
「まだ緩いですね。」
必死に力を入れて拒もうとする腰の谷間も、望月さんの腕力には敵いませんでした。
「ぁぅっ・・」
アナルへ、花びらへと結び目が押し込まれ・・・真珠の上を縄が擦りあげたのです。
「そんな声を上げたら、人に気付かれてしまいますよ。」
潮騒にまぎれてしまうほどに声は殺していたつもりでした。それでも、くいくいと引かれる綿縄の刺激は、同じ波音の聞こえる船の上で今夜石塚さんに責め立てられて一度は達した身体には淫楽が過ぎました。
しゅるしゅると・・・縄が始末されてゆきます。
望月さんの手が広げた着物の裾の中から抜かれたところで、わたくしは恥ずかしい姿を元にもどそうとしたのです。
「だめです。まだ、そのままにしてください。」
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「すごいわ・・・早いのね。」
わたくしが憶えている最後の場所は・・・三ツ沢に向かう横羽線の上でした。だとすれば、ここに来るまで有料道だけでなく一般道も走らなければなりません。白いRX7は軽快に車をパスしてきたのでしょう。
「休憩しませんか?」
「ええ。でも、こうして普通に起こして下さればよろしかったのに。」
「僕に向かって少し開いた唇を差し出した祥子さんを見たら、こうするに決まっているじゃないですか。」
「もう、いじわる。」
これ以上セクシャルな会話にならないように、わたくしはドアを開けました。
助手席のドアの外は駐車場の端の壁になっておりました。車から見た駐車場は、数台の車が化粧室の近くに停まっているだけでした。
他のくるまはあそこにあるのに、なんでわたくしたちだけ・・・こんなに離れた場所に?
「いきましょう。」
ドアをロックした望月さんに、声を掛けられてわたくしは質問をしそびれてしまったのです。

もう23時をまわった遅い時間です。小さなレストハウスは自動販売機だけが明るかったのです。わたくしは化粧室を出て、自動販売機でブラックの缶コーヒーを2つ買って、車へと戻りました。
「よかったら、これ召し上がってください。」
望月さんは、もう戻っていらしてました。潮騒の押し寄せる壁に腕をついて、じっと黒い海をみつめていたのです。真夏の海は日差しがなくても汗が溢れるような熱気に包まれておりました。
「あっ、ありがとうございます。冷たくて気持ちいいな、いただきます。」
「疲れましたか?運転。」
わたくしは、袂に自分のコーヒーを仕舞うと望月さんの隣に立ったのです。
「いえ、運転は好きですからね。いつもの車より軽快だし、楽ですよ。」
「ごめんなさい。わたくし隣で眠ってしまったりして・・・。」
「そうですね。お仕置きをしなくてはいけませんね。」
真面目な声で、わたくしを見つめて・・・。
「そちらに行きましょう。」
車の向こう側、助手席のドアの方へとわたくしを押しやるのです。
「ここで?」
「そうです。」
バタっ・・・既にエンジンが掛けられていた車の中からは、エアコンで冷やされた冷たい空気がわたくしに足下に流れてまいりました。でも、それよりも開けたドアの中、助手席に置かれていた赤い縄が・・・わたくしの背筋を冷たくさせました。

「いや・・・」
後ずさろうとも・・・わたくしの背中は、コンクリートの壁でした。
「祥子さん、ご自分で着物の裾を捲り上げてください。」
「だめ、できないわ。」
「お仕置きですから必ずします。ここでぐずぐずすれば気付かれた誰かに近くに車を停められるだけですよ。さあ。」
束になった縄を、望月さんは二つ折りに捌き直すのです。
「や・・・」
「帯までならFCに隠れて駐車場の他の車からは見られません。それとも、他の車にわかるように、胸縄を掛けてそのGカップを剥き出しにされたいですか?」
「それじゃ、黙っているわ。安全運転してちょうだい。」
「ははは、それも寂しいですね。ただ、ここからは少し景色がありきたりのものになるんです、退屈だったら好きな音楽に変えてください。」
RX7のスピード感にぴったりな、サックスの音。
「ううん、好きよこの曲。それに望月さんの運転も。だからわたしのことは気にしないで運転に集中してちょうだい。」
「はい。」
車は横浜横須賀道路へではなく、三ツ沢に向かう様です。そこから・・・。
この道はまるで、以前箱根の宿へ向かったときと同じルートです。あの宿は、でもたしか美貴さんの行きつけだったはず。そんなところへ、望月さんがわたくしを誘うとは思えませんでした。
どこへ行くのかしら?
流れてゆく横浜の市街地の夜景を見ているうちに、わたくしはシンフォニーでいただいたシャンパンの酔いについ眠り込んでしまったようでした。

「ん・・んぁ・・・・」
「目がさめましたか?祥子さん」
「えぇ・・・ん・・」
いつのまにか停車していた車のフロントガラスの前は真っ黒でした。
そして、わたくしは望月さんのキスで目覚めさせられたのです。
一方的に貪るようなキスから、目覚めた途端に彼の唇は欲情を隠せないディープキスへと変わっていったのです。
まだ誰にも口にしたことはないのですが、車の走行による微妙な振動に、わたくしの身体はいつも官能を揺さぶられてしまうのです。意識は眠りの中にいても、身体はRX7のロータリーエンジンが作り出す揺らぎは間違いなくわたくしを軽く・・・愛撫しつづけていたようなものでした。
フロントシートの距離分だけ、わたくしはきっと立ち上がっているにちがいない乳房の先をいま望月さんに触れられることを避ける事はできたのです。
そのかわり、いつの間にか運転席に向かって眠ってしまったわたくしの表情にも・・・彼の欲望をそそるようなはしたない表情がほんの少しでも顕われていたのでしょうか。

わたくしの左側の窓には、街灯のオレンジの明かりが差し込んでいました。
キスの合間の吐息は、喘ぎの響きが加わり、漏れてしまいそうになる度に望月さんの唇が覆うのです。
アイドリングは止まっていました。だとするとここは駐車場なのでしょう。
いくらなんでも、こんなことをしていたら覗かれてしまうかもしれません。
そう思ったわたくしは、首を横に振り望月さんの唇から逃れたのです。
「悠哉さん、だめ。見られちゃうわ。」
「ちゃんと起きてくださったようですね。」
「ここはどこ?」
「国府津です。」
望月さんが下ろしたパワーウインドウからは、波の音が聞こえてきました。
西湘バイバスの中程にある下り線のPAは海のすぐ側にありました。
真っ黒な景色は、湘南の海だったのです。
「ごめんなさい。随分眠ってしまったみたいね。」
「いえ、そんなことはないですよ。」
運転席のデジタル表示は、まだ御殿山の彼の部屋を出てから1時間と少ししか経っていなかったのです。
ロータリーエンジン特有の鈍いアイドリングの音が駐車場に響きます。
「苦しくはないですか?」
助手席まで装備されたレカロのシート。レース仕様の車ほどコンパクトではないタイプですが、過不足なくわたくしの身体をサポートしてくれています。
「ええ、平気よ。気持ちいいわ、このシート。」
「よかった。ほっとしました。それじゃ出しますね。」
車の始動はいつもと同じに滑らかでした。ただ、同じ助手席でもセルシオよりもちょっと近い距離が、わたくしをこれからのドライブに対する期待以上にドキドキとさせていたのです。

「鈴が森で首都高に乗ります。」
行き先を教えてくださらない望月さんが口にしたのは、高速に乗るということだけでした。鈴が森からだと・・・まだ行き先を推察することはできません。
「ね、どこに行くの?そろそろ教えて。行き先を聞いても、もう逃げ出したりはしないわ。」
レカロのシートに、しっかりと締めたシートベルトがわたくしをRX7に捉えているのです。花火の後、セルシオのリアシートで彼の誘いに乗ったときから、わたくしは望月さんと2人のドライブを楽しみにしていたのです。
「そうですね。1つだけヒントです。ベイブリッジを渡りましょう。」
「横浜方面ね。」
「はい。でも、そこから先はまだ秘密です。」
第一京浜への信号で右折にウインカーを上げます。
望月さんはCDプレイヤーを慣れた手つきで操作します。いつの間にかスクウェアの軽快なインスツルメンタルが流れます。
音楽も空間も望月さんとの距離も、エンジン音も・・・いままで一度も味わった事のない親密な雰囲気が漂っていました。
「ふたりきりだと、ちょっといじわるね。望月さんたら。」
わたくしは少し拗ねた風に、口にしてみたのです。
「ふたりきりだと、祥子さんはかわいいです。」
「もう。」
はははは・・・ 信号が変わると同時に、望月さんはアクセルを踏み込みます。
22時近い第一京浜は、お盆のせいでやけに車が少なかったのです。白のRX7は軽快に走りはじめました。
望月さんは、セルシオを運転する時はどんな時でも安全運転でした。
でも、この車に乗ると少し変わる様です。
マニュアルシフトのFCは、タコメーターを見る限り少しだけピーキーなチューニングをされているようでした。そのかわり、横羽線に乗り、ベイブリッジに向かうころには、ロータリーエンジン特有の甲高い吸気音を感じさせてくれました。
「可愛がっているのね。」
船からみたレインボウブリッジの明かりも綺麗でした。でも、ぐんぐん迫ってくるベイブリッジの蒼い橋梁と横浜の港の夜景は、宝石箱のなかに紛れ込んだようでした。
その幸せな時間を、彼の車は一瞬で走り抜けます。
とても快調な走りに、わたくしは心地良い沈黙をやぶってぽつりと一言もらしてみたのです。
「祥子さんほどじゃありません。いつも身近に居る分、手を掛ける時間があるだけです。」
「ふふ、こんなに運転に夢中になっているんですもの。聞こえているとは思わなかったわ。」
「運転も祥子さんの次です。」
真面目な声で、望月さんたら・・・もう。
「可愛い髪型にしてくれたのね。ありがとう。」
「車に乗っていただくのに、いつもの夜会巻きだと首筋がしんどいと思いまして。気に入ってもらえればうれしいです。」
「ええ、でもこんなに楽にさせていただいたらせっかくのドライブの間に眠ってしまうかもしれなくてよ。」
いつもながらの望月さんの手際に驚きました。
あっという間に、外出の準備がととのったのですから。
「こちらを使ってください。」 眼の前のゴールドの革のバッグを前に思案していたわたくしを見ていたのでしょうか。望月さんは、竹で編まれた着物用の巾着をわたくしに差し出したのです。
「ありがとうございます。」 煤竹と、着物の残り布で作られたおそろいの巾着は、まるで舞妓さんがお稽古に持ち歩くもののようでした。その可愛らしい風情にこころ踊らせて、パーティバッグの中の、ほんの少しの身の回り品を1つずつ移していったのです。
「さぁ、出発です。」
玄関から戻ってきた望月さんが、手を差し出します。左手で籠巾着を抱えたわたくしの右手を取ってくださいました。
室内のスイッチを1つずつ切って、玄関に戻ります。
そこには、わたくしのバックストラップパンプスの代わりに桐の下駄が用意されてありました。
先にローファーを履いた望月さんが、玄関に腰を下ろし下駄の鼻緒を広げてくださいます。そしてわたくしの足先にゆっくりと履かせてくださるのです。
「裸足でお出かけなんてひさしぶりだわ。」
「僕と二人なんです。リラックスしてください。」
つま先の桜色の爪にキスしかねない望月さんにそれとなく外出を促します。
「ありがとう、これもお揃いなのね。」 一歩踏み出した脚の鼻緒は、蜻蛉と同じ浅葱色だったのです。

1時間ほど前に二人で開けたドアの鍵を、二人で閉めて出掛けるのです。
「いってきます。」
パタンと・・・閉じた<806/Y.MOCHIZUKI>の扉に声を掛けたわたくしに、望月さんはやさしく微笑んでくださったのです。

2人で降りた地下駐車場で、わたくしは当然のように先ほど停めたセルシオに向かおうとしました。
「祥子さん、こちらです。」
そのわたくしの手を引いたのは、望月さんでした。
セルシオを停めたのとは違うブロックへと歩いてゆきます。
彼が立ち止まったのは、白のRX7の前でした。
「小さい車で申し訳ないのですが。」
運転席のドアを開けると、全てのドアのロックが外れる音がいたしました。
わたくしは、助手席のドアを開けたのです。
「ううん、ちっともそんなことはないわ。これってFCよね。」
「よくご存知ですね。いまはもうRX8になってますから随分古い車種なんですが、気に入っていて手放せないんですよ。」
するりと、いつものセルシオに乗るよりもスムースに運転席に乗り込んだ望月さんは、エンジンを掛けました。
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