祥子の少しはしたなくていけない妄想を綴りました 大人の方だけご覧になってください
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プロフィール
HN:
祥子
年齢:
61
性別:
女性
誕生日:
1962/12/28
職業:
フリーデザイナー
趣味:
美味しい珈琲 クラシックの流れるお気に入りの喫茶店 読書 ジャズ ミュージカル お酒 声が魅力的で背の高い男性♪
自己紹介:
寂しがりやの甘えたです。
ぽちゃ、色白、黒髪のストレートロングヘア、お胸はGカップ、眼鏡をしています。真面目そうな感じだって良く言われます。
声は美人かも♪
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09 2006 / 05
涼やかな日がつづいた3月。なのに数日の暖かな日が例年よりも早く桜を開花させたようでした。
儚く切ない初恋の想い出に重なるからなのでしょうか・・・わたくしは桜の季節にはほんの少し切ない想いにとらわれて、ほんの少し気持ちが不安定になってしまうようです。
染井吉野から八重桜・しだれ桜が終わるまでの約一月の間は、そう・・・夢とうつつを行き来しているような季節なのです。
桜の蕾が綻びはじめたその日、思わぬ方からのメールが届きました。
フォトグラファーの高梨さんでした。
年末に第九を聴きに行ったコンサートホールで再会し、その後の数日を彼の部屋でご一緒に過ごして以来です。
年が明けたらNYだと、あの時もお別れのシャンパンを空けながらそうおっしゃっていました。その後は、ミラノ・パリそして東京。
「SSコレクションならともかくAWの時は寒くて敵わないよ」 防寒機能の高いアウトドアウェアをご愛用なさっている方なのに、とわたくしが申しますと・・・寒いものは寒いのさ、そんな風に笑ってらっしゃいました。
ファッションカメラマンとしてのお仕事を終えて、漸くお戻りになったのでしょう。
はじめてお逢いした美術館での展示にもしばらく伺っておりませんでした。
お時間が空いたら、そのあと立ち寄ってもいいわね・・・そんな風に思って、わたくしは土曜の午後にお約束をしたのです。
その日はほんのりと日差しがあたたかく、薄紅の花びらがくっきりと青い空に浮かぶ麗らかな春の午後になりました。
前日までに珍しくお仕事が一段落したこともあって、待ち合わせの場所に自宅から少しカジュアルなスタイルで向かったのです。
襟元がVに開いたシルクニットのセーターにブラックデニムの膝下丈のフレアスカート。桜色のスプリングコートを羽織り、足元はミドルヒールのバックストラップパンプスを、バッグは桜をジャガードで織り出した素材を使ったトートを組み合わせたのです。
インナーは桜色のオーガンジーが幾重にも重ねられたハーフカップブラと揃いのスリップとパンティ。同じ素材のガーターベルトにナチュラルストッキングを選びました。
高梨さんの何気ないお誘いからはセクシュアルなニュアンスがあまりに感じられなかったのです。年末の数日間・・・濃厚な二人の時間を過ごしたせいでしょうか。とても仲の良い親友をお茶に誘うような気軽さが漂っていたのです。
ですから、わたくしもふんわりと桜を楽しむ為だけの気軽な装いを・・・つい、選んでしまったのです。
儚く切ない初恋の想い出に重なるからなのでしょうか・・・わたくしは桜の季節にはほんの少し切ない想いにとらわれて、ほんの少し気持ちが不安定になってしまうようです。
染井吉野から八重桜・しだれ桜が終わるまでの約一月の間は、そう・・・夢とうつつを行き来しているような季節なのです。
桜の蕾が綻びはじめたその日、思わぬ方からのメールが届きました。
フォトグラファーの高梨さんでした。
年末に第九を聴きに行ったコンサートホールで再会し、その後の数日を彼の部屋でご一緒に過ごして以来です。
年が明けたらNYだと、あの時もお別れのシャンパンを空けながらそうおっしゃっていました。その後は、ミラノ・パリそして東京。
「SSコレクションならともかくAWの時は寒くて敵わないよ」 防寒機能の高いアウトドアウェアをご愛用なさっている方なのに、とわたくしが申しますと・・・寒いものは寒いのさ、そんな風に笑ってらっしゃいました。
ファッションカメラマンとしてのお仕事を終えて、漸くお戻りになったのでしょう。
はじめてお逢いした美術館での展示にもしばらく伺っておりませんでした。
お時間が空いたら、そのあと立ち寄ってもいいわね・・・そんな風に思って、わたくしは土曜の午後にお約束をしたのです。
その日はほんのりと日差しがあたたかく、薄紅の花びらがくっきりと青い空に浮かぶ麗らかな春の午後になりました。
前日までに珍しくお仕事が一段落したこともあって、待ち合わせの場所に自宅から少しカジュアルなスタイルで向かったのです。
襟元がVに開いたシルクニットのセーターにブラックデニムの膝下丈のフレアスカート。桜色のスプリングコートを羽織り、足元はミドルヒールのバックストラップパンプスを、バッグは桜をジャガードで織り出した素材を使ったトートを組み合わせたのです。
インナーは桜色のオーガンジーが幾重にも重ねられたハーフカップブラと揃いのスリップとパンティ。同じ素材のガーターベルトにナチュラルストッキングを選びました。
高梨さんの何気ないお誘いからはセクシュアルなニュアンスがあまりに感じられなかったのです。年末の数日間・・・濃厚な二人の時間を過ごしたせいでしょうか。とても仲の良い親友をお茶に誘うような気軽さが漂っていたのです。
ですから、わたくしもふんわりと桜を楽しむ為だけの気軽な装いを・・・つい、選んでしまったのです。
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