祥子の少しはしたなくていけない妄想を綴りました 大人の方だけご覧になってください
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プロフィール
HN:
祥子
年齢:
61
性別:
女性
誕生日:
1962/12/28
職業:
フリーデザイナー
趣味:
美味しい珈琲 クラシックの流れるお気に入りの喫茶店 読書 ジャズ ミュージカル お酒 声が魅力的で背の高い男性♪
自己紹介:
寂しがりやの甘えたです。
ぽちゃ、色白、黒髪のストレートロングヘア、お胸はGカップ、眼鏡をしています。真面目そうな感じだって良く言われます。
声は美人かも♪
ぽちゃ、色白、黒髪のストレートロングヘア、お胸はGカップ、眼鏡をしています。真面目そうな感じだって良く言われます。
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13 2006 / 05
「この前の時、あの首輪の痕があまりに可愛そうだったからね。」 この方と数日を過ごす間、わたくしの首には赤い大型犬の首輪が着けられておりました。大型犬用として用意されたその首輪は、お別れする時には・・・わたくしの白い喉にくっきりと赤い痕を2本刻んでいたのです。
「祥子用に探して来たんだよ。」
「・・・ありがとう・・ござい・ま・す」 わたくしは恥辱を与える道具に対する行為なのに・・・思わず御礼の言葉を口にしてしまいました。
パリ。ずっとご連絡もしないまま3月の初旬ごろにいらした場所のはずなのに、まだわたくしを思っていて下さったことが嬉しかったのです。
「随分と素直だな。」 高梨さんは目の前のカップの冷たいコーヒーを飲み干しました。
「本当だったんですね。」 わたくしからの連絡を待っていた事・・・そして少なくともわたくしのことを考えていて下さった事は。
「嘘なんか吐かないさ。」 ほんの短い言葉なのに・・・深く響く高梨さんの声。
彼を見つめてこくん・・と一つ頷くわたくしに、首輪の鈴がり・・りん・・と音色を添えるのです。
「さ ここの桜は飽きたから、桜並木でも散歩しようか。」
「はい」 日が翳りはじめたテラス席はほんの少し寒くなってきていたのです。
「コートの下に何を着てきたんだ? 見せてごらん」
「これですわ」 わたくしはコーヒーの最後の一口をいただくと、膝掛けを畳み・・・コートの釦を外して、黒でまとめたニットとデニムスカートの装いをお見せしたのです。
「そうか。じゃぁ、散歩の前に一軒買い物に付き合ってくれ。」 伝票を掴むと先に立って、ショップの並ぶ建物の中へと歩いて行かれたのです。
春物のあでやかな色の商品が並ぶショーウィンドウを眺めながら、彼がわたくしを連れていったのはインポートランジェリーの専門店でした。
「こちら?」 この方がランジェリーを・・・
「あぁ 買うのはランジェリーじゃないけどね」
いらっしゃいませ・・声を掛けてくださるスタッフを制して、高梨さんが向かわれたのはナイトウェアのコーナーでした。
まるでドレスと間違えそうな・・・美しいオーガンジーやレースやトリコットのフルレングスのナイトウェア。
「いつ見ても、こちらの商品はきれいね」
「祥子さんは普段はこんな感じだろう」 高梨さんが手にされたのはシルクトリコットのシンプルなノースリーブのナイトウェアでした。
「ふふふ 良くお判りね」
「この肌は夜な夜なシルクと男の手で磨かれてるんだな ははは」
「もう いやな人」 わたくしが、艶話に近い会話に照れ笑いを返すころ、彼の手がハンガーに吊るされているものから一つの商品を選び出しました。
「これでサイズは大丈夫かな?」 ストレッチサテンにストレッチレースがふんだんに使われたフルレングスの桜色のネグリジェとガウンのセットでした。まるで花嫁が初夜に身に纏うような・・・ナイトウェアでした。
「ええ 多分」 付いているタグはいつもわたくしが選ぶサイズだったのです。
「試着させてもらおう。」 お願いします と高梨さんはショップのスタッフに声を掛けました。
「試着しなくても・・・大丈夫よ」 わたくしは小声で高梨さんに伝えました。
「いや、似合うかどうか確認したいね。着てみてくれ。」
「お客様 こちらのブースをご利用ください」 案内された試着室はスペースをゆったり取った場所でした。 有無を言わせぬ高梨さんの視線に押されて、わたくしはバックストラップのパンプスを脱ぐと、試着室に入ったのです。
「お着替えが済まれましたら、お声がけくださいませ。」 慇懃に頭を下げたスタッフと共に高梨さんも試着室から出てゆきました。
わたくしは、ガーターストッキングとパンティだけの姿になり・・・ネグリジェを身に付けました。優しい色合いなのに・・・胸から腰までのラインだけをくっきりと浮かび上がらせる・・・インポートならではのセクシーな造りです。
そして、ふんわりと優しいセットのガウンをまとうと・・・ブースの外に向かって声を掛けたのです。
「祥子用に探して来たんだよ。」
「・・・ありがとう・・ござい・ま・す」 わたくしは恥辱を与える道具に対する行為なのに・・・思わず御礼の言葉を口にしてしまいました。
パリ。ずっとご連絡もしないまま3月の初旬ごろにいらした場所のはずなのに、まだわたくしを思っていて下さったことが嬉しかったのです。
「随分と素直だな。」 高梨さんは目の前のカップの冷たいコーヒーを飲み干しました。
「本当だったんですね。」 わたくしからの連絡を待っていた事・・・そして少なくともわたくしのことを考えていて下さった事は。
「嘘なんか吐かないさ。」 ほんの短い言葉なのに・・・深く響く高梨さんの声。
彼を見つめてこくん・・と一つ頷くわたくしに、首輪の鈴がり・・りん・・と音色を添えるのです。
「さ ここの桜は飽きたから、桜並木でも散歩しようか。」
「はい」 日が翳りはじめたテラス席はほんの少し寒くなってきていたのです。
「コートの下に何を着てきたんだ? 見せてごらん」
「これですわ」 わたくしはコーヒーの最後の一口をいただくと、膝掛けを畳み・・・コートの釦を外して、黒でまとめたニットとデニムスカートの装いをお見せしたのです。
「そうか。じゃぁ、散歩の前に一軒買い物に付き合ってくれ。」 伝票を掴むと先に立って、ショップの並ぶ建物の中へと歩いて行かれたのです。
春物のあでやかな色の商品が並ぶショーウィンドウを眺めながら、彼がわたくしを連れていったのはインポートランジェリーの専門店でした。
「こちら?」 この方がランジェリーを・・・
「あぁ 買うのはランジェリーじゃないけどね」
いらっしゃいませ・・声を掛けてくださるスタッフを制して、高梨さんが向かわれたのはナイトウェアのコーナーでした。
まるでドレスと間違えそうな・・・美しいオーガンジーやレースやトリコットのフルレングスのナイトウェア。
「いつ見ても、こちらの商品はきれいね」
「祥子さんは普段はこんな感じだろう」 高梨さんが手にされたのはシルクトリコットのシンプルなノースリーブのナイトウェアでした。
「ふふふ 良くお判りね」
「この肌は夜な夜なシルクと男の手で磨かれてるんだな ははは」
「もう いやな人」 わたくしが、艶話に近い会話に照れ笑いを返すころ、彼の手がハンガーに吊るされているものから一つの商品を選び出しました。
「これでサイズは大丈夫かな?」 ストレッチサテンにストレッチレースがふんだんに使われたフルレングスの桜色のネグリジェとガウンのセットでした。まるで花嫁が初夜に身に纏うような・・・ナイトウェアでした。
「ええ 多分」 付いているタグはいつもわたくしが選ぶサイズだったのです。
「試着させてもらおう。」 お願いします と高梨さんはショップのスタッフに声を掛けました。
「試着しなくても・・・大丈夫よ」 わたくしは小声で高梨さんに伝えました。
「いや、似合うかどうか確認したいね。着てみてくれ。」
「お客様 こちらのブースをご利用ください」 案内された試着室はスペースをゆったり取った場所でした。 有無を言わせぬ高梨さんの視線に押されて、わたくしはバックストラップのパンプスを脱ぐと、試着室に入ったのです。
「お着替えが済まれましたら、お声がけくださいませ。」 慇懃に頭を下げたスタッフと共に高梨さんも試着室から出てゆきました。
わたくしは、ガーターストッキングとパンティだけの姿になり・・・ネグリジェを身に付けました。優しい色合いなのに・・・胸から腰までのラインだけをくっきりと浮かび上がらせる・・・インポートならではのセクシーな造りです。
そして、ふんわりと優しいセットのガウンをまとうと・・・ブースの外に向かって声を掛けたのです。
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