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祥子の少しはしたなくていけない妄想を綴りました 大人の方だけご覧になってください
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プロフィール
HN:
祥子
年齢:
61
性別:
女性
誕生日:
1962/12/28
職業:
フリーデザイナー
趣味:
美味しい珈琲 クラシックの流れるお気に入りの喫茶店 読書 ジャズ ミュージカル お酒 声が魅力的で背の高い男性♪
自己紹介:
寂しがりやの甘えたです。
ぽちゃ、色白、黒髪のストレートロングヘア、お胸はGカップ、眼鏡をしています。真面目そうな感じだって良く言われます。
声は美人かも♪
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「あそこが、散策路だね」
「きれいね」 本堂の左手に紫陽花色に染まった山の斜面が見えました。たしかにあそこなら、森本さんの言う圧倒的な量の紫陽花を楽しめるかもしれません。
「だめよ。お参りが先。」 わたくしは、本堂の前を通り過ぎようとする森本さんの袖を引きました。




「おねがい・・・手を・・・ほどい・・・て」 キスの狭間でわたくしはずっと縛められたままの手を今度こそ自由にしてくれるようにと頼んだのです。
「ごめん、祥子さん」 トモくんは、キスを止めることなく両手をわたくしの背中にまわすとネクタイを解いてくれたのです。
トモくんの右手に握られたヴィトンのネクタイは、くしゃくしゃになっていました。
「もう、使えないわね。」 
「いいんだ、こんなもん。」 贅沢な絹の拘束具はひらひらとわたくしのふくらはぎの上に落ちてゆきました。
「手、大丈夫だった?」 
「ん・・・ちょっと痺れてるだけ」 滑らかな絹は平らなだけ、後に残るような痣にはなっていませんでした。が、わたくしの手首にはくっきりと縛られたあとが残っていました。それ以上に、踏まれた時身体の重みを全て受け止めていたことで、じんじんとした感覚が残っていたのです。
「痛い?」 トモくんは、大きな手のひらでわたくしの右手を・・・そして左手を・・指一本一本をもみほぐすようにマッサージしてくれるのです。
「痛くはないわ。ん、ありがとう、感覚ももどってきたわ」 手首の痕が薄れるほどに手のひらはいつもの感覚を取り戻していたのです。
「あんな無茶な縛り方しちゃだめよ。」
「うん。」 まだわたくしの右手を両手に包み込んだままで、素直に頷くのです。
トモくんの中に、縛りへの好奇心が芽生えた以上正しい知識は必要です。でも、もう教えてあげる事はできません。無茶をしないよう・・・女性の身体には限界があるのだということだけが、いま教えてあげられる全てでした。
 
「ね、シャワーを浴びさせてちょうだい」 トモくんに支えられ立ち上がったわたくしは、彼の首筋に白い腕を絡めると・・・そう囁きました。いまなら、きっと素直に言う事を聞いてくれる・・・はずでした。
嫉妬に駆られたトモくんの責めは、わたくしの太ももの間をはしたなく・・・濡らしたままだったからです。
「シャワーの前にベッドだよ。僕が綺麗にしてあげるよ。祥子さんのフェロモンがぷんぷんしてる。」 マッサージしたばかりの手首をわたくしの身体の前でクロスさせて掴むと、トモくんの182センチを超える大柄な身体ごと・・・ベッドへと向かうのです。
「だめっ・・・ね・・ゆるして」 わたくしの腰には、再び堅く昂った塊が・・・押し当てられていたのです。
「ヘアがなくなって舐めやすくなってるんだ。祥子さんクンニ好きだろう。今夜はたっぷり舐めてあげるよ。」 今度はベッドに仰向けに押し倒すと、跳ね上げる両膝に手を掛けて・・・大きく左右に割るんです。
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「トモくんをわたくしだけの恋人にしたいって、何度も思ったわ。でも、そんなことは無理。17歳の年の差は埋まらないわ。こういう日がいつか来るってわかっていたから、セフレという関係を続けてきたのよ。」
「祥子さん。」
「わたくしは、あなたのことを・・・何も知らないわ。知っているのはこの身体とベッドのなかのことだけ。」 首をかしげると・・・顔を埋めた彼の胸に小さくキスをしたのです。
「それで充分だろ。」 耳元で吐き出す様に出された声には、強い悲しみが宿っていました。
「おねがい。あなたのことを嫌いにさせないで。」 彼もわかっているはずなんです。
「トモくんが好きなの。わたくしだって、あなたがこの腕で毎晩若くて可愛い奥様を抱くって想像するだけで嫉妬するのよ。さっきまでのあなたと同じ、わかるでしょう。」 トモくんの腕に、一層力が籠りました。
「逢う度に、じゃぁねとトモくんの車から降りるたびに・・・嫉妬に狂いそうになる。あなたとそんな悲しい関係になりたくないわ。おねがい。わかって。」
「・・・うん。」 彼の声がようやくいつもの落ち着きを取り戻したのです。
 
「最後だから、思い出をちょうだい。トモくんにたくさん可愛がってほしいの。」
「祥子さん。」 トモくんはわたくしに・・・降るようなキスを浴びせたのです。
 



長谷というと大仏様を思い浮かべてしまうのですが、長谷寺は十一面観音菩薩を本尊とする観音山に広がる広大な敷地の寺院だと、山門脇の案内に印されておりました。
「思ったよりも、厳粛な雰囲気だね。」 先を歩く森本さんは、鶴岡八幡宮のあじさい園と同じ様に、わたくしの手を握ったままでした。
「もう、ころんだりしないわ。大丈夫よ」 整備された広々とした駐車場を歩きながらそう言ったわたくしの手を、まぁいいじゃないといって屈託なくとったのです。
「仲のいい兄弟だって言えばいいさ。」
「もう」 こちらはロケハンのために訪れたのです。いずれカメラを手にするときは自然とこの手も解いてくれることでしょう。
「ねえさん、行こう。」 森本さんは、二人分の拝観料を払うと山門をくぐったのです。
 
「このお寺は、紫陽花だけじゃなくてお花がたくさん植えられているのね。」 すぐ目の前に広がる妙智池の周囲にも色鮮やかな夏の花が奔放に咲き乱れているのです。
「最近の観光寺院にとって、庭と花は大事な集客装置だからね。」 さっそくにカメラを構えた森本さんは振り向きもせずに、シビアな現実を口にします。
「ふふふ、罰当たりって言われちゃうわよ。」 
「でもさ、ここに来ている拝観者のどうだろう85%はきっと紫陽花を見にきたんだよ。観音様を信仰して、なんて客は5%もないよ。」
「ここにも、紫陽花目当ての不届きものが2人ね。」
「たしかに」 あははは・・・ 明るく笑う森本さんの肩がやさしく揺れています。
 
池をわたると本堂までは、上りです。左右の植栽が見せる景色の変化を楽しみながら、地蔵堂で一度手を合わせると鐘楼を通って本堂へと進みました。
「あら、思ったより早かったのね。」 わたくしは森本さんに見られない様に、一筋の涙の痕を手の甲で拭うと軽く倒していたシートのリクライニングを起こしたのです。
シートに凭れて瞳を閉じていても、わたくしは眠ってはいませんでした。
森本さんが音を押さえてかけてくれたクライズラー&カンパニーのCDから流れる白鳥の湖も、全て最初から聞いていたのです。
森本さんと二人きりの車にいながら、トモくんとの最期の夜を不自然じゃなく思い出すために・・・彼の言葉に甘えていただけでした。
彼の優しさに対する礼儀として、いま森本さんの声で目覚めたばかりのように・・・寝ぼけた声さえ上げてみせたのです。
「大丈夫。ちょっと歩くけど」
「ええ、せっかく来たのだから長谷寺の紫陽花を見たいわ。」
「ん、それじゃぁ行きますか。」
森本さんはカメラを手に車を降りるわたくしを待って、紫陽花の景色を求めて想像よりも広い長谷寺へと歩き出したのです。
 



「どうしたの、祥子さん」 トモくんはわたくしを抱き起こすと、先ほどまでの荒々しさが嘘のように・・・唇で涙の痕を拭ってくれたのです。
わたくしの涙を見たのは、トモくんにとっては初めての出来事でした。
嫉妬に高ぶっていた感情がゆっくりと醒めてゆくのが眼に見えるようでした。
 
「トモくんには誰よりも知られたくなかったわ。だから、身体のことを言い訳にして逢えないってメールしたのよ。」 彼の腕の中で、わたくしは静かに語りかけました。
「食事だけでもしたいって、トモくんが言ってくれた時うれしかったわ。なんとなく普通の恋人になれたみたいな気がして」 そう、夜の住宅街の交差点やホテル街のある繁華街ではなくて、老舗のおでんやさんで彼と待ち合わせることについ数時間前まで心躍らせていたのです。
「お正月にご挨拶に行ってきたの?彼女のご両親のところに」
「うん」
「お許しをいただいたんでしょう。よかったわね。」
「うん」 わたくしをその腕に抱き起こしたまま、トモくんは言葉少なに肯定だけを繰り返していました。
「あのね、トモくん。もうあなたに逢えないって言ったのは、あなたが結婚するからなの。」
「でも・・・」
「お願い聞いて。わたくしも、以前に結婚していたことがあるわ。愛している夫に、他に女性がいることがどんなに切なくて、辛い事か、誰よりもわかっているわ。そして、疑心暗鬼になった奥様といる男性が決して幸せになれないことも、ね。」  後手に縛られたままの不安定な姿勢を安定させようと、ほんの少し身じろぎしたのです。トモくんはなにも言わずに、背を支えた左腕に力を加えました。
「トモくんに幸せになってほしいの、わかって頂戴。」 彼の力強い腕が、わたくしを抱きしめたのです。
「きっとわからないよ。いままでだって気づかれてないんだ。」
「いままでとは、恋人だった時とは違うわ。24時間・・・一緒に暮らすのよ。すぐに気づくわ。」 そう、何年も結婚生活を重ね心の離れた夫婦でさえ女の勘はあなどれないものです。ましてや、心が夫にしか向いていない新妻には隠し通せるわけがありません。
わたくしの・・・どちらかといえば豊かな漆黒の茂みは、花びらを守る丘から姫菊のあたりまでをいつもやわらかにカールしたヘアで覆っていたのです。
なのに・・・いまはまったくその柔らかな茂みはなく、ぽつぽつと伸びかけたトモくんの髭のような芽吹きが白から鴇色へと変わってゆく柔らかな皮膚に散りばめられているだけだったのですから。
 
「どうしたの  これ」 トモくんは立ち上がると、わたくしの身体を起こし・・・正面を向かせたのです。
「見ちゃ・・・いや・・・」 わたくしの声は、羞恥に掠れておりました。
「自分で したんじゃないよね。祥子さんがそんなことするわけない。誰にさせたの?ねえ、祥子さんのここ誰に剃らせたの」
トモくんが初めて見せた嫉妬でした。17も年上の女が、自分だけを相手にしているとは思ってなかったとしても、彼に許している以上の行為をさせている相手がいるとまでは・・・思っていなかったようでした。
「あなたの知らない人よ」 わたくしは精一杯冷静を装った声でたった一言、言い放ちました。
そう、彼にはもうわたくしに嫉妬をする資格などないのです。逢っている時だけの恋人、そんな都合のいい謳い文句で続けたセフレという関係は、トモくんの結婚で今日でピリオドを打つんですから。
 
「あうっ・・・」 なんの予兆もなく、トモくんはわたくしをその場に押し倒したのです。縛められた両手が身体の下敷きになる痛みと、無遠慮に花びらに押し込まれた中指にわたくしはうめき声を上げてしまったのです。
「何をするのっ・・・」 わたくしの身体はこれまでの彼との行為ですでに充分な蜜をたたえていたのです。トモくんの中指はずぶずぶと進んで・・・同じ様に唐突に引き抜かれました。
「生理も嘘だったんだね。」 はしたない蜜に濡れそぼった中指を水槽の青白い光に晒すと、くちゅ・・・ トモくんは口に含み指の根元まで咥えて・・・透明な愛液をねぶりとったのです。そして、押し倒されたままのわたくしの隣に仁王立ちになりました。
「ここを見られたくなかったからか?」 トモくんの足が・・・わたくしの茂みのない太ももの狭間を・・・踏みつけました。 
「うっくっ・・・そうよ。あなただけじゃなくて、誰にも見られたくなかったわ。」 彼の足裏にもちくちくする感触は伝わっているでしょう。なのにそれを楽しむように、ぐりぐりとわたくしの柔らかな丘を踏みにじるのです。
「その変態野郎だけってことか?」 わたくしの身体の上にあった足を・・・太ももの間に強引に割り入れると、今度は反対の足で左の乳房を踏みつけるのです。
「はぁぅっ・・・言ったでしょ。誰にも、よ。」 Gカップの乳房は柔らかく流れはするものの・・・圧倒的な質量でトモくんの足裏の蹂躙を受け止めておりました。痛みは身体の芯を僅かに到達するころには快感に色を変えるかのように走り・・・トモくんの足の下で乳首は鴇色に堅くなったままでした。
「ご主人様が出来たから、僕はもう用無しってことか?」 左足をわたくしの右脚を広げさせる様にして戻すと、今度は先ほど無毛の丘を踏みしめていた脚で右の乳房を踏みつぶしたのです。
「あぁっ・・・ちがうわ。関係ないわ。」 足の親指と人差し指で・・きりきりと乳首をしめつけるのです。力加減のできない足指は、わたくしの感じやすい身体を苛むのです。
「ひぃぃっ・・・やめてっ・・」 トモくんは乳首を摘んだままの足で、今度は踵をやわやわとした乳房に埋め込もうとするようにぐりぐりと押し込むのです。
「違わないだろう。そいつにはここをこんなにさせるくせに。」 限界まで乳首を摘まみ上げたところで足指を離すと・・・またちくちくと萌え出たばかりの丘を踏みつけるのです。
「あっ・うっ・・ぅぅ・・・ちがう・・わっ・・・」 こんなに・・憎しみをぶつけるかのような・・・男の力で押さえつけるような・・・仕打ちをトモくんがするとは思わなかったのです。痛みに言葉はうめきに代わり・・どう伝えても・・彼には届かないのかと・・絶望しかけたのです。
わたくしの眦を・・・つうぅぅっと涙が流れてゆきました。
 



「ねえさん、着いたよ。」 森本さんがわたくしの肩を軽くたたいていました。
「祥子さんの真っ白でおおきなお尻。頬擦りしたくなるくらい・・・すべすべでいやらしいんだ。」 言葉通りに擦り付けられた彼の頬のざらざらとした髭が・・・わたくしの肌に微かな痛みを残しながら這って行ったのです。
「あぁぁっ・・・・」 まるで茂みを失ったわたくしの太ももの合わせ目はこんな風だと・・・トモくんに見透かされているようでした。
「祥子さんももう我慢ができなくなってきたかなぁ。そろそろ、最後の一枚もぬぎぬぎしようね。」 トモくんの指が・・・サイドが紐のように細くデザインされた黒のサテンのパンティにかかったのです。
「あっ・・・あん・・だめぇぇ」 一瞬の躊躇もなく、光沢をもった布地はわたくしの足首まで強引に下ろされてしまったのです。
 



「それじゃ、次は長谷寺に向かいますね。」 先ほどの言葉が嘘のように、シートベルトを締めた森本さんは車を出したのです。
「ここから長谷寺へは、若宮大路を下馬で右折して由比ケ浜大通りを真っすぐいった突き当たりなんです。」 車をスムーズに若宮大路に向けたものの、信号を1つクリアする間もなく軽い渋滞につかまってしまいました。この通りは、わたくしも大好きな陶器のお店もある人気の観光エリアなのです。悪気はないのでしょうが、路上駐車の車両もこの渋滞の原因の一つなのでしょう。
「あぁこれだからなぁ。そんなに酷くはならないと思いますけど、由比ケ浜大通りも混んでいるでしょうから、ちょっと窓閉めますね。」 ゥィィィ・・・軽い音を立ててパワーウインドウが上がってゆく。
「エアコンにしましょう。それに、こうすれば外の喧噪も聞こえませんからね。」
「ありがとう。」 こんな時、森本さんの落ち着いた姿勢にはほっとできます。
一緒に車に乗っていて、自然渋滞にいらいらする男性の隣にいてもどうして上げていいかわかりません。気を反らすような会話を仕掛けても上の空、そんな気まずい空気は彼との間には生まれそうもなかったのです。
「ねえさん、もしかして結構疲れてる?」 いつもと変わらぬ態度を取っているつもりでもなにか違っていたのでしょうか。
「いいえ、といってもいつもと変わらないわって答えるのが正解かもしれないわ。」 動き出した車列に前を向いたままで話しかけてくれる森本さんの横顔を見つめます。
「ごめん。無理させちゃったかなぁ。朝も早かったしね。」 軽くヘッドレストに預けた後頭部、ゆったりとハンドルに伸ばされた両腕。彼がリラックスして運転を楽しんでいることは良くわかりました。
「気にしないで。楽しんでいるし、一度は見てみたいと思っていた鎌倉の紫陽花をゆっくりと楽しめて満足しているのよ。」 車内の温度を下げようと頑張っているエアコンの吸排気音だけが気になるくらい、静かな車内でわたくしは落ち着いた柔らかな口調で答えたのです。
「まだ、この時間は元気だからねえさん疲れてるなら寝ててもいいよ。長谷寺に着いたら起こしてあげるよ。」 そろそろ下馬の交差点です。右折のウインカーが上げられました。
「ん、ありがとう。お言葉に甘えさせてもらうわ。着いたら起こしてね。」 そういって、わたくしは窓に顔を向けて眼を閉じたのです。決して眠ったわけではありませんでした。瞼の下には、あの時のトモくんの顔がありありと浮かんでいたのです。
 



「祥子さん、そのまま水槽に頬を付けて。お尻を突き出すんだ。」 トモくんは足元に絡み付くサテンの布を、先ほどのタイツとは比べ物にならないほどに乱暴に取り去ると・・・わたくしの後に膝立ちになったままで、そう命じたのです。
「や・・・トモくん・・ここじゃ・・やぁ」
「ほら、もっと脚を広げて。祥子さんの血まみれのあそこを僕に見せるんだ。さぁ」 彼の声は、その姿と同じ重量感と迫力を語尾に向かうほどに含んでいました。
「あん・・みないで」 わたくしはそろり・・・と上体を倒していったのです。
「もっと。祥子さんがいつも僕におねだりする時の姿勢だよ。ほら」 彼は半歩だけ横に廻ると、わたくしの背に手をかけてぐいと・・・頬が水槽にぺったりとつくほどに身体を倒してしまったのです。
「祥子さんがいままで一度も僕にみせてくれなかったあの日の身体・・・っ」 トモくんが息を飲むのがわかりました。
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