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祥子の少しはしたなくていけない妄想を綴りました 大人の方だけご覧になってください
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プロフィール
HN:
祥子
年齢:
61
性別:
女性
誕生日:
1962/12/28
職業:
フリーデザイナー
趣味:
美味しい珈琲 クラシックの流れるお気に入りの喫茶店 読書 ジャズ ミュージカル お酒 声が魅力的で背の高い男性♪
自己紹介:
寂しがりやの甘えたです。
ぽちゃ、色白、黒髪のストレートロングヘア、お胸はGカップ、眼鏡をしています。真面目そうな感じだって良く言われます。
声は美人かも♪
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07 2006 / 02
「祥子さん 僕たちはこのカーテンを開けてもいいんですよ 結城にも外を走る他の車の人たちにも・・・祥子さんのはしたない姿を見せたいですか?」 耳を唇で愛撫しながら冷静な声のままで山崎さんがおぞましい脅しの言葉を告げるのです
「だめです・・・だめ・・・ここじゃ・・いや・・・」 でも抗いを止めることなんてできませんでした
「いますぐ高速を下りてホテルにでも入りますか? 僕たちはそれでもいいですよ ラブホテルの駐車場に結城くんを待たせておけば済むことですからね でも別荘にはつけなくなるなぁ 美貴と望月くんが・・待ちぼうけかなぁ」 
ジィッ・・またファスナーが少し上げます パンストに包まれたランジェリーが露になる寸前のところで止めるのです
「そんな・・こと・・・」 フランクで紳士的で優しいお二人の欲望の深さを感じました 許しては・・・いただけないのです
「僕たちはいいんですよ 先ほども言った様に結城も承知済みです おとなしく出来ませんか?」 黒にピンクのレースで彩られた中で立ち上がりはじめた敏感な乳首に向かって絞り込み始めていた手を運転席との間のカーテンに伸ばしたのです
「やめて・・・いやっ・・・」 革のスカートのファスナーは引き上げられ・・カーディガンは脱がされて・・4本の男性の手が身体を這い回っているのです
たとえまだ肌を晒していなくてもわたくしの姿はもう充分淫らだったことでしょう
 
「あっ・・」 山崎さんの手に気を取られたわたくしの脚を 石塚さんの逞しい腕がブーツごとかかえご自分の膝の上に引き上げたのです
わたくしの身体は腰を中心に90度回り・・・上半身はやさしく山崎さんの膝に受け止められてしまったのです
「いいですね こんなポジション」 膝枕をしているようなわたくしの頭を両手で抱えて山崎さんの唇が重ねられます
「あふっ・・ん・・く・ちゅ・・」 カーテン越しとはいえすぐそこには結城さんがいるのです どんなことをされてもわたくしは声を抑えるしかありませんでした
膝下は石塚さんの脚と左のドアの間に挟まれ・・・動かせない様になっていたのです
ジィィッ・・・またファスナーが少し・・・引き上げられてしまいます
「黒のパンストにピンクのレースと祥子さんの肌が透けて・・・綺麗ですよ 祥子さん」 茂みをつつむランジェリーの丸みを手のひらでまぁるく愛撫するのです
「ん・・んく・・んゃぁぁ・・・」 隠そうとした手は山崎さんの手で引き上げられ・・脚と同じ様にドアと山崎さんの脚の間に挟み込まれてしまいました
 
「祥子さん おとなしくなさってください」 両手と両脚を二人の男性に押さえ込まれて・・・わたくしの身体はふたりのなすがままでした
「聞けませんか?」 山崎さんがドアポケットから出したのは数枚のシルクのスカーフでした
「このスカーフでドアハンドルに手首を括られたいんですか? 祥子さん」 山崎さんの声はもう顰められてはいませんでした 結城さんに聞かせることを厭わない・・・彼女は承知している・・というのは本当なのだとわかりました
「おねがい・・・括らないで」 キスを繰り返す山崎さんに・・わたくしは小声で<おねがい>したのです いつ誰が覗き込むかわからない車のドアに括られて・・・二人の男性に嬲られるなんて・・・できません
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06 2006 / 02
「出発してもよろしいですか?」
「あぁ 頼むよ」 石塚さんが声をかけました ゆっくりと駐車スペースから車が出て行きます
わたくしの右には山崎さんが左には石塚さんが座ってらっしゃいました
後部座席は少し後に下げられていたのでしょう 足元がゆったりとしていました
BGMはサックスの音も軽快なジャズのCDのようでした
「ポール・デズモントですか?」 Take Fiveが軽快に始まりました
「そうです 祥子さんはジャズもお詳しいのですね」 CDも石塚さんのセレクトなのでしょうか 
「石塚さんはジャズ好きなんですか? あっ・・ん・・」 彼に向き直ったわたくしの右肩を大きな手で押さえると唇を重ねるのです
 
「ん・・ん・・だめ・・っ」 シャッ・・・カーテンがレールを走る音がしました
「いつものあのバーはクラシックしか流しませんから 祥子さんもジャズがお好きとは思いませんでした」 山崎さんはさりげなく右の窓のカーテンを閉め 運転席との間のカーテンも閉めてしまったのです 
「やぁ・・・」 抑えた声でキスの合間に抗議の声を上げるしかありません
車に乗ったときに豊富に用意されているカーテンが気にはなったのです でもまさか運転席との間を仕切るものまでもがあるとは思っていませんでした
他のカーテンはレースでしたが運転席との間はバックミラーのところだけがレースになったしっかりとしたものでした
「石塚 そちらを閉めないと見られてしまうよ」 唇を奪われているわたくしの右の耳に落ちかかる黒髪をかきあげ耳朶を甘噛みするのです
「そうだな」 ようやく唇を離して左のカーテンを閉めました 追い越し車線を軽快に走り続けるレンジローバーは左側からほかの車から見られてしまうからです
「やめて・・ください こんなこと」 エンジン音とBGMが流れているとはいえすぐそこには女性の運転手がいるのです まさかこんな淫らなことを昼間から仕掛けてくるとは思いませんでした
「結城は承知してます はしたない声を上げたら恥ずかしいのは祥子さんですよ」 耳元から首筋までを舐め啄みながら山崎さんの指はわたくしの乳房のフォルムを楽しむように下辺の丸みをカットソーの上から撫でていました
 
「僕たちではいやですか?」 膝の上に置かれた石塚さんの手が身体に張り付くような革のスカートの中に向かって進んでゆくのです
左の耳をねぶりながら太ももを外から内側に向かって撫でさするのです
「僕たちは美貴みたいに括ったりしません だからおとなしく言うことを聞いてください」 わたくしの手首には昨晩のストッキングの痕が微かに残っていました その手首を取られ右袖を山崎さんに脱がされたカーディガンはそのまま左の石塚さんに剥ぎ取られてしまったのです
「あん・・だめ」 カーディガンを・・・一枚でも多く衣服を取り戻そうとしたのです
「寒いですか 祥子さん 結城くんリアヒーターを上げてください」 車の中でノースリーブの腕を晒したわたくしを見て なんでもないように・・・山崎さんがいつもの声で結城さんに指示をするのです
「この太もも・・たまらない」 石塚さんの手が少しだけスカートのフロントファスナーを上げてゆきます 
「ん・・んぁ・・・ゆうべも・・・あん・・なだった・・・の・に」 山崎さんの手が乳房を這い・・唇を重ねるのです
「ゆうべはシェフがいましたからね」 石塚さんの手は太ももの外側を丹念に撫で上げてゆくのです 昨晩メインダイニングのテーブルの下でだれにも内緒にわたくしのドレスのスリットの中に手を這わしていたように
「ゆるして・・・おね・・が・い・・・」 左手で石塚さんの手を・・・右手で山崎さんの乳房を掴もうとする手をなんとか防ごうとしました
05 2006 / 02
「ETCはセットしてあるからな」
「はい」 結城さんは車幅感覚を確かめる様にゆっくりと公道を走らせてゆきます
「関越でよろしいですね」
「あぁ 嵐山あたりで一度休憩しよう」
「わかりました」 初めての車とは思えないスムースさで女性運転手の結城さんはレンジローバーを操作していました
「結城さんはお仕事として運転手さんをしてらっしゃるの?」 一年のうち最も空くといわれる元旦の都内の道はスムースでした
「ええ 僕の車をね」 答えてくださったのは彼女ではなく山崎さんでした
山崎さんのすべすべとした手はわたくしの右手を愛で続けていました
「社用車を運転してるんですか 何を使ってらっしゃるの?」
「山崎はねベンツに乗ってるんですよ」 石塚さんが助手席から振り返ります
「ハンドルが逆でもこんなに簡単に乗りこなすんですね」 レンジローバーは右ハンドルでした
「結城くんの運転の技術はすごいですよ 見た目と違ってね」 買ったばかりの新車を当たり前のように預けるのです 石塚さん・山崎さんが彼女の技術を認めているのは間違いないでしょう それもきっと美貴さんも・・・そして望月さんも 
「美貴さんたちとご一緒できたらよかったのに この車でしたらセルシオとでもクルージングできましたでしょう」
「美貴と一緒だったらこの車に祥子さんをご招待できないじゃないですか」 空いた都内の一般道から関越道へ入って行きます 石塚さんの愉快そうな声が響きます
「美貴も望月くんも祥子さんを離さないでしょうからね ですからゆうべ3人で打ち合わせをして美貴に先に行って準備してくれって頼んでおいたんです」 あのあと3人で・・・きっと望月さんも合わせて4人で打ち合わせしていたのはこのことだったのです 美貴さんがいらっしゃればわたくしはセルシオの後部座席を選んだでしょう 山崎さんがおっしゃるとおりです
「祥子さんを僕たちだけのものにできるのは移動時間しかありませんからね」 カチカチ・・・ウインカーの音がして嵐山のサービスエリアが近づいてきました
「あそこまでなら途中1回休憩くらいの予定だろう」 駐車スペースを探す結城さんに石塚さんが質問をします
「そうですね」 抑揚の少ない声が帰ってきました
「お疲れさまでございます 出発は10分後くらいでよろしいですか?」
「ありがとうございます」「よろしく頼むよ」 山崎さんはわたくしにラゲッジスペースからコートを取り出し手渡してくださいます
「すぐ行くよ」 石塚さんは結城さんになにごとか指示をされているようでした
このペースなら思った以上に早く着きそうです
手を離して下さらない山崎さんの腕に沿いながら・・・サービスエリアの化粧室に向かいました
 
化粧室を出ると山崎さんと石塚さんが待っていてくださいました
「コーヒーでもいかがですか?」 つい先ほどホテルでいただいたばかりです
「いいえ 結構ですわ 飲み物はなにか買っていったほうがいいのかしら?」
「お茶とミネラルウォーターでしたらバゲッジスペースに用意してありますよ」
「それにワインもね」 石塚さんがウインクしながらおっしゃいます
「もう 結城さんに申し訳ないわ 彼女には何か?」
「先ほど何か買っていたようですから大丈夫でしょう」
車までほんの僅かの距離なのに今度は石塚さんが手をとってくださるのです
「さぁ 結城くんが待ってます 行きましょう」

 
車に戻るとバゲッジスペースにレースのカーテンがかかっていました
石塚さんがリアドアを開けてくださいます
「祥子さんが真ん中ですね」 今度は石塚さんも後に乗ってらっしゃるのでしょう
先ほどまでの話からしたらお二人がわたくしと一緒にこちらの車に乗られたのは・・・これが目的だったのでしょうから 
ただ運転手は女性の結城さんなのです 彼女の眼のあるところで悪戯はあってもここでひどく淫らなことをされることはないと思っておりました
04 2006 / 02
荷物は全て望月さんが運び込んでくれてあるのでしょう わたくしはハンドバッグだけを手に 二人の男性はコートだけを羽織って部屋を出ました
「これがキーだ 地下駐車場に停めてある 僕はフロントに寄って行くから先に車に行っていてくれ」 エクゼクティブフロアのエレベーターホールで石塚さんはポケットの中の車のキーを結城さんに手渡しました
雪の別荘と男性達は言っておりました 
寒冷地仕様の車でも雪道の走行はそれなりのドライビングテクニックが必要なはずです なにも言わずにキーを預けるのですから彼女の技術は信頼に足るものなのでしょう
「別荘ってどちらになりますの」
「軽井沢の奥に万座スキー場があるのをご存知ですか?」 
「ええ」 雪深い土地でした プリンスホテルが除雪をする有料道路の先にある温泉地でもあります 雪のワインディングロードを注意深く登って行くしかありません
「あの一角になります とはいっても少し外れてますから静かですよ 温泉も引いていますしね」 わたくしに腕を差し出しエスコートをする山崎さんが教えてくださいます
「石塚さんの別荘ですの?」
「ええ そうです 木立に囲まれてますから夏でも涼しくてね ゴルフのときに良く3人で利用しているんです」
「だったら 石塚さんが先に行かれた方がよろしかったのではないですか?」
ゆうべ3人がどんな打ち合わせをしたのか・・・先に休んだわたくしは知らなかったのです
「美貴は何度もいっているから勝手知ったる場所なんですよ それにね・・・」 チン・・フロントのフロアに到着してしまったのです 
「じゃすぐ追いかけるから」 石塚さんだけが下りていかれます
「いつも美貴ばかりが祥子さんを独り占めするから 今日は僕たちふたりに祥子さんと過ごさせろとゆうべ石塚が迫ったんですよ」 にこにこと山崎さんが謎解きをしてくださいました
「もう・・そんな」
「僕も石塚の意見には異議なかったですからね それで美貴と望月くんに先発隊を頼んだのですよ」 チン・・・地下駐車場に着きました
エレベーターホールの少し先にブラックボディのレンジ・ローバーが停まっていました
「結城くん あの車だよ」 山崎さんの言葉に一礼すると彼女は車に走りよってゆきました
ドアを開けドライバーズシートに収まるとエンジンを掛けて暖気をします
「たった4・5時間ですが僕たちだけの祥子さんになってください」 山崎さんはわたくしと腕を組みゆっくりと車まで歩いてゆきました
結城さんが運転席から降り リアシートのドアを開けてくださいます
ロングボディの・・・4人で乗るには十分すぎる贅沢な空間がそこには広がっていました
 
「どうだい? 運転は」 ドライバーズシートの結城さんに気遣わしげに山崎さんが話しかけます
「はい 大丈夫そうです いつもの別荘でよろしいのですね」
「そうだ 頼むよ」
「少し慣れるまでいろいろしますが安心して乗ってらしてください」 どちらへともなく語りかけているのに・・・その言葉はまだ少し堅く感じられたのです
 
「新車なのでしょう」 さきほど乗り込む時に見たタイヤはほとんど走行してないもののようでした
「冬に祥子さんをご招待するからと石塚が用意したんですよ」
「えっ・・わたくしのために?」
先ほど乗り込んだのと反対のリアのドアが開きました
「お待たせ さぁ行こうか」 石塚さんが乗り込んでいらっしゃいます
「助手席にいらっしゃればいいのに」 決して狭いわけではなかったのですがせっかく開いている助手席でゆったりなさったらいいのに・・・と思っておすすめしたのです
「ん そうですね」 少し考える風で・・・リアのドアを閉めると助手席に座られました
暖まった室内でわたくしたちはコートをラゲッジスペースに移して 車はゆったりとスタートしたのです
03 2006 / 02
テーブルの上にはコンチネンタルブレックファーストが用意されてありました
コーヒーを望月さんがサーブしてくださいます 焼きたてのロールパンとサラダとふっくら焼き上げたオムレツがとても美味しそうでした
「いただきます」 あたたかなコーヒーから口を付けたのです
 
「それじゃ、先にいくよ」 わたくしが半分ほど食事が進んだころです 美貴さんが立ち上がりました
「ご一緒にいらっしゃるのではないんですか?」 2台の車で一緒に行くものだとばかり思っていたのです
「今回は別荘ですから僕たちが先に行っていろいろ準備しておきます 祥子さんは山崎と石塚がお連れいたしますから」
「心配いらないですよ 僕たちはローバーでゆっくり行きましょう」 石塚さんがコーヒーを口にしながらのんびりと仰るのです
「荷物もいろいろありますから 望月はもう連れて出ますからあとのことはホテルのスタッフにまかせてください」 美貴さんの後で望月さんがわたくしに軽く目礼してくださいました
「気をつけていってらっしゃい」 立ち上がりお見送りをしようといたしました
「いえお食事を続けてください 別荘でお待ちしています」 それだけを仰ると美貴さんと運転手の望月さんはお出かけになったのです
 
「望月くんと別々なのはそんなに心細いですか?」 わたくしの横顔を見て山崎さんが問いかけました
「いえ・・そんなこと」 意識すらしていなかったほんの微かな想いを見透かされてしまったみたいでした
「妬けるな 箱根でですよね あのとき東京に居れば一緒に行ったのに」 石塚さんが混ぜっ返すのです
「もう 知りません」 わたくしは冗談めかしてこの場を切り抜けることにしました
「こちらの車は石塚さんが運転してゆかれるのですか?」 運転手の望月さんは先に行ってしまったからです 車の持ち主であろう石塚さんがドライブしてらっしゃるのかと思ったのです
「いえ 雪道ですし僕のところの運転手を呼んであります」 食後のコーヒーを注ぎながら山崎さんが答えてくださいました
「申し訳ありません」 元旦の朝なのです こんな日に社長の命令・・・とはいえ雪道をドライブしてくださるなんて
「祥子さんがあやまるようなことではないですよ 独身でドライブ好きなので社用車じゃないAV車を運転できるよって話したら喜んでいたくらいですから」 
「そろそろだろ 山崎」 クローゼットからウインタージャケットを取り出して石塚さんが腕時計を覗き込みます
「時間に正確な人だからもう来るでしょう 祥子さんはこれをお召しになってください」 わたくしの肩に掛けられたのはシャドーフォックスのコートでした
「これ わたくしに?」 決して安価なものではないはずです
「あちらは寒いですから それに今日の装いには祥子さんのミンクではドレッシーでしょう  僕の会社のものですけれどいいものです」 
「ありがとうございます」 ふんわりと柔らかく暖かいコートはわたくしの身体にしっとりと馴染みました
ピンポン・・・ 山崎さんの会社の運転手さんがいらしたようです
バッグを手に3人でドアに向かったのです
 
「おはようございます 結城と申します よろしくお願いいたします」
そこに立っていたのはジーンズにダウンコートを羽織った・・・ボーイッシュで小柄な女性でした
「時間通りだね 休日出勤で申し訳ないがよろしく頼みます」 山崎さんが優しく話しかけています 日頃から信頼なさっていらっしゃるのでしょう
「お手数お掛けします よろしくお願いします」 山崎さんと石塚さんに囲まれながらわたくしも挨拶をいたしました 結城さんは堅い表情のままで会釈をされたのです
「よろしくな」 フランクな挨拶が石塚さんと結城さんに面識があることを伺わせます
なのにやはり彼女はにこりともせずに会釈を返すだけでした
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