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祥子の少しはしたなくていけない妄想を綴りました 大人の方だけご覧になってください
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プロフィール
HN:
祥子
年齢:
61
性別:
女性
誕生日:
1962/12/28
職業:
フリーデザイナー
趣味:
美味しい珈琲 クラシックの流れるお気に入りの喫茶店 読書 ジャズ ミュージカル お酒 声が魅力的で背の高い男性♪
自己紹介:
寂しがりやの甘えたです。
ぽちゃ、色白、黒髪のストレートロングヘア、お胸はGカップ、眼鏡をしています。真面目そうな感じだって良く言われます。
声は美人かも♪
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28 2006 / 05
この部屋の正面には、あの美術館のあるビルだけしか高層の建物はありません。ただし、左右にはほとんど同じつくりの高さも似たビルがそれぞれ微妙な角度で一定の距離を置いて並んでおりました。
16階といえば、先ほど歩いてきた通りにいらっしゃる方が見上げても、たぶん見つけられる事はないでしょう。
でも、美術館のあるビルの展望スペースにある双眼鏡や・・・となりのビルの上下3フロアほどの方は・・・その気になれば、わたくしたちの痴態をごらんになることが出来るのです。
それも闇に紛れて、などではないのです。
双眼鏡で覗かれたなら、くっきりとわたくしの白い肌のラインや、快感から逃れようとふり乱れる黒髪の一筋まで・・・わかってしまうような白昼のベランダで・・なのですから。
見られてしまうかもしれない。その緊張感はわたくしを一層敏感にしたのです。
 
「あん・・だめ・・・」 スリップのレースの下に忍ばせた高梨さんの指が・・・白いGカップの乳房の先端をいらう動きににわたくしは堪え切れずに喘ぎの混じった声を出してしまいました。
「そんな声を出したら、隣の部屋の人に聞かれてしまうよ。祥子」
「・・・ぁっ・・」 確かに高層のフロアでは生活音が流れ込んでこない代わりに、周囲の・・・例えば隣家の物音が・・・良く聞こえてしまうという傾向があります。先ほど破廉恥な姿で通り過ぎたいくつかのドアが開く事はありませんでしたが、あの部屋にどなたかがいらっしゃれば・・・ベランダ越しにわたくしのはしたない声を聞かれてしまうかもしれないのです。

「こっちを向きなさい。祥子の愛液まみれの唇にキスをするんだ。」 エレベーターの中でわたくしの茂みの奥を容赦なく貪った唇は、べったりと塗り込められたはしたない蜜を、一度も拭われることも舐めとられることもなく吹く風に乾きかけていました。
「ん・・んぁ・・」 なのに唇を重ねた途端、噎せ返るほどの女の匂いが・・・わたくしの口中に蘇ったのです。
今日何度目のキスになるのでしょうか。
両の乳房を高梨さんの大きな手で乱暴に揉みしだかれ・・・先端を捏ね回されながら絡み付く舌と唇は、わたくしの鎮まりかけた淫欲の漣をもう一度大きく掻き立ててゆくのです。
「・・・ん・んん・・・ぅ・・」 吹く風に冷やされてゆくわたくしの身体とは反対に、被いかぶさった高梨さんの身体も、わたくしのまぁるく白いヒップのラインにスリップごしに押し付けられる昂りも、燠火を飲み込んだ様に熱を増してゆきます。
「・・んぁ・・・はぁ・ぁぁ・・んく」 春の風は、幾度もの快感の果てに溢れ返る蜜と、高梨さんの唾液がふとともをわたくしがどうしようもないほどに<淫らな女>だと責めるように冷たくしてゆきました。
なのに・・・柔らかなふくらみに守られた花びらは、身芯からの熱い蜜をどんどんと蓄えているのです。
「はぁぅ・・・」 振り向き様に重ねられていた高梨さんの唇からわたくしの恥ずかしい女の香りが消えたころ、彼の右手はスリップの前裾をそろそろと引き上げていたのです。
 
「祥子 スリップとガーターだけでベランダに出て、男にセックスを強請っているはしたない姿を見られているんだよ」
「いゃぁ・・・」 言葉と同時に茂みを分け入った中指をつたって・・・太ももに新たな蜜がとろぉ・・りと流れ落ちていったのです。
「おねがい、もうお部屋の中に・・・いれて」
「何を言ってるんだい。こんなに溢れさせて。」
「いやぁっ・・・おねが・・い・・」 彼の一言に・・わたくしは抗いを止めることが出来なくなってしまったのです。見られるかもしれない・・・じゃなくて、既に見ている人がいる、なんて。
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27 2006 / 05
「休日出勤をしている管理会社のスタッフへのご褒美だ。見せつけてやろう」 16階の釦を押すと、コートもバッグも紙袋も床に置きわたくしの前に膝をついたのです。
「なにを・・・」
「キスだよ。別のフロアに止まりそうになったら教えるんだ」 早口にそうおっしゃると、レースのちりばめられたスリップの裾を引き上げ・・・わたくしの太ももの狭間にキスを・・なさったのです。
 
「だめ・・・ぁっ・・ぁぁ」 わたくしは両手で高梨さんの頭を押さえようといたしました。でも、その時には彼の舌はわたくしの真珠を探り当てていたのです。
ぺちゃ・・・ 茂みの奥の小高い丘はすでにたっぷりと蜜を溜めておりました。そうでなくとも・・・そこから溢れた淫らな印はわたくしの太ももをぬめつかせはじめていたのですから。
「・・ゃぁ・・ぁあ・・」 ぴちゅぅ・・・ぺちゃぁ・・・ 彼が望む行為で溢れ出した蜜の味を確かめる様に肉厚の舌が花びらの内外を・・・真珠の周囲を・・いくども這い回るのです。
「あぁぁぁ・・・だめぇぇぇ」 チン・・・
高梨さんに花蜜ごと真珠をすすり上げられて・・・わたくしは16階へ到着すると同時に・・・逝ってしまいました。
 
「歩けるかな? 祥子」 唇をわたくしの蜜で光らせたままで、素早く周囲の荷物を手にすると、高梨さんは閉まりかけるエレベーターのドアを足で押さえてわたくしの手を引いたのです。
 
16階のエレベーターホールから4つの扉の前を、わたくしは桜色の透けるオーガンジーのスリップ姿のままで通り過ぎました。
どの扉もひっそりと閉まったままで・・・ふいに開いたりしなかったのは僥倖と言えたでしょう。
4ヶ月ぶりの高梨さんの部屋は、最後にわたくしが失礼をしたときのままの雰囲気でした。
 
「靴のままでおいで」
先に部屋に入った高梨さんは、白のキャンバス張りのソファーにわたくしの荷物とコートを無造作に置かれたのです。
「こっちだよ」 リビングの窓をおおうレースのカーテンを開けて・・・窓を開けると・・・わたくしをベランダへと連れ出したのです。
16階のベランダはコンパクトなガーデンチェアが置けるほどの広さで・・・事故を考えた高めの柵が設けられていました。
それでも景観の問題なのでしょうか、柵の上部は透明なアクリルで覆われていて眼下には爛漫と咲き誇る桜を眺めることができたのです。
「ここにおいで」 中層とはいえこの高度のビル風は・・・スリップだけのわたくしに冷たく吹き付けていました
「ここに付くんだ。離すんじゃないよ」 身を守る腕を引き離された身体をかばうかの様に、高梨さんは大きな手で背中から抱きしめると・・・わたくしの両手をベランダの柵に導いたのです。
26 2006 / 05
一歩進む度に、スリップだけにつつまれた乳房がたふふ・・たゆ・ん・・と揺れ、動きに合わせてはだけるコートはオーガンジーに透ける鴇色の先端を露にします。
1人で歩いてゆきなさい・・・そうおっしゃるかと思っていた高梨さんは、わたくしの右手をしっかりと捉えたままでした。
左手に持ったバッグは、その手でコートを押さえることすら不自然に見せました。しかたなく垂らした腕の前で、コートは風に煽られてひらひらと・・動き続けておりました。
きっとわたくしのGカップの膨らみの、淫らな動きすら高梨さんの腕には伝わっているのでしょう。それでも、何事もないかのようにわたくしと腕を組んだまま、すたすたと歩いてゆかれるのです。
高梨さんは桜並木の花陰の下、わたくしを車道側に歩かせていました。
わたくしの姿は脇を行き過ぎる対向車線の車のドライバーの眼にはわかってしまったかもしれません。が、いくつかあるショップのお客様やスタッフに気づかれることはありませんでした。
そして本当に偶然なのですが・・・3本の桜が過ぎる間だけは、とうとうどなたとすれ違うこともなかったのです。
坂のはるか先にお二人の男性の姿がありましたが、あの方達には、わたくしのはしたない様はおわかりにならなかったでしょう。
レジデンスの入り口はもう・・・すぐそこでした。
自動ドアを二人で入っても、高梨さんは何もおっしゃいませんでした。
2つめの扉の前でオートロックを解除します。
セキュリティに守られたこの空間にたどり着いて、わたくしはほっとため息を付いたのです。
ここまで来ても、高梨さんはコートを脱げとはおっしゃいません。
あの一言で・・・もうゲームは許していただけたのでしょうか・・・。
何もおっしゃらないままで、共有空間を抜けた先のエレベーターホールに向かいました。
 
土曜日の午後なのに、レジデント棟にはほとんど人気がありませんでした。
オフィスビルではないのですからどなたが居らしても不思議ではないのです。
高梨さんのお部屋のあるここで・・・こんな姿のわたくしとご一緒なのを誰かに見られては、彼のご迷惑になってしまう。そう思って、わたくしはコートの釦にさりげなく手を掛けたのです。
「だめだよ、祥子。何を勝手なことをしているんだい」 わたくしの左手を高梨さんが押さえます。そして、もう一方の手でわたくしのバッグを取り上げたのです。
「だって、こんな姿・・・どなたかに見られたら」 咎められても・・・ようやく耳にすることの出来た高梨さんの声に、わたくしの言葉には甘えが滲みます。
「僕は構わないよ。祥子のこの姿を見せびらかしたいくらいだよ」 
チン・・・ 到着したエレベーターのドアが開くなり、わたくしのコートを乱暴に剥ぎ取ってスリップとガーターストッキングしか身に着けていない身体をゴンドラの奥に押し込んだのです。
25 2006 / 05
コート越しの手の動きさえ、なんとかして押さえ込もうとしている疼きに簡単に火をつけてしまうのです。
「そろそろ次の桜だよ。」 歩く先をわたくしは見ているはずなのに、身体に触れる高梨さんの手に集中してゆく意識が・・・また次の責めの場所が近づいていることを忘れさせていたのです。
「おねがい・・もう、ゆるして」 すれ違う人たちに聞こえないように、わたくしは彼によりそい小さな声で<おねがい>をしました。このまま彼の部屋で二人きりになっても、わたくしはもう高梨さんには逆らうことなど出来なかったでしょう。
もう、桜を楽しむ余裕はわたくしにはありません。
<お仕置き>と言う名の公共の場での辱めは・・わたくしを想像以上に苛んでいたのです。
「お願いの仕方が違うようだね、祥子」 歩みを緩めて高梨さんがひとこと一言をゆっくりとおっしゃいました。
俯いていた顔を上げて・・・彼の瞳を見た時、わたくしは高梨さんの求めている言葉がわかったのです。
 
「どうか、もうわたくしをお赦しください、ご主人様」
 
「憶えていたようだね。」
「はい。」
「赦すって、祥子はどうして欲しいんだ。」 わたくしたちは3本目の桜の下に辿りつきました。
「ご主人様のお部屋で、祥子を・・・お望みのままに。」 口にした言葉が、いったい何を意味しているのか・・・充分にわかっておりました。でも、神経がひりつくような、こんな行為を続ける事はわたくしにはもう出来なかったのです。
高梨さんの瞳を見続けることができなくなって、視線を外そうとしたわたくしの頤をぐいと引き上げると・・・高梨さんは唇を重ねたのです。
「ん・んく・・・ぅ」 ディープキスでした。でも、今度は身体を犯すのではなく・・・心を奪うような・・・キスだったのです。
 
数十秒?それとも1分?
わたくしの首筋にまわした高梨さんの手がストレートロングの髪を分け入り・・美容師さんのシャンプーにも声を漏らしてしまう・・・感じやすい頭皮を愛撫している間中、キスは続きました。
「次の桜がレジデンス棟の入り口だよ。祥子」 最後のコートの釦が高梨さんの手で外されてしまいました。
コートの中は透ける桜色のオーガンジーのスリップと、お揃いの素材のガーターベルト・・・そしてナチュラルのストッキングだけの姿でした。
辛うじて釦が留まっている間は人目に晒されることのなかった、短く整えられている漆黒の茂みさえ、いまはスリップからくっきりと透けてしまっていたのです。
「これじゃ眼の毒だな。」 そう仰るのに、でも許してはくださらないのです。
「いや・・」 それでも、高梨さんはいままでよりも少し早足で先を急いでくださいました。
24 2006 / 05
「僕が嫌いになったのかい。わざわざこんな装いで逢いにきてくれたのに?」
「・・・しらない・・いじわる」 
いままでの高梨さんとの出会いの時は、偶然でしたが2度ともTバックを身に着けていました。
今日・・・お約束をして逢う事になった時、Tバックを選ばなかったのには2つの理由がありました。
1つは久しぶりにお顔を見るのにお誘いが昼間だったからです。わざわざこの時間を選ばれるのです。きっといままでいらした海外のお話を聞かせて下さるのだと、だったらセクシュアルな空気をわたくしから漂わせるわけにはいかないと思ったからです。
もう1つは、わたくしが<彼との行為>だけを求めていると思われたくなかったからです。高梨さんは男性としてプロフェッショナルな芸術家として大変魅力的な方でした。彼がわたくしに何を望んでいたとしても、わたくしは人として彼に惹かれはじめていたのです。
 
「もう一度聞くよ。僕が嫌いになったのか、祥子」
「・・・・・」 嫌いになんかなってないです・・・と口にすることはできませんでした。無言のままで羞恥にうつむけた顔を横に振ったのです。
「聞こえないね。」 優しく深く甘い・・声。明るい屋外の午後の日差しの中でさえ・・わたくしを従わせる高梨さんの声。
「・・・きらい・・じゃない・です。」 とろぉぉ・・たったこれだけの言葉を告げただけなのにわたくしの身体はまた・・蜜を溢れさせてしまったのです。
「それじゃ、どうしてTバックじゃないんだ?」 わざとランジェリーの名前を口にして・・羞恥誘うのです。
「・・・わからない・・わ」 どう告げればいいのか、本当にわかりませんでした。身支度したときの想いを口にしても・・・彼の手にあるぐっしょりと濡れたパンティが全てを台無しにしてしまうとわかっていたからです。
「言えないのか。」
どうしていいか解らなくて、ただ首を横に振ったのです。
「仕方ないね。また一つお仕置きが増えるだけだ。いいね。」
「・・・ゆるして・・だめ」 これ以上何をすると仰るのでしょう。
「さぁ 行こう。たったこれだけの桜並木なのに、いつまでたっても部屋にたどり着けないよ。」 右手に掴んだ濡れたパンティをCoolpixの入ったポケットに仕舞うとわたくしの手を引いて、ふたたび桜並木を歩きはじめたのです。
 
オフィスビルのファサードに引き入れられてどのくらいたったのでしょうか。
あれほどに淫らな時間を過ごした後でも、並木の桜は美しく咲き誇っていました。
時折強まる花散らしの風は枝を揺らし、薄紅の花びらをはらはらとわたくしたちの行く手に舞わせるのです。
ブラもパンティも身につける事を許されず・・・コートの前もたった1つだけしか釦を止めることを許されずに・・・男性に手を取られて車と人の行き交う公道を歩く。それも・・・その男性の唇と指で上り詰めさせられたあとに・・です。
わたくしは平静を装うことも、高梨さんに語りかける言葉すら失っていたのです。
「どうした?祥子」 わたくしの肩を抱き寄せる様にすると、高梨さんは優しい気遣いを見せるのです。
「んん・・ん」 ふるふると俯いた首を横に振るわたしを覗き込むようになさいます。
「怒ったのかい?」 
わかりません。怒っていたのかもしれません。屋外でこんな姿にされてしまうことに・・・何度も登り詰めさせられてしまうことに。
「そんな祥子もそそられるよ。魅力的だ。とてもね。」 肩に回っていた手が脇腹を降りて・・・パンティを着けていないヒップラインにたどり着くと、さもその曲線と手触りが愛おしいとでもいうように・・・手を這わせるのです。
「だ・・め・・・」 ふいにコートの裾を乱そうとする風と、大切な2つのランジェリーを身に着けていない緊張感とで、わたくしの身体はとても敏感になっていたのです。
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