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祥子の少しはしたなくていけない妄想を綴りました 大人の方だけご覧になってください
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こちらのブログは、2005年8月24日にスタートした、<msn淑やかな彩>の継続ブログとなります。 msn時代からのお客様も、またFC2、shinobiからのお客様も、どうぞよろしくお願い申し上げます。
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プロフィール
HN:
祥子
年齢:
61
性別:
女性
誕生日:
1962/12/28
職業:
フリーデザイナー
趣味:
美味しい珈琲 クラシックの流れるお気に入りの喫茶店 読書 ジャズ ミュージカル お酒 声が魅力的で背の高い男性♪
自己紹介:
寂しがりやの甘えたです。
ぽちゃ、色白、黒髪のストレートロングヘア、お胸はGカップ、眼鏡をしています。真面目そうな感じだって良く言われます。
声は美人かも♪
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「いや、大人の女性があんなに可愛く泣きじゃくる姿を見させてもらえて、私は幸せものだよ。」
「お恥ずかしい・・わ。」
「君は泣きじゃくる姿も綺麗だったからね。」 普段は涙などほとんど見せることなどありません。もっと言えば・・・身も世も無く泣きじゃくったことすら、今夜お見かけしたあの方とお別れした夜に独り自宅のベッドで・・・が最後だったと思います。
「顔を伏せるんじゃない。」 男性に淫らな姿を見せるよりも、もっと・・・恥ずかしい・・・極めてプライベートな行ないを言葉にして指摘されて、わたくしは思わず顔を伏せてしまったのです。
それを、男性は許してはくれませんでした。
「・・・はい。」 わたくしは素直に、顔を上げたのです。
「そう、女王のように毅然と顔を上げてなさい。君にはそれが似合う。」
「・・はい、恐れ入ります。」
スカーフで目隠しをしたまま、ランジェリーに前を開いたままの男性のワイシャツを羽織っただけ。黒のストッキングの足元は裸足のままできちんと揃えて座っている・・・その姿は女王というよりも、囚われ・競売に掛けられる前の奴隷というほうが似合っていたのではないでしょうか。
そんな姿でも、男性は<女王>のようだと仰って下さるです。
せめて姿勢だけでも、その言葉に相応しく居たいと・・・わたくしは一層背筋を伸ばしたのです。

「シャツを脱いでごらん。」 1人で待つ間、恥ずかしいならと着ることを許された男性のワイシャツを、剥がれる時がきたのです。
「・・・はい。」 わたくしは少しだけ浅くソファーに座り直すと、左右のカフスの釦を外して、男性からお借りしたシャツを脱ぎました。
「ありがとうございました。」 手探りでざっと袖だたみをすると、男性の声のする方に向かって差し出したのです。
「ん、いいよ。そのシャツは君のソファーの右脇に置いておいてくれ。」
「はい。」 男性の言葉通り、わたくしはそっとシャツをソファーの脇に置きました。
どうしたことでしょう。
男性は先ほどとは全く違って、わたくしに声と存在感だけで・・・関わろうとなさっているようです。シャツすらも受け取ってはくださらないのですから。

ひとことの説明もなく変わってゆく男性の行動を、わたくしはそのまま受け入れることにいたしました。
視覚が奪われていなければ、もっと容易に男性の意図をくみとることが出来たでしょう。見ることができない以上全身で感じとるしかないのです。
両手も両脚も自由なのに、目隠しのスカーフを取ることもせず、わたくしは大人しくソファーに座っておりました。
ブラとTバックにガーターベルトで吊られたストッキング。その上は身体にフィットする揃いのキャミソールでした。
まるで、オールインワンの娼婦のコスチュームを身に着けたような姿で、指一本触れられてもいないのに、自らの意志で動くこともしなくなっておりました。
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明かりが落とされているとはいえ、カーテンは開いたままでした。
お部屋の中を藤色のサテンに黒のレースでトリミングしたランジェリーとガーターストッキングだけのはしたない姿で歩いていることに・・・わたくしは、とまどっておりました。
見えないだけ・・・妄想は止めどなく広がってゆきます。
次第に・・・羞恥に俯いてゆくわたくしの顔に男性は気付かれたのでしょう。
「しかたないね。恥ずかしいのならこれを羽織っていなさい。」 ここに座って待っているんだ、と目隠しのままのわたくしに教えてくださった男性は、今夜彼が着ていたワイシャツらしきものをわたくしに手渡したのです。
「はい、ありがとうございます。」 わたくしは心地よいオックス地のシャツに両手を通すと、前を掻き合わせて1人掛けのソファーに手探りで座ったのです。

わたくしを1人にしている間、クローゼットの扉が開かれ数本のハンガーが当たる音がいたしました。それから・・・カチャカチャ・・という音も。
声も、足音もいたしませんでしたが、それらの音と気配だけが男性が忙しく立ち働いていらっしゃることがわかりました。
本来でしたらわたくしがしなくてはならないことを、男性にして頂いているのがとても申し訳なく思えたのです。
でも、ここで待って居なさいとおっしゃったのです。
わたくしは男性の言葉通り、背筋を伸ばし脚を揃えて1人掛けのソファーに座っておりました。

「待たせたね。寒くはなかったかい。」 室内に響いていたいくつかの生活音がおさまると、次に聞こえたのは男性の声でした。わたくしに触れることはせず、でもお声だけはちょうど真正面からいたしました。
「はい。シャツをお借りしたので、大丈夫です。」
男性の立てる物音だけに集中していたこの数分間。
ひたすら、次になにが起こるのかを聴覚に意識を集中していたせいでしょう。わたくしは他の何かを感じることも、考えることもしないでいられた様です。
エアーポケットに入り込んだ後のように、意識がすっきりとしておりました。
哀しさも、恥ずかしさもなにもかも忘れて・・・わたくしは、男性の声だけを待っていたのです。
「そうか。ならよかった。 あぁ、立ち上がらなくていいよ。」 泣きじゃくるわたくしを先ほどベッドに横たえたのはこの方でした。
先ほどの続きをなさるなら、きっとベッドの上だと勝手に思い込んでおりました。
戻ってらしても、わたくしの目隠しを外しはしないのです。
まだ・・・男性は今夜の戯れを終わらせるつもりがない・・・ことだけは、わたくしにも解っておりました。
だから、せめてベッドへ連れて行って頂こうと、ソファーから立ち上がったのです。
男性の声で、わたくしはもう一度ソファーへと腰を下ろしました。
「そう、そのままでいい。そこに腰を下ろしていなさい。」
「はい。」
「やっと、泣き止んだみたいだね。」
「・・・はい、ご迷惑をお掛けしました。」 目元を覆うシルクスカーフの目隠しはそのままに・・・わたくしは、男性の声のする方へと姿勢を正し真っすぐに向いて落ち着いた声で話しかけました。
「君の一番の魅力は、君の精神性にある。深く君自身に根ざしたM性と、日本女性の美徳を代表するような慎ましさだよ。」 ぷちっ・・・最後の釦が外されたのです。柔らかな黒の素材はするり・・とわたくしの身体の左右に落ちていったのです。
「ぁぁ・・・」 衣服を男性だけに見つめられながら刻一刻と剥がれてゆくことへの切なさに・・・きつく閉じた唇からため息のような声が漏れてゆくのです。

「だけどね、君の白い肌の下に適度に載ったやわらかな脂は、私の官能を優しく刺激してゆく。」 上半身にあったはずの男性の手が、いつの間にか・・・ストッキングの上のむき出しの太ももに触れたのです。突然の冷たさに、わたくしはまた声もなく、ピクンと身体を震わせてしまったのです。
「君のここで・・」 男性の揃えた指が・・・わたくしの立て膝をしてきつく閉じた太ももの間に押し込まれてゆきます。
「君のここだけで、逝った男もいただろう?」 男性の指が・・・まるで昂った塊のようにゆっくりと抽送されるのです。その感触は・・・昨年の夏の・・・地下鉄での陵辱の記憶を蘇らせたのです。
「返事は!」
「・・・は・い」
「ん、いいこだ。君の身体がぎすぎすなら、誰もこんなところで逝く事なんてできやしない。ここにも・・」 男性のもう片方の手指がランジェリーをくぐって、左の乳房に直に触れるのです。
「ここで男性を愛撫して、逝かせたこともあるのだろう?」
「・・・はい」
「この白い肌に・・」 乳房に触れていた男性の指が抜かれ・・・わたくしの露な胸元を這って・・・首筋から・・・わたくしの唇へと・・・
「熱い迸りを振りかけることが出来た幸せな男もいたはずだね。」
「は・い・・・」 ちゅく・・・ わたくしは唇の上に留まった男性の指先に、軽く舌を絡めたのです。
「いいこだ。」 指先の感触に気付かれたのでしょうか。思わず微笑まれたようなお声がして、すっと指が引かれたのです。
「君の肌の滑らかさは、私のような男には何ものにも代え難い価値がある。自信を持ちなさい。」
こくん と頷いたわたくしを確認すると、白い太ももを嬲っていた指も・・・ゆっくりと抜き去ったのです。

「君の洋服を皺だらけにしてしまいそうだ。起きられるかい?」
目隠しをしたままのわたくしの首筋に手を添えると、上体を起き上がらせてくださいました。
ギ・シ・・・ 男性がベッドから離れられたようです。
「こちらに脚を下ろしなさい。」 次に男性の声が聞こえたのは、わたくしの左側からでした。膝を曲げたままの脚に手を添えると、わたくしの身体を45度回転させ、立ち上がらせたのです。
「いいね。」 右の耳に囁くと、フロントの釦がすっかり開いたノースリーブのブラウスの肩を下ろしてゆきます。デシンのブラウスは私の背をゆっくりと落ちて・・・両の手首から抜け落ちてゆきました。
「そのままでいなさい。」 男性の声がわたくしの前を通って左側へと移ります。
わたくしの左の手首をご自分の肩に載せると、スカートのウエストのスプリングホックを・・・そしてファスナーを引き下ろしていかれたのです。
「あっ・・・」 黒のデシンとレースでたっぷりとフレアを取ってあるスカートは何の抵抗もなく足元に落ちていったのです。

「こちらに来なさい。」 男性は、肩に載せたわたくしの手を引くと、目隠ししたまま・・・お食事の時に男性が座っていらした1人掛けのソファーの方へと導きます。
「きっと、私でなければ気付かなかったはずだ。それほどに綺麗に装いと同化していたから、黒のレースのランジェリーだと思ったんだよ。」
「ぁっ・・・」 ぷちっ・・・ 第一釦がループから外されるのがわかりました。
「そうこの藤色。君が着ていたカーディガンと同じ色だったね。」
「はい・・」 ようやく男性の言葉が独白なのか質問なのかが・・・少しずつわかってきました。問いかける時は、存在感のある男性の言葉の終わりがわたくしの顔に向けて直接投げかけられるからです。
こんな僅かな言葉の違いは、きっと目隠しをしていなければ気付かないままだったことでしょう。こうして時間を過ごすごとに・・・肌だけでなく、聴覚までがいつも以上に敏感になってゆきました。
「ふふ はじけそうだね。」 ぷちっ・・・ Gカップの頂きの中央にあった第二釦が、言葉通りはじけるように・・・はずされました。
「・・・・」 一方的に視線に晒されてゆく恥ずかしさに、わたくしはふるふると首を横に振ったのです。
「綺麗だよ。キャミソールまで揃いのものを身に着けているんだね。最近はブラジャーの上にそのまま衣服を身につける女性も多いが、こういう時私の期待を高めてくれるのは、君のような慎ましやかな装いをしている女性のほうだよ。」 ぷちっ・・・ 第三釦が外れました。ランジェリーにつつまれた乳房にそっとよりそっていたレースとデシンは、ラッピングが開かれる様に・・・ふっとわたくしの腕の上に落ちてきたのです。
この方は、どれほどの女性のこんな姿をご覧になってきたのでしょうか。
「みないで・・ください。」 衣服を乱されてゆくその過程を男性に見つめられるいたたまれなさに・・・苛まれておりました。
「謙遜することはない。こんな風に着衣を乱されても、君には<端正>という言葉が似合う。<端正>だからこそ、もっと乱したくなる。」 ぷちっ・・・ 第四釦が外されました。もうスカートのウエストラインまでもこの方の眼にさらされていることでしょう。そんなはしたない姿になっているなら、いっそブラウスの最後の釦も外してしまってください・・・とわたくしは、思わず口にしそうになって・・・慌てて下唇を噛んだのです。

男性の手は藤色のサテンに包まれたわたくしの腹部を、揃えた指でやさしく触りはじめました。
「だ・め・・・そんな・・ところ・・」 わたくしは、2度の言葉で封じ込められていたにも関わらず、身を捩るようにして・・・男性の手から逃れようといたしました。
お若い女性とは違うのです。筋肉の上には柔らかな脂肪が・・・年相応に乗っているのです。決して男性に誇る様に晒して、愛撫をねだる場所ではありません。
「動くんじゃない。いや、どうせ私の手からは逃れられないんだ、そうして動いて君の筋肉のしなやかさを私に味合わせてくれてもいいんだよ。」
「ゃぁぁっ・・・・」
「多くの男に、いや誤解を招くといけない。少なくとも私にとったら・・・と言い換えた方が正解かもしれないが、薄くて・堅い身体にはあまり興味がない。筋肉の動きを柔らかなボディランゲージに変えるこの身体は魅力的だ。ぴったりと胴を覆う藤色のサテンが、君の身体の起伏をいっそう鮮やかに私に教えてくれているよ。」 男性のこの言葉に、わたくしは身を捩り男性の手から逃れることさえ・・・諦めざるを得ませんでした。
ギ・シ・・・ 今度はわたくしの右腕の側に男性のスラックスの膝を感じました。
「いいこだ。その従順さはとても魅力的だよ。私が居てもいなくても、命じられた姿勢を変えない。些細なことかもしれないが、そのほんの少しが守れない女性も多い。」 男性の左手がわたくしの右の頬を愛おしげに触れてゆきます。
「辛かったら膝を下ろすかい。ただ、そのままではスカートが皺になってしまうからね、その時は言いなさい。スカートを私が脱がせてあげよう。」
「いえ・・・」 わたくしは首を横に振りました。スリップを来ている時ならいざ知らず・・・下半身が露になってしまうキャミソールしか身に着けていないのに・・・スカートだけを脱ぐ、そんな姿になるわけにはいきません。
「そうか。辛かったら楽な角度にしたらいいよ。私はここにいる、だったら恥ずかしくないだろう?」 脚元から覗かれることがないなら・・・膝を高く曲げても・・・はしたない姿を晒す事にはならないでしょう。
「はい、失礼いたします。」 わたくしは素直にそうお返事して、もう少しだけ膝を立てたのです。

男性の指が次に触れたのは、デシンとレースの黒のフリル襟に包まれた白い胸元でした。
「少し火照っているんだね。」 鎖骨の合わせ目から顎先へと上って行った指先は、つつっ・・・と深く切れ込んだ胸元の第一釦の位置まで下りてゆきます。
横たわっても柔らかな乳房が寄せられたその場所には・・・たしかに汗ばんでいたかもしれません。想像以上に、鞭を打つという行為は体力と精神力を消耗させるものでした。
「あん・・はずかしい・・・」 汗をかく・・・この時期ならば当たり前のことでも、その生理的な事実を男性に知られるのはとても恥ずかしいことでした。
一緒に過ごしてくださる男性には、できるだけいつも一番綺麗なわたくしをお見せしたかったからです。
「ここだよ。」 男性がブラウスのフリルの襟に指先をほんの少しだけ潜り込ませるように、左の乳房のふくらみの上を這わせてゆきます。
わたくしは男性が何をおっしゃっているのか・・・一瞬わかりませんでした。無言のまま、シルクスカーフで目隠しされた頭を傾げてみせたのです。
「ここの部分の黒のレースが、映画館で君が私を席に通す為に立ち上がった時に目に入ったんだ。」
「あっ・・」 少し前屈みになって<I-5>の席から立ち上がった・・あのとき。
「薄暗い映画館の客席でも、ここの凝ったレースと君の白い肌は・・・くっきりと良くわかったよ。」
「ゃぁ・・」 思わず、胸元を覆おうとした左手を、男性の左手が押さえ込みます。
「動くんじゃない。」 男性の静かで断定的な声が響きました。その声に、ピクっと身を振るわせてわたくしは左手の力を抜いたのです。
「いいこだ。君のその従順さが愛おしいよ。心配しなくていい、君の装いは完璧だよ。下着を見せる事をファッションと勘違いしている馬鹿な女性だとは思っていない。」 ひんやりとした感じすらする指先はブラウスの襟と肌の境目をゆっくりと行き来しつづけるのです。
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