祥子の少しはしたなくていけない妄想を綴りました 大人の方だけご覧になってください
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プロフィール
HN:
祥子
年齢:
61
性別:
女性
誕生日:
1962/12/28
職業:
フリーデザイナー
趣味:
美味しい珈琲 クラシックの流れるお気に入りの喫茶店 読書 ジャズ ミュージカル お酒 声が魅力的で背の高い男性♪
自己紹介:
寂しがりやの甘えたです。
ぽちゃ、色白、黒髪のストレートロングヘア、お胸はGカップ、眼鏡をしています。真面目そうな感じだって良く言われます。
声は美人かも♪
ぽちゃ、色白、黒髪のストレートロングヘア、お胸はGカップ、眼鏡をしています。真面目そうな感じだって良く言われます。
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15 2006 / 08
明かりが落とされているとはいえ、カーテンは開いたままでした。
お部屋の中を藤色のサテンに黒のレースでトリミングしたランジェリーとガーターストッキングだけのはしたない姿で歩いていることに・・・わたくしは、とまどっておりました。
見えないだけ・・・妄想は止めどなく広がってゆきます。
次第に・・・羞恥に俯いてゆくわたくしの顔に男性は気付かれたのでしょう。
「しかたないね。恥ずかしいのならこれを羽織っていなさい。」 ここに座って待っているんだ、と目隠しのままのわたくしに教えてくださった男性は、今夜彼が着ていたワイシャツらしきものをわたくしに手渡したのです。
「はい、ありがとうございます。」 わたくしは心地よいオックス地のシャツに両手を通すと、前を掻き合わせて1人掛けのソファーに手探りで座ったのです。
わたくしを1人にしている間、クローゼットの扉が開かれ数本のハンガーが当たる音がいたしました。それから・・・カチャカチャ・・という音も。
声も、足音もいたしませんでしたが、それらの音と気配だけが男性が忙しく立ち働いていらっしゃることがわかりました。
本来でしたらわたくしがしなくてはならないことを、男性にして頂いているのがとても申し訳なく思えたのです。
でも、ここで待って居なさいとおっしゃったのです。
わたくしは男性の言葉通り、背筋を伸ばし脚を揃えて1人掛けのソファーに座っておりました。
「待たせたね。寒くはなかったかい。」 室内に響いていたいくつかの生活音がおさまると、次に聞こえたのは男性の声でした。わたくしに触れることはせず、でもお声だけはちょうど真正面からいたしました。
「はい。シャツをお借りしたので、大丈夫です。」
男性の立てる物音だけに集中していたこの数分間。
ひたすら、次になにが起こるのかを聴覚に意識を集中していたせいでしょう。わたくしは他の何かを感じることも、考えることもしないでいられた様です。
エアーポケットに入り込んだ後のように、意識がすっきりとしておりました。
哀しさも、恥ずかしさもなにもかも忘れて・・・わたくしは、男性の声だけを待っていたのです。
「そうか。ならよかった。 あぁ、立ち上がらなくていいよ。」 泣きじゃくるわたくしを先ほどベッドに横たえたのはこの方でした。
先ほどの続きをなさるなら、きっとベッドの上だと勝手に思い込んでおりました。
戻ってらしても、わたくしの目隠しを外しはしないのです。
まだ・・・男性は今夜の戯れを終わらせるつもりがない・・・ことだけは、わたくしにも解っておりました。
だから、せめてベッドへ連れて行って頂こうと、ソファーから立ち上がったのです。
男性の声で、わたくしはもう一度ソファーへと腰を下ろしました。
「そう、そのままでいい。そこに腰を下ろしていなさい。」
「はい。」
「やっと、泣き止んだみたいだね。」
「・・・はい、ご迷惑をお掛けしました。」 目元を覆うシルクスカーフの目隠しはそのままに・・・わたくしは、男性の声のする方へと姿勢を正し真っすぐに向いて落ち着いた声で話しかけました。
お部屋の中を藤色のサテンに黒のレースでトリミングしたランジェリーとガーターストッキングだけのはしたない姿で歩いていることに・・・わたくしは、とまどっておりました。
見えないだけ・・・妄想は止めどなく広がってゆきます。
次第に・・・羞恥に俯いてゆくわたくしの顔に男性は気付かれたのでしょう。
「しかたないね。恥ずかしいのならこれを羽織っていなさい。」 ここに座って待っているんだ、と目隠しのままのわたくしに教えてくださった男性は、今夜彼が着ていたワイシャツらしきものをわたくしに手渡したのです。
「はい、ありがとうございます。」 わたくしは心地よいオックス地のシャツに両手を通すと、前を掻き合わせて1人掛けのソファーに手探りで座ったのです。
わたくしを1人にしている間、クローゼットの扉が開かれ数本のハンガーが当たる音がいたしました。それから・・・カチャカチャ・・という音も。
声も、足音もいたしませんでしたが、それらの音と気配だけが男性が忙しく立ち働いていらっしゃることがわかりました。
本来でしたらわたくしがしなくてはならないことを、男性にして頂いているのがとても申し訳なく思えたのです。
でも、ここで待って居なさいとおっしゃったのです。
わたくしは男性の言葉通り、背筋を伸ばし脚を揃えて1人掛けのソファーに座っておりました。
「待たせたね。寒くはなかったかい。」 室内に響いていたいくつかの生活音がおさまると、次に聞こえたのは男性の声でした。わたくしに触れることはせず、でもお声だけはちょうど真正面からいたしました。
「はい。シャツをお借りしたので、大丈夫です。」
男性の立てる物音だけに集中していたこの数分間。
ひたすら、次になにが起こるのかを聴覚に意識を集中していたせいでしょう。わたくしは他の何かを感じることも、考えることもしないでいられた様です。
エアーポケットに入り込んだ後のように、意識がすっきりとしておりました。
哀しさも、恥ずかしさもなにもかも忘れて・・・わたくしは、男性の声だけを待っていたのです。
「そうか。ならよかった。 あぁ、立ち上がらなくていいよ。」 泣きじゃくるわたくしを先ほどベッドに横たえたのはこの方でした。
先ほどの続きをなさるなら、きっとベッドの上だと勝手に思い込んでおりました。
戻ってらしても、わたくしの目隠しを外しはしないのです。
まだ・・・男性は今夜の戯れを終わらせるつもりがない・・・ことだけは、わたくしにも解っておりました。
だから、せめてベッドへ連れて行って頂こうと、ソファーから立ち上がったのです。
男性の声で、わたくしはもう一度ソファーへと腰を下ろしました。
「そう、そのままでいい。そこに腰を下ろしていなさい。」
「はい。」
「やっと、泣き止んだみたいだね。」
「・・・はい、ご迷惑をお掛けしました。」 目元を覆うシルクスカーフの目隠しはそのままに・・・わたくしは、男性の声のする方へと姿勢を正し真っすぐに向いて落ち着いた声で話しかけました。
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