祥子の少しはしたなくていけない妄想を綴りました 大人の方だけご覧になってください
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プロフィール
HN:
祥子
年齢:
61
性別:
女性
誕生日:
1962/12/28
職業:
フリーデザイナー
趣味:
美味しい珈琲 クラシックの流れるお気に入りの喫茶店 読書 ジャズ ミュージカル お酒 声が魅力的で背の高い男性♪
自己紹介:
寂しがりやの甘えたです。
ぽちゃ、色白、黒髪のストレートロングヘア、お胸はGカップ、眼鏡をしています。真面目そうな感じだって良く言われます。
声は美人かも♪
ぽちゃ、色白、黒髪のストレートロングヘア、お胸はGカップ、眼鏡をしています。真面目そうな感じだって良く言われます。
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22 2006 / 11
「必ず連絡する。待っていてください。」
夏の夜にそう言って黒い麻のジャケットで立ち去った方からメールをいただいたのは、11月も半ばを過ぎたころでした。
22日のジャズ・ライブで逢いましょう。
その翌日は、予定を空けておいてください。
祥子を独り占めさせてくれるね。楽しみにしている。
あのホテルのロビーで
ジャズとワインを楽しみながら待ってるよ。
P.S.都合が悪いようなら早めに連絡をください。
長谷川
22日。
ライブの主宰者の沢田さんからも、是非に・・・とご連絡をいただいておりました。
この数ヶ月、突然に増えた仕事と私事にとりまぎれて、わたくしもライブにお邪魔できないでおりました。月に1度の楽しい時間すらゆっくり楽しむことができないなんて・・・もうメールを下さった方をなじることはできませんでした。
長谷川さん・・・あの黒衣の紳士と二人きりの時を過ごすのは1年ぶりくらいになるのでしょうか。
お見掛けしほんの少し言葉を交わしたのだって8月12日の夜が最後。
なかなかお逢いすることすらないのに、なぜかわたくしの心には彼の存在が深く刻まれておりました。それは、真性のSだという彼がわたくしに与える狂ったような一時のせいなのかもしれません。
22日。
わたくしは手帳を開いてその日の夜から翌日の23日までの予定をすべて空けたのです。
ジャズ・ライブは、久しぶりに熱い演奏をするピアニストが最近めきめきと腕を上げたサックスプレーヤーとコラボレーションをすることになっていたのです。
澄んだ空気を創り出すサックスの音色に絡むピアノの音を想像するだけで、わたくしは手首に・・・はじめて自分のハンカチで掛けられた縛めのきしみを・・・蘇らせてしまっていたのです。
著名な建築事務所の一翼を担う一級建築士。
でも、わたくしにとっては心まで縛る1人の男性でしかありませんでした。
あの方なら、きっとまた黒い出で立ちでお越しになることでしょう。
隣で、アウスレーゼをご一緒しながらジャズを楽しませていただくために、わたくしも黒の装いを選んだのです。
シャツはメンズ仕立ての超長綿の黒に致しました。細番手の綿100%ならではの深い光沢が、この色を引き立ててくれました。
膝丈のAラインのスカートを選びました。左脚の前にだけ膝上15センチほどまですっきりとスリットが入っています。ウール・ベネシャンの素材はしなやかにほんの少し揺れる裾に上品な光をのせてくれます。
ジャケットは、もしかしたら長谷川さんも同じ素材をお召しになるかもと・・・
悩みました。それでもこの組み合わせには、革のテーラードジャケットしか考えられません。冷え込む夜の移動を考えてブラックのムートンのコートを選びました。
この間、最後にあの方にお逢いしたとき、わたくしはレースのワンピース姿でした。
数ヶ月の時間は、季節も気温も・・・なにもかも二人のまわりを変えていました。
夏の夜にそう言って黒い麻のジャケットで立ち去った方からメールをいただいたのは、11月も半ばを過ぎたころでした。
22日のジャズ・ライブで逢いましょう。
その翌日は、予定を空けておいてください。
祥子を独り占めさせてくれるね。楽しみにしている。
あのホテルのロビーで
ジャズとワインを楽しみながら待ってるよ。
P.S.都合が悪いようなら早めに連絡をください。
長谷川
22日。
ライブの主宰者の沢田さんからも、是非に・・・とご連絡をいただいておりました。
この数ヶ月、突然に増えた仕事と私事にとりまぎれて、わたくしもライブにお邪魔できないでおりました。月に1度の楽しい時間すらゆっくり楽しむことができないなんて・・・もうメールを下さった方をなじることはできませんでした。
長谷川さん・・・あの黒衣の紳士と二人きりの時を過ごすのは1年ぶりくらいになるのでしょうか。
お見掛けしほんの少し言葉を交わしたのだって8月12日の夜が最後。
なかなかお逢いすることすらないのに、なぜかわたくしの心には彼の存在が深く刻まれておりました。それは、真性のSだという彼がわたくしに与える狂ったような一時のせいなのかもしれません。
22日。
わたくしは手帳を開いてその日の夜から翌日の23日までの予定をすべて空けたのです。
ジャズ・ライブは、久しぶりに熱い演奏をするピアニストが最近めきめきと腕を上げたサックスプレーヤーとコラボレーションをすることになっていたのです。
澄んだ空気を創り出すサックスの音色に絡むピアノの音を想像するだけで、わたくしは手首に・・・はじめて自分のハンカチで掛けられた縛めのきしみを・・・蘇らせてしまっていたのです。
著名な建築事務所の一翼を担う一級建築士。
でも、わたくしにとっては心まで縛る1人の男性でしかありませんでした。
あの方なら、きっとまた黒い出で立ちでお越しになることでしょう。
隣で、アウスレーゼをご一緒しながらジャズを楽しませていただくために、わたくしも黒の装いを選んだのです。
シャツはメンズ仕立ての超長綿の黒に致しました。細番手の綿100%ならではの深い光沢が、この色を引き立ててくれました。
膝丈のAラインのスカートを選びました。左脚の前にだけ膝上15センチほどまですっきりとスリットが入っています。ウール・ベネシャンの素材はしなやかにほんの少し揺れる裾に上品な光をのせてくれます。
ジャケットは、もしかしたら長谷川さんも同じ素材をお召しになるかもと・・・
悩みました。それでもこの組み合わせには、革のテーラードジャケットしか考えられません。冷え込む夜の移動を考えてブラックのムートンのコートを選びました。
この間、最後にあの方にお逢いしたとき、わたくしはレースのワンピース姿でした。
数ヶ月の時間は、季節も気温も・・・なにもかも二人のまわりを変えていました。
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