祥子の少しはしたなくていけない妄想を綴りました 大人の方だけご覧になってください
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プロフィール
HN:
祥子
年齢:
61
性別:
女性
誕生日:
1962/12/28
職業:
フリーデザイナー
趣味:
美味しい珈琲 クラシックの流れるお気に入りの喫茶店 読書 ジャズ ミュージカル お酒 声が魅力的で背の高い男性♪
自己紹介:
寂しがりやの甘えたです。
ぽちゃ、色白、黒髪のストレートロングヘア、お胸はGカップ、眼鏡をしています。真面目そうな感じだって良く言われます。
声は美人かも♪
ぽちゃ、色白、黒髪のストレートロングヘア、お胸はGカップ、眼鏡をしています。真面目そうな感じだって良く言われます。
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07 2006 / 09
「ただの飲み友達じゃないんだろう?」
「ふふふ、ご想像にお任せします。」
「ははは これだから男達は祥子さんに惑わされるんだな。」 そして耳元に囁くのです、今夜の君も素敵だよ・・・と。
「ずっとご連絡もなかったから、わたくしのことなんて忘れたかとおもっていましたわ。最近はライブにもお越しになってないんでしょう。」
わたくしは、少しだけ拗ねてみせたのです。全ての愛奴と別れるから僕のものになれ、とおっしゃったまま2度と連絡をくださらなかったこの方に。
「ああ、忙しかったからね。竹上の仕事はさっきの会長の言葉じゃないが、なかなかハードなんだ。」
「そう。でもご活躍なのね、よかったわ。無理をしてお身体壊したりなさらないでくださいね。」
「ありがとう。」
長谷川さんのグラスはもう空いていました。クルーに手を上げて、新しいワインを求められます。
「彼にもこの身体を括らせてるのか?」
「ふふふ、知りません。」
クルーが背を向けたとたんに、長谷川さんはどきっとするような質問を囁かれたのです。
わたくしは、恍けることにいたしました。全くなんのしがらみもない間柄ならともかく、お仕事で利害関係のあるお二人です。個人の性癖に関わることをうかつに口にすることなんて・・・できなかったからです。
「別に、そういう意味で聞いたわけじゃない。」
長谷川さんには、わたくしの答えの意味が通じたようです。
「僕だってとても他人には聞かせられない趣味の持ち主だからな。」
そうなのです。この方はわたくしが存じ上げている方達の中でも最もハードなS性を持った方だったのです。
都心から少し外れた離ればかりが立ち並ぶ宿で、一晩中わたくしを縛り・吊り・鞭打ち・責めた方でした。夕方に待ち合わせにいらした車の中から、明け方外が白みはじめるまで、ずっと。わたくしはこの方の手で<行為>の持つ意味を教え込まれたようなものでした。
長谷川さんの指がわたくしの二の腕を横にふた筋・・・赤ワインに浸した指で辿ってゆきます。それは・・・わたくしを高手小手に縛った時に、赤い縄が肌の上を走る場所だったのです。
「もう、こんなところで・・・だめ。」
声に媚びが混じらない様に、ざわめきに包まれたパーティ会場の他の方に聞こえない様に、わたくしはそっと背の高い彼の耳元に唇を寄せると、長谷川さんを嗜めたのです。
「わかってるよ。祥子さんに逢ったら、抑えていた気持ちが我慢出来なくなりかけてる。これから、ここで・・・」
「失礼します、加納様でらっしゃいますか?」
「はい。」
わたくしに声を掛けてらしたのは、パーサーの男性でした。
「特別室にお連れする様にと、申し遣っているのですがよろしいでしょうか。」
ご一緒にいる長谷川さんのことを気遣ってくださっているようでした。
こんな風にわたくしを呼び出すのは・・・石塚さんしかありません。そのことは、長谷川さんも察してくださったようでした。
「ごめんなさい。いいかしら、失礼させていただいて。」 わたくしは真っすぐに長谷川さんを見つめました。
「ああ、今夜は逢えてうれしかったよ。また連絡してもいいかな。」
「はい。携帯もメールも変わっておりませんわ。」
「わかった。」
失礼致します。パーサーは長谷川さんに一礼してから、わたくしをパーティールームから連れ出したのです。
「ふふふ、ご想像にお任せします。」
「ははは これだから男達は祥子さんに惑わされるんだな。」 そして耳元に囁くのです、今夜の君も素敵だよ・・・と。
「ずっとご連絡もなかったから、わたくしのことなんて忘れたかとおもっていましたわ。最近はライブにもお越しになってないんでしょう。」
わたくしは、少しだけ拗ねてみせたのです。全ての愛奴と別れるから僕のものになれ、とおっしゃったまま2度と連絡をくださらなかったこの方に。
「ああ、忙しかったからね。竹上の仕事はさっきの会長の言葉じゃないが、なかなかハードなんだ。」
「そう。でもご活躍なのね、よかったわ。無理をしてお身体壊したりなさらないでくださいね。」
「ありがとう。」
長谷川さんのグラスはもう空いていました。クルーに手を上げて、新しいワインを求められます。
「彼にもこの身体を括らせてるのか?」
「ふふふ、知りません。」
クルーが背を向けたとたんに、長谷川さんはどきっとするような質問を囁かれたのです。
わたくしは、恍けることにいたしました。全くなんのしがらみもない間柄ならともかく、お仕事で利害関係のあるお二人です。個人の性癖に関わることをうかつに口にすることなんて・・・できなかったからです。
「別に、そういう意味で聞いたわけじゃない。」
長谷川さんには、わたくしの答えの意味が通じたようです。
「僕だってとても他人には聞かせられない趣味の持ち主だからな。」
そうなのです。この方はわたくしが存じ上げている方達の中でも最もハードなS性を持った方だったのです。
都心から少し外れた離ればかりが立ち並ぶ宿で、一晩中わたくしを縛り・吊り・鞭打ち・責めた方でした。夕方に待ち合わせにいらした車の中から、明け方外が白みはじめるまで、ずっと。わたくしはこの方の手で<行為>の持つ意味を教え込まれたようなものでした。
長谷川さんの指がわたくしの二の腕を横にふた筋・・・赤ワインに浸した指で辿ってゆきます。それは・・・わたくしを高手小手に縛った時に、赤い縄が肌の上を走る場所だったのです。
「もう、こんなところで・・・だめ。」
声に媚びが混じらない様に、ざわめきに包まれたパーティ会場の他の方に聞こえない様に、わたくしはそっと背の高い彼の耳元に唇を寄せると、長谷川さんを嗜めたのです。
「わかってるよ。祥子さんに逢ったら、抑えていた気持ちが我慢出来なくなりかけてる。これから、ここで・・・」
「失礼します、加納様でらっしゃいますか?」
「はい。」
わたくしに声を掛けてらしたのは、パーサーの男性でした。
「特別室にお連れする様にと、申し遣っているのですがよろしいでしょうか。」
ご一緒にいる長谷川さんのことを気遣ってくださっているようでした。
こんな風にわたくしを呼び出すのは・・・石塚さんしかありません。そのことは、長谷川さんも察してくださったようでした。
「ごめんなさい。いいかしら、失礼させていただいて。」 わたくしは真っすぐに長谷川さんを見つめました。
「ああ、今夜は逢えてうれしかったよ。また連絡してもいいかな。」
「はい。携帯もメールも変わっておりませんわ。」
「わかった。」
失礼致します。パーサーは長谷川さんに一礼してから、わたくしをパーティールームから連れ出したのです。
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