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祥子の少しはしたなくていけない妄想を綴りました 大人の方だけご覧になってください
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プロフィール
HN:
祥子
年齢:
61
性別:
女性
誕生日:
1962/12/28
職業:
フリーデザイナー
趣味:
美味しい珈琲 クラシックの流れるお気に入りの喫茶店 読書 ジャズ ミュージカル お酒 声が魅力的で背の高い男性♪
自己紹介:
寂しがりやの甘えたです。
ぽちゃ、色白、黒髪のストレートロングヘア、お胸はGカップ、眼鏡をしています。真面目そうな感じだって良く言われます。
声は美人かも♪
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12 2007 / 02
「指先まで快感を堪えようとするその手も綺麗だが、手を下ろしなさい、祥子。この家には僕と祥子の二人きりだ。まわりには家がないだろう。それにこの家は木造だが壁が厚い。外には祥子の声は漏れない、大丈夫だ。」
ジィィ・・・カシャ ジィィ・・・カシャ ジィィ・・・カシャ
「あぁぁっ・・・いっ・ちゃう・・・」
高梨さんの愛撫は始まったばかりなのに・・・。
わたくしはとうとう膝を頽れさせてしまったのです。

シャッター音は止まっていました。
高梨さんに凭れ掛かる様に、荒い息を吐きながらわたくしは突然に訪れた絶頂の余韻に漂っていたのです。
「どうした。まだ、何もしてないだろう。」
ざらざらとわたくしの乳房を高梨さんのお髭が擦りあげます。
「わから・・ない・・の・・・ や・・はずかしい・・わ」
「カメラに感じたのか?」
昨年のお正月に、美貴さん・山崎さん・石塚さんに嬲られながら望月さんのカメラで写された時には、激しい羞恥は感じたものの性感を高めるという点ではあまりカメラを意識することはありませんでした。
でも、今夜は・・・
「祥子、返事はどうした?」
高梨さんの前にぺたんと膝を付いて、わたくしははじめて彼の言葉の意味を理解しました。
条件反射のようにふる・ふると首を横に振ります。それは、真実そうだったのではなく、自らの痴態を記録に残される恥辱に感じる・・・はしたない女だと思われたくなかったからです。
「いや、嘘だろう。調べればすぐわかる。」
「えっ・・・」
「こっちだ。」
眼の前のわたくしを抱きしめると、そのまま高梨さんは立ち上がり・・・彼の背後にあるベッドへと誘うのです。
ベッドはカバーも上掛けも全て外されて、真っ白なシーツだけになっていました。
「あぁっ・・・だめっ・・」
わたくしの身体を、ベッドの上に乱暴に横たえるのです。
まろびでたままの乳房を両手で覆ったわたくしは、後ろ向きに倒された恐怖感に・・・バランスを取る為に咄嗟に脚を開いたのです。
その瞬間を高梨さんは見逃しはしませんでした。
オフホワイトのパジャマ姿の大きな身体をわたくしの両脚の間に割り込ませると、捲れ上がったナイティの裾を両手でたくし上げていったのです。
「おとなしくするんだ。」
ジィィ・・・カシャ
左手だけではだけられた胸元の・・・辛うじて先端だけを覆い隠し、右手を伸ばしてナイティの裾を元に戻そうとしたのです。その一瞬の姿を先ほどとは違う位置にあるカメラのシャッター音が狙います。そういえば、先ほどもシャッター音が聞こえた場所は・・・1つではなかったような気がいたします。
「いや・・・いくつあるの?」
「教えたら、おとなしくするか?」
「・・・はい。」
このままどこから撮られているのかわからない不安のまま痴態を晒すなんて、わたくしには出来ませんでした。
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11 2007 / 02
「あぁっ・・」
高梨さんの左手は、全く容赦しませんでした。
ナイティの左肩をぐいと引き下げ、ハーフのGカップのブラに収まり切れずに上でたわわに揺れる、白い乳房さえカメラの前に晒すのです。
「それも、このナイティのために選んでくれたんだろう。嬉しいよ。」
確かに、おっしゃるとおりでした。
ご一緒に花見をしたあの日。わたくしにプレゼントをしてくださったこの素晴らしいナイティのために、このランジェリーのセットを同じショップで買い求めたものでした。
さくら色という同じ色を求めるのが難しい微妙な色味を、プロのフォトグラファーである高梨さんの眼は見逃してはいませんでした。
ジィィ・・・カシャ ジィィ・・・カシャ ジィィ・・・カシャ
わたくしの肌の柔らかさを確かめるように指先でなぞりながら、彼の指が首筋からブラの端まで降りてゆきます。ブラの上に出ている一番柔らかい部分に指先をめりこませる間もシャッター音は止まりません。
「ここにキスマークを付けたくなるな。」
「あぁん・・ゆるし・・て・・」
「ふっ、祥子がどのくらい感じているのか、確かめさせてもらおう。」
ジィィ・・・カシャ ジィィ・・・カシャ  ジィィ・・・カシャ
「あぁぁぁ・・・だめ・・ぇっ・・」
高梨さんの左手にブラのカップを引き下ろされ、はしたなく昂り切った鴇色の先端までスマートメディアに写し込まれてしまうのです。
羞恥に身を捩り、レンズから逃れようとしても高梨さんの手がそれを許してはくれませんでした。

「祥子。」
「おねがい・・・ゆるして・・」
わたくしは、後ろから抱きしめたままの高梨さんを振り返りました。
「何を許すんだい。」
「おしゃしん・・・はずかしい・わ・・」
「恥ずかしがる祥子を写したい。」
そして、また肩先に唇を触れるのです。
「ここが桜色に染まってとてもきれいだよ。その声も、もうこうしていても香るほど溢れさせているフェロモンも写し込めないことが残念でならない。カメラに感じている祥子をもっと写したい。きっと綺麗だ。」
ジィィ・・・カシャ ジィィ・・・カシャ ジィィ・・・カシャ
「あぁぁ・・ん・・」
ウエストを掴んでいた腕を解くとわたくしの足元に膝を突き、剥き出しにした乳房の先端をねぶりながら、右の肩も乳房も剥き出しにしてゆきます。
アングルのせいなのでしょう。
わたくしをリクライニングチェアの側から一歩も動かさず・・・愛撫を重ねてゆきます。
高梨さんのおっしゃるように、カメラには声は写りません。
それでも、左右の乳首を交互に舌先に転がされ指先で揉み込まれて、あられもなく引き出される溢れ出る喘ぎを堪えようと、わたくしは左手の中指を噛むしかありませんでした。
「あっ・・・あふっ・・・ぁぁっ・・・」
10 2007 / 02
ジィィ・・・カシャ ジィィ・・・カシャ ジィィ・・・カシャ
高梨さんの手が、桜色のナイティのガウンの肩を左から少しずつ引き下ろしてゆきます。次いで、右の肩も。肩の丸みを超えたところで、ストレッチサテンのガウンは自らの重みで落ちてゆきます。
ジィィ・・・カシャ ジィィ・・・カシャ
肩先に高梨さんの唇の熱を感じただけで、わたくしは身体を慄かせてしまうのです。
「自宅に女性をつれてくるとね、武装したようにかっちりと装うタイプと、女を忘れた様にリラックスしてしまうタイプがいる。」
「あ・・ぁっん・・」
ジィィ・・・カシャ ジィィ・・・カシャ ジィィ・・・カシャ
口づけは強く・・・軽い痛みを感じるほどです。
「僕は、そのどちらの女性にもそそられない。そういう場合はとっとと帰ってもらうか、客室にお引き取り願うことにしている。」
右腕はウエストをがっしりとホールドし、左手はわたくしの手指を体側で捉えながら先ほど見せてくださったカメラのリモコンを操っておりました。
ジィィ・・・カシャ ジィィ・・・カシャ
「ゃ・・・ん・・ 他にも・・女性を連れてらした・・の・ね・・」
肩のストレッチレースを飛び越えて、高梨さんの口づけはわたくしの首筋へと一寸刻みに繰り返すのです。
唇の柔らかな感触と、高梨さんのお髭のちくちくが・・・柔らかな肌を刺激し続けます。
「ああ、この年までご清潔な生き方をしていたなんて嘘は言わないさ。」
ジィィ・・・カシャ ジィィ・・・カシャ ジィィ・・・カシャ
「ん・・だめ・・・」
一方的に与えられる快感から逃れようとしても、まるでソシアルダンスのリーダーのホールドのように、右腕と左腕でわたくしの身体は高梨さんの前に引き戻されてしまうのです。
「でも、この部屋でこうして過ごすのは、祥子が初めてだよ。」
ジィィ・・・カシャ
「あぁ・・・ん・・」
耳朶に甘噛みとともに届けられた熱くて甘い言葉に、わたくしははしたない声を上げてしまったのです。

「いつものあの部屋ならいざしらず、何日も田舎の家で一緒に過ごすと決めてここに来て・・・」
ジィィ・・・カシャ ジィィ・・・カシャ ジィィ・・・カシャ ジィィ・・・カシャ
「や・・あぁ・・だめ・っ・・・」
高梨さんの舌は巻貝のような耳をねぶりながら、左手はナイティの裾を引き上げてゆくのです。
ジィィ・・・カシャ ジィィ・・・カシャ
「ぃやぁぁ・・・・」
自らの右肩に顔を埋める様にしても、羞恥は消えてはゆきませんでした。
引き上げられた左脚の前裾は、ガーターベルトに吊られたナチュラルのストッキングも、その上の太ももも・・・そしてそろいのレースで作られたTバックもガーターも・・・露にさせたままウエストに挟み込まれてしまったのですから。
ジィィ・・・カシャ ジィィ・・・カシャ ジィィ・・・カシャ
「こんなにセクシーなランジェリーを選んで身に着けてくれるんだからね。」
09 2007 / 02
「手を下ろして、僕を見て。さぁ、こっちへおいで。」
カシャ・・・カシャ・・カシャ・
高梨さんはわたくしが近づくにつれてゆっくりと立ち上がり、最後はファインダーを覗くことなく左腕の中に抱きとめたわたくしに向かって、伸ばした腕の先でシャッターを切ったのです。
そのままカメラをベッドの上にぽとん・・と落とし、右手もわたくしの身体に巻き付けるように抱きしめるのです。
ちゅっ・・・額に、ミネラルウォーターで冷やされた高梨さんの唇が触れました。
「疲れただろう。ごちそうさま。美味しかったよ。」
「よろこんでいただけてなによりですわ。でも、わたくしの質問にまだ答えてくださってないわ。」
「質問?」
「そう、二人きりの時間まではお写真にしないって・・・おっしゃったのに。・・んぁん・・」
つい、と上がった高梨さんの右手がわたくしの顎を捉えると、そのまま唇を重ねられてしまったのです。
ジィィ・・・カシャ ジィィ・・・カシャ

えっ・・・
高梨さんの両腕はわたくしを捉えておりました。しっかりと抱きとめて唇を貪っているのです。なのに・・・シャター音だけが続きます。
口づけの最中なのに、わたくしは思わず眼を見開いて音の主を探してしまいました。
まさか、高梨さんの他に誰かが・・・。
「祥子、どうした。キスの途中に眼を開けるなんて君らしくないじゃないか。」
「だって、シャッターを切る音が。どうして?」
「ああ、気付いてなかったのか。これだよ。」
高梨さんはわたくしの身体を抱きしめていた腕を解いて、左手の中の小さな黒いものを見せてくれました。
「カメラのリモコン?」
「そうだ。祥子はこんなものにも詳しいんだな。」
「どこにあるんですか?カメラは。」
わたくしは、さきほど着替えてくる時に眼鏡を外してきておりました。
高梨さんのお宅で半日を過ごして充分に慣れたことと、この後は二人きりの戯れしかないとわかっていたからです。
「探してごらん。」
背後からわたくしの肩越しに腕を回して、抱きしめるようにした高梨さんが面白そうにおっしゃるのです。あまり良くはない視力で、音のした方をじっと見つめます。
昼間、何度かこのお部屋に入った時はカメラなどありませんでした。
そして先ほどこちらにミネラルウォーターを運んだときも・・・
ジィィ・・・カシャ
「ぁん・・・」
高梨さんが胸元へ重ねるように置いた手で、わたくしの乳房をいらうのです。
想像もしていなかった刺激に、わたくしが声を上げてしまった瞬間、シャッター音が聞こえたのです。
「あっ、あれ」
ベッドサイドの白木のラックのコンポの斜め上に1台の小さなデジタルカメラがありました。
「気付いたね。でも、あれ1つじゃない。」
「えっ・・・。」
「祥子が、セクシーなランジェリーなんか着けるからどうしても写真に撮りたくなった。」
08 2007 / 02
薄やみの中で眠そうにしている白雪を起こさない様に、キッチンを片付けて柵をきちんと止めてリビングルームを後にしました。
持って来たのは冷やしたミネラルウォーターを3本と二つのグラスだけをトレイに乗せて、わたくしは一旦メインベッドルームへ戻ったのです。
8畳ほどの部屋はオイルヒーターで程よく暖められておりました。
ダブルサイズのベッドとライティングテーブルと椅子。そしてテレビと一人用のオットマン付きの革のリクライニングチェア。
白木づくりの部屋に合う、ナチュラルな質感で整えられた部屋でした。
床にはコットンでざっくりと織られた絨毯が敷かれています。
わたくしが何度かお邪魔した都心のお部屋も、独特の統一感のあるお住まいでした。
白でまとめられた寝室の天井に映し出された星空を、いまでも思い浮かべることができます。そして、その部屋のベッドで彼に愛されながら聞いた第九の旋律も。

いまは、ベッドサイドのラックにひっそりと置かれたウッディなコンポから、低く・高く、サティの美しく不思議な旋律が流れていたのです。
そして・・・ベッドの上には、春にわたくしにプレゼントしてくださった桜色のナイティが置いてありました。

寝る時のためにとわたくしはロングタイプの黒のマニッシュなナイティを用意して来ていました。
飲み物を置いたら、高梨さんが、着替えのために使いなさいと言ってくださった客間へそのナイティだけを取りにゆくつもりだったのです。
先ほどの夕食の席の会話で、高梨さんが今夜のランジェリーを楽しみになさっていることもわかっていました。
このままの姿で、着衣を剥いでゆく楽しみを差し上げるほうがいいのか・・・それとも・・・。
台所仕事をしながら繰り返した迷いの答えを、この桜色の贅沢な布が与えてくれたのです。
高梨さんが入浴されてもう随分になります。そろそろ戻っていらっしゃることでしょう。
ここで着替えて脱いだ衣服を晒すことがとても恥ずかしくて、わたくしは桜色のナイティのセットだけを手に取ると急いで客間へと向かいました。

「お待たせしました。」
着替えている間に、高梨さんが浴室からご自身のお部屋に向かわれたのが解りました。
お食事の前に入浴をして着替えた桜色のレースのランジェリーの上にナイティとガウンを羽織って、ロングヘアを左に流す様にまとめて三つ編みにしてから、わたくしは彼の部屋をノックしたのです。
カシャ・・・カシャ・・
「ああ、似合うな。」
扉を開けた部屋の中は先ほどより少し照明が落とされていました。
シャッター音と高梨さんの声が同時にわたくしの耳に届いたのです。
高梨さんは、革のリクライニングチェアに寛ぐ様に座ってカメラを構えていました。
小さな白木のサイドテーブルに乗ったミネラルウォーターは、お風呂から上がられてすぐに召し上がったのでしょう。もう半分ほどもなくなっていました。
「もう、こんなお写真は撮らないっておっしゃったのじゃないですか?」
「こんな写真ってどんな写真のことだい? 祥子、怒っている顔も魅力的だ。」
不意打ちのようなデジカメのシャッター音に、わたくしはふと顔を隠してしまったのです。
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