祥子の少しはしたなくていけない妄想を綴りました 大人の方だけご覧になってください
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プロフィール
HN:
祥子
年齢:
61
性別:
女性
誕生日:
1962/12/28
職業:
フリーデザイナー
趣味:
美味しい珈琲 クラシックの流れるお気に入りの喫茶店 読書 ジャズ ミュージカル お酒 声が魅力的で背の高い男性♪
自己紹介:
寂しがりやの甘えたです。
ぽちゃ、色白、黒髪のストレートロングヘア、お胸はGカップ、眼鏡をしています。真面目そうな感じだって良く言われます。
声は美人かも♪
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06 2007 / 03
この素材のものは、最近ほとんど見かけません。昭和40年から50年ころには、わたくしも祖母に良く縫ってもらっていた懐かしい着物です。
いまでは、ポリエステルや絹地の着物が沢山出回っているのですっかり影を潜めているのでしょう。
それでも、フォーマルなお出掛け着ではなく普段着のように気軽に着こなすのには、暖かく最適なお着物だと、わたくしは思っておりました。
お湯をいただいて昨日の残滓を全て洗い流して、髪を昨晩のように結い上げてお着物をまといました。
いつものように、普段のランジェリーは一切まとわずに、それでもウールの着物はわたくしの身体をほんわかと暖かく包んでくれたのです。
昨晩のナイティとランジェリーは、わたくしが持って帰ることにいたしました。
この次高梨さんとお逢いする時に、お持ちすればいいでしょう。
元旦のお膳を準備しなくてはいけません、一緒に用意されたいた羽織を手にしてわたくしはキッチンへと向かいました。
白雪は、昨晩はとてもいいコにしていたようです。
キッチンの木製の柵を悪戯した様子もなく、柵のこちら側はきれいになったままでした。
それに、リビングはすでに高梨さんの手でお掃除がされているようでした。白雪が歩き回ったなら白い毛が散っているだろうと思っていましたが、リビングの床もテーブルもとても綺麗になっていたのです。
食事を終えたら、初詣に行こう。
高梨さんはそうおっしゃっていました。たしか、最寄りの神社でも歩いてゆくのにはそれなりの距離があります。車を運転していただくには、お酒を召し上がっていただくわけにはまいりませんでした。
形ばかりのお屠蘇だけを用意して、お煎茶の支度もします。
お雑煮のお野菜を切って・・・今日は大根と人参と小松菜とかしわ、そしてごぼうのささがきを少し・・・それぞれにゆがきます。
柚の飾り切りをつくって、お餅を3つ焼きました。
昨晩準備したおせちの祝い肴を、白磁の大きなパーティトレイに少しずつ盛りつけてゆきます。
まめに・数々・立つ様に・・・黒豆と数の子と田作りトレイの中央に、花の形の紅白の酢蓮とともに飾ります。
右には小鉢に盛ったお野菜の煮付け、鮪の昆布巻き、くわいの煮物。左には栗きんとん、紅白のかまぼこ、芝えびを擂って作った厚焼き卵、伊達巻き・・・。
各々の取り皿と、祝い箸を用意してテーブルに並べます。
焼き上がったお餅とお雑煮の具を器に盛って、お出しの火を止めてわたくしは高梨さんを呼びに玄関へ向かいました。
「おっ、似合うね。」
カシャ・・ カシャ・カシャ・・
ウールの着物の上に割烹着を付けたままでつっかけで玄関を出たわたくしを、いつ持って出たのでしょう。高梨さんのカメラが捉えるのです。
わん・・わん・・・・
白雪の声が随分遠くから聞こえます。いったいどんな遊びをしていたのでしょうか。
「もう、こんな格好を撮らなくたって。」
カシャ・・ カシャ・・
「いや、なかなか撮れないからね。こんな姿は。」
いまでは、ポリエステルや絹地の着物が沢山出回っているのですっかり影を潜めているのでしょう。
それでも、フォーマルなお出掛け着ではなく普段着のように気軽に着こなすのには、暖かく最適なお着物だと、わたくしは思っておりました。
お湯をいただいて昨日の残滓を全て洗い流して、髪を昨晩のように結い上げてお着物をまといました。
いつものように、普段のランジェリーは一切まとわずに、それでもウールの着物はわたくしの身体をほんわかと暖かく包んでくれたのです。
昨晩のナイティとランジェリーは、わたくしが持って帰ることにいたしました。
この次高梨さんとお逢いする時に、お持ちすればいいでしょう。
元旦のお膳を準備しなくてはいけません、一緒に用意されたいた羽織を手にしてわたくしはキッチンへと向かいました。
白雪は、昨晩はとてもいいコにしていたようです。
キッチンの木製の柵を悪戯した様子もなく、柵のこちら側はきれいになったままでした。
それに、リビングはすでに高梨さんの手でお掃除がされているようでした。白雪が歩き回ったなら白い毛が散っているだろうと思っていましたが、リビングの床もテーブルもとても綺麗になっていたのです。
食事を終えたら、初詣に行こう。
高梨さんはそうおっしゃっていました。たしか、最寄りの神社でも歩いてゆくのにはそれなりの距離があります。車を運転していただくには、お酒を召し上がっていただくわけにはまいりませんでした。
形ばかりのお屠蘇だけを用意して、お煎茶の支度もします。
お雑煮のお野菜を切って・・・今日は大根と人参と小松菜とかしわ、そしてごぼうのささがきを少し・・・それぞれにゆがきます。
柚の飾り切りをつくって、お餅を3つ焼きました。
昨晩準備したおせちの祝い肴を、白磁の大きなパーティトレイに少しずつ盛りつけてゆきます。
まめに・数々・立つ様に・・・黒豆と数の子と田作りトレイの中央に、花の形の紅白の酢蓮とともに飾ります。
右には小鉢に盛ったお野菜の煮付け、鮪の昆布巻き、くわいの煮物。左には栗きんとん、紅白のかまぼこ、芝えびを擂って作った厚焼き卵、伊達巻き・・・。
各々の取り皿と、祝い箸を用意してテーブルに並べます。
焼き上がったお餅とお雑煮の具を器に盛って、お出しの火を止めてわたくしは高梨さんを呼びに玄関へ向かいました。
「おっ、似合うね。」
カシャ・・ カシャ・カシャ・・
ウールの着物の上に割烹着を付けたままでつっかけで玄関を出たわたくしを、いつ持って出たのでしょう。高梨さんのカメラが捉えるのです。
わん・・わん・・・・
白雪の声が随分遠くから聞こえます。いったいどんな遊びをしていたのでしょうか。
「もう、こんな格好を撮らなくたって。」
カシャ・・ カシャ・・
「いや、なかなか撮れないからね。こんな姿は。」
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