祥子の少しはしたなくていけない妄想を綴りました 大人の方だけご覧になってください
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プロフィール
HN:
祥子
年齢:
61
性別:
女性
誕生日:
1962/12/28
職業:
フリーデザイナー
趣味:
美味しい珈琲 クラシックの流れるお気に入りの喫茶店 読書 ジャズ ミュージカル お酒 声が魅力的で背の高い男性♪
自己紹介:
寂しがりやの甘えたです。
ぽちゃ、色白、黒髪のストレートロングヘア、お胸はGカップ、眼鏡をしています。真面目そうな感じだって良く言われます。
声は美人かも♪
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12 2007 / 03
ベランダから、白雪のためのドッグフードと食器を運んで・・・わたくしが水をお持ちすると、ありがとうと言う様に一声、わん・・と吠えるのです。
「召し上がれ♪」
美味しそうに食事をはじめた白雪を置いて、高梨さんとわたくしもお夕食にいたしました。
昼間、出掛けている間中。
運転している以外の時間、高梨さんはカメラを手放さなかったのです。
神社の参道を歩く間も、お賽銭を入れて一年の無事を祈る一瞬も、白雪と戯れるひとときも、わたくしのまわりからシャッター音が途切れることはありませんでした。
昨夜、ベッドの中で淫らな姿を写されていたのとは、明らかに空気も高梨さんの緊張感も違いました。
なのに、わたくしは繰り返されるシャッター音に次第に瞳が濡れてゆくのを止めることができませんでした。
「祥子も大分カメラ慣れしてきたみたいだね。」
これもうまいな・・・ そうおっしゃりながら、高梨さんはちらし寿司を召し上がってらっしゃいました。
「そんなことありません。もう、お外であんな風に写真を撮ったりしたからとっても恥ずかしかったです。」
「いいじゃないか。俺の仕事のことは皆知っているし、それにまともな写真しか撮らなかったろう。」
「まともじゃない写真まで撮るつもりだったんですか?」
「さぁな」
ははははは・・・・ 高梨さんは無邪気な笑い声を上げていました。
「春に逢った時の祥子は、全くカメラに慣れてなかったからね。被写体としてどこまで俺に染まってくれるか、半信半疑だったんだよ。今日は本当に綺麗だった。ゆうべの荒療治が効いたみたいだね。」
「もうっ・・いぢわる」
「帰るまでには見せて上げるよ、写真。祥子だけにはね。」
昨晩、メインベッドルームで撮られた写真がどんなものだったのか、わたくしは全くわかりませんでした。今朝目覚めた時には、ベッドの上に向けてセッティングされていた筈の5台のカメラはどれ1つ見あたらなかったからです。
きっと、わたくしが眠っている間にカメラを取り外し・データをPCに落としたのでしょう。
あんな痴態を晒すことになるのを解っていて・・・わたくしは、どうしてお写真を撮ることを許してしまったのでしょうか。
お食事の途中でこれ以上の淫媚な雰囲気にならないように、わたくしは眼の前の今日2本目の徳利を取り上げました。
今夜のお酒は、熱燗の剣菱でした。テーブルの上に置かれた小型の火鉢に掛けられた鉄瓶に、1合徳利を漬けて・・・お燗番は高梨さんがなさってくださいました。
わたくしは、昼食のおよばれにも随分お酒をいただいていたのです。ほろ酔いのままにお夕食になって、それほどお酒は進みませんでした。
ずっと運転をなさっていた高梨さんの杯に、徳利を傾けます。
「ありがとう。魚の煮付けには、熱燗だね。」
「眼の前でお燗ができるなんて、こんな素敵な方法で楽しめるとは思わなかったわ。」
「そうだろう。こうして置けばあまり酔っぱらわなくてもいいしね。」
「譲さんは、昼間は全く召し上がってらっしゃらなかったのに。」
「今夜はとことん祥子を可愛がるつもりだからね。酔ってしまうわけに行かない。」
ごちそうさま 高梨さんは、全ての器のお料理をきれいに召し上がるとそうおっしゃって箸を置いたのです。
「召し上がれ♪」
美味しそうに食事をはじめた白雪を置いて、高梨さんとわたくしもお夕食にいたしました。
昼間、出掛けている間中。
運転している以外の時間、高梨さんはカメラを手放さなかったのです。
神社の参道を歩く間も、お賽銭を入れて一年の無事を祈る一瞬も、白雪と戯れるひとときも、わたくしのまわりからシャッター音が途切れることはありませんでした。
昨夜、ベッドの中で淫らな姿を写されていたのとは、明らかに空気も高梨さんの緊張感も違いました。
なのに、わたくしは繰り返されるシャッター音に次第に瞳が濡れてゆくのを止めることができませんでした。
「祥子も大分カメラ慣れしてきたみたいだね。」
これもうまいな・・・ そうおっしゃりながら、高梨さんはちらし寿司を召し上がってらっしゃいました。
「そんなことありません。もう、お外であんな風に写真を撮ったりしたからとっても恥ずかしかったです。」
「いいじゃないか。俺の仕事のことは皆知っているし、それにまともな写真しか撮らなかったろう。」
「まともじゃない写真まで撮るつもりだったんですか?」
「さぁな」
ははははは・・・・ 高梨さんは無邪気な笑い声を上げていました。
「春に逢った時の祥子は、全くカメラに慣れてなかったからね。被写体としてどこまで俺に染まってくれるか、半信半疑だったんだよ。今日は本当に綺麗だった。ゆうべの荒療治が効いたみたいだね。」
「もうっ・・いぢわる」
「帰るまでには見せて上げるよ、写真。祥子だけにはね。」
昨晩、メインベッドルームで撮られた写真がどんなものだったのか、わたくしは全くわかりませんでした。今朝目覚めた時には、ベッドの上に向けてセッティングされていた筈の5台のカメラはどれ1つ見あたらなかったからです。
きっと、わたくしが眠っている間にカメラを取り外し・データをPCに落としたのでしょう。
あんな痴態を晒すことになるのを解っていて・・・わたくしは、どうしてお写真を撮ることを許してしまったのでしょうか。
お食事の途中でこれ以上の淫媚な雰囲気にならないように、わたくしは眼の前の今日2本目の徳利を取り上げました。
今夜のお酒は、熱燗の剣菱でした。テーブルの上に置かれた小型の火鉢に掛けられた鉄瓶に、1合徳利を漬けて・・・お燗番は高梨さんがなさってくださいました。
わたくしは、昼食のおよばれにも随分お酒をいただいていたのです。ほろ酔いのままにお夕食になって、それほどお酒は進みませんでした。
ずっと運転をなさっていた高梨さんの杯に、徳利を傾けます。
「ありがとう。魚の煮付けには、熱燗だね。」
「眼の前でお燗ができるなんて、こんな素敵な方法で楽しめるとは思わなかったわ。」
「そうだろう。こうして置けばあまり酔っぱらわなくてもいいしね。」
「譲さんは、昼間は全く召し上がってらっしゃらなかったのに。」
「今夜はとことん祥子を可愛がるつもりだからね。酔ってしまうわけに行かない。」
ごちそうさま 高梨さんは、全ての器のお料理をきれいに召し上がるとそうおっしゃって箸を置いたのです。
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