祥子の少しはしたなくていけない妄想を綴りました 大人の方だけご覧になってください
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こちらのブログは、2005年8月24日にスタートした、<msn淑やかな彩>の継続ブログとなります。
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プロフィール
HN:
祥子
年齢:
61
性別:
女性
誕生日:
1962/12/28
職業:
フリーデザイナー
趣味:
美味しい珈琲 クラシックの流れるお気に入りの喫茶店 読書 ジャズ ミュージカル お酒 声が魅力的で背の高い男性♪
自己紹介:
寂しがりやの甘えたです。
ぽちゃ、色白、黒髪のストレートロングヘア、お胸はGカップ、眼鏡をしています。真面目そうな感じだって良く言われます。
声は美人かも♪
ぽちゃ、色白、黒髪のストレートロングヘア、お胸はGカップ、眼鏡をしています。真面目そうな感じだって良く言われます。
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18 2005 / 09
「これは?」 また、あのデジャビュが蘇ります
「お疲れみたいですから こちらで軽く喉を潤されてはいかがですか」 ショートヘアの女性バーテンダーはにっこりと微笑むのです
邪気のないその微笑みを前にして 馥郁たる香りを放つグラスを疲れた心は拒否することができませんでした
「ありがとう 遠慮なくいただくわ」 グラスに付けた唇を愛撫するかのように繊細な泡がまといつきます
ためらいながら一口目を口にしたにも関わらず 瞬く間にはしたなくも白い喉そらして・・・2度、3度とシャンパンを味わってしまいました
カウンタートップにはバカラのブランデーグラスが用意されました 繊細な彫りの美しいクリスタルグラスが店内の間接照明をはじいて煌めいていました
わたくしがシャンパンを飲み干すタイミングに合わせてブランデーの栓が開けられます
強くはないけれど柔らかな香りが店内に漂いはじめました
コッック・・・コッック・・・コッック・・・ ボトルから注がれる濃度を持った液体独特の音すらも新たな欲望を誘うのです
「おまたせいたしました ポール・ジローです」 グラスの中のブランデーの波紋がおさまってからわたくしの前に滑らせます
「ありがとう」 シャンパンの名残をミネラルウォーターで程よく中和してからでなければブランデーグラスに手を伸ばす気にはなれませんでした
繊細なのに適度な重さのあるバカラのステアをつまみ 唇に持ってゆきます
ほんの少し傾けるだけで唇に流れ込む熱い香気がポール・ジロー独特の柔らかな存在感を伝えはじめます
いちじくのドライフルーツをひと齧り・・・ポール・ジローを一口
女性のバーテンダーにありがちな饒舌さは彼女にはありませんでした
わたくしがブランデーの香気に酔っているうちに少しだけ奥に行き 戻って来た時にはイズニーのカマンベールをカットしたものを手にしていました
「ウォッシュのいいものがなくて カマンベールですが お一つどうぞ」 口に含むとフランスの草原の香りのするカマンベールは新たなマリアージュを楽しませてくれるのです
それでも、カウンターに座っていたのはわずかに30分ほどでしょうか
「ごちそうさま 締めてちょうだい」 スツールを立ち上がったわたくしにカウンターをくぐった女性バーテンダーはレジスターではなく、あの狭くて急な登りの階段を案内するのです
「迎えのお車が待っております」 お会計は?と聞くわたくしに・・・バーテンダーの女性が囁いたのです
「えっ」 この階段から外に出るしか選択肢がない・・・たった2杯のアルコールに以前の夜のデジャビュが酔いを重ねます
「祥子様のお会計はもう承っております すぐ正面にお車を止めてお待ちです どうぞいらしてください」 それ以上の質問を許さない硬質な微笑みを浮かべる彼女にわたくしは見送られるしかありませんでした
「お疲れみたいですから こちらで軽く喉を潤されてはいかがですか」 ショートヘアの女性バーテンダーはにっこりと微笑むのです
邪気のないその微笑みを前にして 馥郁たる香りを放つグラスを疲れた心は拒否することができませんでした
「ありがとう 遠慮なくいただくわ」 グラスに付けた唇を愛撫するかのように繊細な泡がまといつきます
ためらいながら一口目を口にしたにも関わらず 瞬く間にはしたなくも白い喉そらして・・・2度、3度とシャンパンを味わってしまいました
カウンタートップにはバカラのブランデーグラスが用意されました 繊細な彫りの美しいクリスタルグラスが店内の間接照明をはじいて煌めいていました
わたくしがシャンパンを飲み干すタイミングに合わせてブランデーの栓が開けられます
強くはないけれど柔らかな香りが店内に漂いはじめました
コッック・・・コッック・・・コッック・・・ ボトルから注がれる濃度を持った液体独特の音すらも新たな欲望を誘うのです
「おまたせいたしました ポール・ジローです」 グラスの中のブランデーの波紋がおさまってからわたくしの前に滑らせます
「ありがとう」 シャンパンの名残をミネラルウォーターで程よく中和してからでなければブランデーグラスに手を伸ばす気にはなれませんでした
繊細なのに適度な重さのあるバカラのステアをつまみ 唇に持ってゆきます
ほんの少し傾けるだけで唇に流れ込む熱い香気がポール・ジロー独特の柔らかな存在感を伝えはじめます
いちじくのドライフルーツをひと齧り・・・ポール・ジローを一口
女性のバーテンダーにありがちな饒舌さは彼女にはありませんでした
わたくしがブランデーの香気に酔っているうちに少しだけ奥に行き 戻って来た時にはイズニーのカマンベールをカットしたものを手にしていました
「ウォッシュのいいものがなくて カマンベールですが お一つどうぞ」 口に含むとフランスの草原の香りのするカマンベールは新たなマリアージュを楽しませてくれるのです
それでも、カウンターに座っていたのはわずかに30分ほどでしょうか
「ごちそうさま 締めてちょうだい」 スツールを立ち上がったわたくしにカウンターをくぐった女性バーテンダーはレジスターではなく、あの狭くて急な登りの階段を案内するのです
「迎えのお車が待っております」 お会計は?と聞くわたくしに・・・バーテンダーの女性が囁いたのです
「えっ」 この階段から外に出るしか選択肢がない・・・たった2杯のアルコールに以前の夜のデジャビュが酔いを重ねます
「祥子様のお会計はもう承っております すぐ正面にお車を止めてお待ちです どうぞいらしてください」 それ以上の質問を許さない硬質な微笑みを浮かべる彼女にわたくしは見送られるしかありませんでした
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