祥子の少しはしたなくていけない妄想を綴りました 大人の方だけご覧になってください
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プロフィール
HN:
祥子
年齢:
61
性別:
女性
誕生日:
1962/12/28
職業:
フリーデザイナー
趣味:
美味しい珈琲 クラシックの流れるお気に入りの喫茶店 読書 ジャズ ミュージカル お酒 声が魅力的で背の高い男性♪
自己紹介:
寂しがりやの甘えたです。
ぽちゃ、色白、黒髪のストレートロングヘア、お胸はGカップ、眼鏡をしています。真面目そうな感じだって良く言われます。
声は美人かも♪
ぽちゃ、色白、黒髪のストレートロングヘア、お胸はGカップ、眼鏡をしています。真面目そうな感じだって良く言われます。
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19 2005 / 09
車は湾岸線を抜けレインボウブリッジへ 刻々と都心を離れてゆきます
「それで、今夜はどちらにご招待してくださるの?」 これ以上取り乱してもみじめなだけです わたくしは覚悟を決めました
「箱根にね 素敵な宿があるのですよ 祥子さんはおつかれのようですから温泉でゆっくり楽しみましょう」 三ツ沢バイパスを藤沢に向けて車は移動します
「他の方は?」 すべすべとした手の男性と優しい声の男性の顔を思い浮かべずにはいられませんでした
「今夜はわたしたちだけです 彼らは仕事を抜けられなくてね どちらかがお気に入りでしたか?」 わたくしの横顔を見つめながらからかうようにそういいます
「いいえ それではふたりきり・・・ですのね」 男性の嗜好を知っているわたくしは今夜の成り行きにわずかにおののきながらもふたりきりの時間ならと 少しほっとしておりました
「ふたりきり? わたしたちだけと言ったでしょう 今夜は彼にも想いを遂げさせてやってください」 バックミラー越しに運転手がわたくしに目礼をいたします
「この方もなんですか・・・」 あの日も今日も慇懃無礼にわたくしに接しつづける運転手とも関係を持たなくてはならないなんて・・・
「彼は優秀な男なんです いろいろな意味でね 僕の仕事を教えるために運転手をしてもらっているだけなんですよ」 わたくしの偏見をあざ笑うかのように男性は語りはじめました
「あの日あなたをお送りしてから 彼は何度もあなたに連絡ととれないのかと僕に聞いてきたんですよ」 ふふふ 思い出し笑いさえ漏らすのです
「僕たちだけは祥子さんとの連絡方法を知っているのだと思っていたみたいでね」
「申し訳ございません」 車が動きだしてからはじめて運転手の声を聞くことができました
「私がわがままを申したのです 祥子様がどうしてもお嫌だとおっしゃるなら私は控えておりますので」 誠実で抑制の効いたゼニアのスーツの男性よりも幾分若い声はとても恐縮して聞こえました
「こうしてまたお逢い出来ただけで満足です どうか箱根の夜をゆったりとお楽しみください」 わたくしは運転手の育ちの良さをうかがわせる物言いに心を動かされていました
車は西湘バイパスを過ぎ湯本へ向かう片側一車線の道を走ります
「ごめんなさい そういうことではないのよ」 時折力の籠るバックミラー越しの視線に、はじめて目を合わせて答えました
「わかりました 仰るとおりにしましょう」 運転手の背に微笑みかけるようにして わたくしは男性に答えました
「やっぱり祥子さんは思った通りの大人の女性だ 今夜は後悔はさせませんから 楽しみにしてください」 そう言うと運転手の目があることを承知の上でわたくしの肩を引き寄せるのです
「お約束のランジェリーもご用意していますからね」 ストレートのロングヘアに顔を埋めるようにしてわたくしの耳元にこっそりと囁くのです
「それで、今夜はどちらにご招待してくださるの?」 これ以上取り乱してもみじめなだけです わたくしは覚悟を決めました
「箱根にね 素敵な宿があるのですよ 祥子さんはおつかれのようですから温泉でゆっくり楽しみましょう」 三ツ沢バイパスを藤沢に向けて車は移動します
「他の方は?」 すべすべとした手の男性と優しい声の男性の顔を思い浮かべずにはいられませんでした
「今夜はわたしたちだけです 彼らは仕事を抜けられなくてね どちらかがお気に入りでしたか?」 わたくしの横顔を見つめながらからかうようにそういいます
「いいえ それではふたりきり・・・ですのね」 男性の嗜好を知っているわたくしは今夜の成り行きにわずかにおののきながらもふたりきりの時間ならと 少しほっとしておりました
「ふたりきり? わたしたちだけと言ったでしょう 今夜は彼にも想いを遂げさせてやってください」 バックミラー越しに運転手がわたくしに目礼をいたします
「この方もなんですか・・・」 あの日も今日も慇懃無礼にわたくしに接しつづける運転手とも関係を持たなくてはならないなんて・・・
「彼は優秀な男なんです いろいろな意味でね 僕の仕事を教えるために運転手をしてもらっているだけなんですよ」 わたくしの偏見をあざ笑うかのように男性は語りはじめました
「あの日あなたをお送りしてから 彼は何度もあなたに連絡ととれないのかと僕に聞いてきたんですよ」 ふふふ 思い出し笑いさえ漏らすのです
「僕たちだけは祥子さんとの連絡方法を知っているのだと思っていたみたいでね」
「申し訳ございません」 車が動きだしてからはじめて運転手の声を聞くことができました
「私がわがままを申したのです 祥子様がどうしてもお嫌だとおっしゃるなら私は控えておりますので」 誠実で抑制の効いたゼニアのスーツの男性よりも幾分若い声はとても恐縮して聞こえました
「こうしてまたお逢い出来ただけで満足です どうか箱根の夜をゆったりとお楽しみください」 わたくしは運転手の育ちの良さをうかがわせる物言いに心を動かされていました
車は西湘バイパスを過ぎ湯本へ向かう片側一車線の道を走ります
「ごめんなさい そういうことではないのよ」 時折力の籠るバックミラー越しの視線に、はじめて目を合わせて答えました
「わかりました 仰るとおりにしましょう」 運転手の背に微笑みかけるようにして わたくしは男性に答えました
「やっぱり祥子さんは思った通りの大人の女性だ 今夜は後悔はさせませんから 楽しみにしてください」 そう言うと運転手の目があることを承知の上でわたくしの肩を引き寄せるのです
「お約束のランジェリーもご用意していますからね」 ストレートのロングヘアに顔を埋めるようにしてわたくしの耳元にこっそりと囁くのです
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