祥子の少しはしたなくていけない妄想を綴りました 大人の方だけご覧になってください
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こちらのブログは、2005年8月24日にスタートした、<msn淑やかな彩>の継続ブログとなります。
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プロフィール
HN:
祥子
年齢:
61
性別:
女性
誕生日:
1962/12/28
職業:
フリーデザイナー
趣味:
美味しい珈琲 クラシックの流れるお気に入りの喫茶店 読書 ジャズ ミュージカル お酒 声が魅力的で背の高い男性♪
自己紹介:
寂しがりやの甘えたです。
ぽちゃ、色白、黒髪のストレートロングヘア、お胸はGカップ、眼鏡をしています。真面目そうな感じだって良く言われます。
声は美人かも♪
ぽちゃ、色白、黒髪のストレートロングヘア、お胸はGカップ、眼鏡をしています。真面目そうな感じだって良く言われます。
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25 2005 / 09
その部屋は6畳ほどの小部屋でした
扉の左手には鏡台が置かれ掛け布を施された鏡の前には氷の入った緑茶が用意されておりました
鏡台の前の椅子に腰掛け喉の乾きを潤そうとしたわたくしの眼を奪ったのは 衣桁に掛けられた着物でした
室内装飾の一部なのでしょうか
黒地に深紅から朱赤までの紅葉を散らした見事な友禅でした
肩には月待ち月を浮かべた夜空のような黄色と黒の大胆な柄の半巾帯が掛けられ ところどころに遊ぶように白兎が浮かんでおりました
「こんなに素敵な着物ならあちらのお部屋に飾られたらいいのに」 鏡台の椅子に腰掛け冷たい緑茶で火照りを覚ましながらうっとりと見つめておりました
今宵のこの場に最も相応しい意匠 選んだ女将のセンスの良さに思わずため息すらもれてしまいます
「お待たせしました」 先ほどの脱衣所からの扉を開けて運転手が入ってまいりました
こちらの宿のものなのでしょうか 彼の長身にすっきりと合う縞の浴衣を着ておりました
「ね 見て、綺麗ね このお着物」
「お気に召していただきましたか」
「えっ・・・」 一瞬彼が何をいっているのか理解できませんでした
「今夜の祥子様のお召し物です お着替えを手伝わせていただきます」 彼はそう言うと鏡台の掛け布を引き上げわたくしの髪を袂から取り出した柘植の櫛で梳りはじめました
洗い髪は滑らかにまとめられ先ほどと同じ赤い珠のかんざしですっきりとアップにまとめられました
コットンと化粧水をわたくしに渡して彼は着物の陰から黒塗りの乱れ箱を持ってまいりました
黒塗りの乱れ箱の中は深紅の絹で覆われておりました
赤の綾絹は長襦袢なのでしょう 紅葉の刺繍が施された半衿がつけられていました
乱れ箱の端には赤の伊達締と数本の紐 赤の絞りの帯揚げと小振りの帯枕が並べられています
彼がしなやかな指で引き上げた長襦袢の下にあるはずものは白の肌着でしょう・・・そう思っていた予想は見事に裏切られたのです
扉の左手には鏡台が置かれ掛け布を施された鏡の前には氷の入った緑茶が用意されておりました
鏡台の前の椅子に腰掛け喉の乾きを潤そうとしたわたくしの眼を奪ったのは 衣桁に掛けられた着物でした
室内装飾の一部なのでしょうか
黒地に深紅から朱赤までの紅葉を散らした見事な友禅でした
肩には月待ち月を浮かべた夜空のような黄色と黒の大胆な柄の半巾帯が掛けられ ところどころに遊ぶように白兎が浮かんでおりました
「こんなに素敵な着物ならあちらのお部屋に飾られたらいいのに」 鏡台の椅子に腰掛け冷たい緑茶で火照りを覚ましながらうっとりと見つめておりました
今宵のこの場に最も相応しい意匠 選んだ女将のセンスの良さに思わずため息すらもれてしまいます
「お待たせしました」 先ほどの脱衣所からの扉を開けて運転手が入ってまいりました
こちらの宿のものなのでしょうか 彼の長身にすっきりと合う縞の浴衣を着ておりました
「ね 見て、綺麗ね このお着物」
「お気に召していただきましたか」
「えっ・・・」 一瞬彼が何をいっているのか理解できませんでした
「今夜の祥子様のお召し物です お着替えを手伝わせていただきます」 彼はそう言うと鏡台の掛け布を引き上げわたくしの髪を袂から取り出した柘植の櫛で梳りはじめました
洗い髪は滑らかにまとめられ先ほどと同じ赤い珠のかんざしですっきりとアップにまとめられました
コットンと化粧水をわたくしに渡して彼は着物の陰から黒塗りの乱れ箱を持ってまいりました
黒塗りの乱れ箱の中は深紅の絹で覆われておりました
赤の綾絹は長襦袢なのでしょう 紅葉の刺繍が施された半衿がつけられていました
乱れ箱の端には赤の伊達締と数本の紐 赤の絞りの帯揚げと小振りの帯枕が並べられています
彼がしなやかな指で引き上げた長襦袢の下にあるはずものは白の肌着でしょう・・・そう思っていた予想は見事に裏切られたのです
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おはようございます
おはようございます コメントありがとうございます
40代のおじさま
更新は頻度ではありませんから・・・お恥ずかしいです
わたくしはおじさまのように
長文をじっくりアップしてゆくことができなくて
すこしずつ書き上げたづつ更新させていただいております
読みにくいのかもしれません 申し訳ございません
柏木さん
ありがとうございます
扉の向こうには何が・・・と期待されていた方達には
少し肩すかしだったのかもしれません
男性の手で着衣をはがされることはあっても
男性の手で完璧に装わされることは少ないのではないでしょうか
そんなひとときをしばしお楽しみいただけたらと思います
9月26日 7:28
40代のおじさま
更新は頻度ではありませんから・・・お恥ずかしいです
わたくしはおじさまのように
長文をじっくりアップしてゆくことができなくて
すこしずつ書き上げたづつ更新させていただいております
読みにくいのかもしれません 申し訳ございません
柏木さん
ありがとうございます
扉の向こうには何が・・・と期待されていた方達には
少し肩すかしだったのかもしれません
男性の手で着衣をはがされることはあっても
男性の手で完璧に装わされることは少ないのではないでしょうか
そんなひとときをしばしお楽しみいただけたらと思います
9月26日 7:28