祥子の少しはしたなくていけない妄想を綴りました 大人の方だけご覧になってください
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プロフィール
HN:
祥子
年齢:
61
性別:
女性
誕生日:
1962/12/28
職業:
フリーデザイナー
趣味:
美味しい珈琲 クラシックの流れるお気に入りの喫茶店 読書 ジャズ ミュージカル お酒 声が魅力的で背の高い男性♪
自己紹介:
寂しがりやの甘えたです。
ぽちゃ、色白、黒髪のストレートロングヘア、お胸はGカップ、眼鏡をしています。真面目そうな感じだって良く言われます。
声は美人かも♪
ぽちゃ、色白、黒髪のストレートロングヘア、お胸はGカップ、眼鏡をしています。真面目そうな感じだって良く言われます。
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11 2006 / 07
かたっ・・・ 浴室のドアの開く音が背後でいたしました。
森本さんがシャワーを出られたのでしょう。BGMはホルストのジュピターになっていました。
1人でいた間、わたくしは海の景色を瞳に映したままで脳裏はトモくんとの最後の時間を思い返していました。
17歳年下。あんなに若い男性と親しいお付き合いをすることは、もうないかもしれません。素直で優しいコ。幸せに・・・ほんとうに幸せになってほしいと、彼の面影に最後の言葉をかけたのです。
膝の上の文庫本はほんの数ページを繰っただけでした。その数ページの内容など、はずかしいのですが・・・わたくしの頭の中にはほんの少しも入ってなかったのです。
「ねえさん。」 森本さんの声がすぐそばで聞こえました。
「さっぱりした? ん・・ぁっ」 振り返ったわたくしの唇を・・・塞がれてしまったのです。
「・・んん・・っく」 先ほどの戯れのキスでは・・・もうありませんでした。わたくしの舌も・・唾液も・・・喘ぐ声さえも全て奪い尽くすような・・淫らな口づけだったのです。
ねえさんと呼ばれ、ほんとうの姉弟のように接していても、ふたりは・・・血のつながりなどない男と女なのだと・・森本さんの唇が告げていました。
「・・っ・・ぇぇ・・」 右手でわたくしの肩を抱き・・・左手はバスローブの紐を・・解こうとしていました。
「あん・・だめよ・・もりもと・・さ・ん・・ぁぁ・・」 彼の暖かな唇は顎のラインを通って反らせた喉を・・・バスローブを開かれた胸元へ向かって這ってゆくのです。
「まだこんなものを着てたんですね。」 彼の視線は喉からGカップの乳房に続く白い肌がゆるやかな隆起の途中で途切れている部分で止まっていたのです。
シャワーのあと、ネグリジェのかわりにと・・・アイリスブルーのスリップとTバックだけは身に着けていました。カーテンを閉じて明かりを決してお昼寝するのに・・・この姿なら森本さんを刺激しないかと思ったからです。
わたくしの前に立つ森本さんは・・・黒のバクサーパンツだけの姿でした。いつ・・・心変わりをしたのでしょうか・・・優しくてジェントルな弟だったのに。
「あぁっ・・・だめっ・・・」 彼の手はわたくしの肩からバスローブを引き下ろそうとしたのです。
「ねえさん、今日はずっと欲情してたでしょう。」 無理強いはせず・・・椅子に腰をかけたままのわたくしの首筋から肩先に向けて・・・バスローブを引きはがしただけ唇を這わせるのです。
「ちがう・・わ・・」 森本さんといて・・・欲情するなんて。こんな可愛い・・・弟なのに・・・
「違わないさ。鶴岡八幡宮の源氏池のほとりで僕の腕に当たったねえさんの乳首は、くっきり堅くなっていたよ。」 あの一瞬のわたくしの喘ぎの混じった声を・・・森本さんのプロの耳は聞き分けていたのです。
「ずっと・・・何か考えていたよね、ねえさんは。」 右の肩先まで露にした彼の手は今度は左の肩先までも・・・。
「ミルクを溶かしたようなあの瞳が僕のせいだって、そこまでは自惚れちゃいないよ。でも、欲情しているねえさんから漂ってくるフェロモンを我慢するのは、もう限界だ。」 あぁ・・・何もかも、知られていたのです。映像監督としての森本さんのプロの目を欺くことなんてできなかったようです。
「フェロモンなんて、ばかなこと言わないで。」 わたくしは、まだ森本さんとの関係を決めかねていました。わたくしをねえさんと呼ぶ彼との、友人以上恋人未満の関係が最も心地よかったからです。
「ねえさんは、僕が嫌い?」 わたくしの両手から・・・バスローブを抜き取ったのです。
「嫌いじゃないわ。あなたは・・・弟でしょ。」 ただの・・同じ店の常連同士から少しだけプライベートな場所へ近づくことを許した・・・たった1人の男性。
「いまだけでいいから。ねえさんのフェロモンで昂った身体を癒して。」 くちゅ・・・三度、森本さんの唇が重ねられたのです。今度は少し優しく・・普通の恋人同士のような甘さが含まれていました。
「いまだけ? これからも、いままでと同じ様にしていられる?」
「ん。約束するよ、ねえさん。いまだけ。ちゃんと昼寝ができるように、僕をなだめてほしい。」 ボクサーパンツに覆われた森本さんの熱い昂りが・・・アイリスブルーのスリップの胸に触れました。
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