祥子の少しはしたなくていけない妄想を綴りました 大人の方だけご覧になってください
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プロフィール
HN:
祥子
年齢:
61
性別:
女性
誕生日:
1962/12/28
職業:
フリーデザイナー
趣味:
美味しい珈琲 クラシックの流れるお気に入りの喫茶店 読書 ジャズ ミュージカル お酒 声が魅力的で背の高い男性♪
自己紹介:
寂しがりやの甘えたです。
ぽちゃ、色白、黒髪のストレートロングヘア、お胸はGカップ、眼鏡をしています。真面目そうな感じだって良く言われます。
声は美人かも♪
ぽちゃ、色白、黒髪のストレートロングヘア、お胸はGカップ、眼鏡をしています。真面目そうな感じだって良く言われます。
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08 2006 / 03
「あぁ綺麗です 祥子さん」 山崎さんの声と共に着物姿の3人の男性が暖炉の前のソファーから立ち上がりました
お三方とも大島のアンサンブルをお召しでした
「着物姿がいいと美貴から聞いていましたが 想像以上ですね」 がっしりとした体躯がこっくりとした渋い茶が石塚さんにとてもお似合いでした
「祥子さんの白い肌には濃い色の着物がいいと思ってましたが こんな白地の着物もいい」 美貴さんはいつもお召しになっているスーツと同じ深いグレーのお着物でした
「昼間のカジュアルな姿とは格段の違いです 普段から着物を着る機会があるのですか?」 山崎さんは藍を思わせる濃い紺色です
「いえ 普段というほど頻繁なわけではありませんわ お茶席の時とたまにお芝居の時とくらいでしょうか」
「やはりお茶をなさっているのですね 日舞も?」
「いいえ日舞なんてとんでもない そんな嗜みはありません 歌舞伎を見せていただくくらいです」 それほ着物の着こなしに自信があるわけではありません 望月さんが用意してくださった上質な絹がしっとりと肌になじんでいる分・・・そう見えたのでしょう
美貴さんをはじめとした4人の男性の着こなしも流石でした 同系色で合わせた帯と濃色の足袋がシックな大人の装いを際立たせたのです
丈の長い男羽織とたっぷりとした羽織りの房紐は 望月さんがご用意されたのであろう着物の上質さを物語っておりました
「あの 結城さんはどうなさったの?」 あの小柄でボーイッシュな寡黙な女性運転手さんのお姿が見えませんでした
この後のことを考えるとここに彼女までが共に過ごすことは・・・とてもできませんでした
でも、ここまで雪道を運転してきてくださったのです せめてお食事だけはご一緒になさるとばかり思っていました
「結城くんにはホテルを用意してあるんです 明日僕たちを迎えにくるまで快適なホテルライフを楽しめる様にしてあります もちろん美味しい食事とスキーのリフト券付きでね」 美貴さんがそう説明してくださいました
「そうなのですか」 お正月を独りで過ごす寂しさを彼女に味合わせてしまった申し訳なさと・・・これ以上同性に恥ずかしい姿をみせることのない安堵が同時に訪れたのです
「優しいんですね 祥子さんは」 山崎さんはわたくしの横顔に浮かぶ表情に気づいてしまったのでしょう
「いえ そんな・・・」
「それとも 結城くんがいないと燃えないのかな 祥子さんは」
「そんなのじゃありませんわ」 冗談ともつかぬ石塚さんの口調にわたくしは大人気も無く即座に反論をしてしまったのです 側にいる望月さんに車の中での痴戯をいまは知られたくありませんでした
「立ち話もなんだね 食事にしよう」 美貴さんが助け舟のようにわたくしの手を取りソファーの向こうのダイニングテーブルへと連れて行ってくださったのです
美しく整えられたおせち料理は6人掛けのダイニングテーブルに用意されていました
椅子を引いて美貴さんがわたくしを座らせてくださいました
「あら このグラス」 テーブルに用意されたバカラのグラスセットの中で その席だけには椿をアクリルで描き出したベネチアングラスのワイングラスが置いてあったのです
「さきほど見かけたので手に入れたんですよ こちらのグラスはいいものだけれど祥子さんには無骨でしょう まさか着物の柄と同じモチーフだとは思わなかった」 オペラの椿姫を彷彿とさせる薔薇のような紅白の椿の花が金彩とともに描かれた美しく華奢なグラスでした
「ありがとうございます うれしいわ」 わたくしを記念館の展示室で犯すかのように荒々しく愛したあとに手に入れてくださったのに・・・はんなりと美しく優しいフォルムのグラスでした
わたくしの正面には山崎さんと石塚さんが コーナーを挟んだ左側には望月さんが・・・そしてわたくしの右手には美貴さんがお掛けになったのです
お三方とも大島のアンサンブルをお召しでした
「着物姿がいいと美貴から聞いていましたが 想像以上ですね」 がっしりとした体躯がこっくりとした渋い茶が石塚さんにとてもお似合いでした
「祥子さんの白い肌には濃い色の着物がいいと思ってましたが こんな白地の着物もいい」 美貴さんはいつもお召しになっているスーツと同じ深いグレーのお着物でした
「昼間のカジュアルな姿とは格段の違いです 普段から着物を着る機会があるのですか?」 山崎さんは藍を思わせる濃い紺色です
「いえ 普段というほど頻繁なわけではありませんわ お茶席の時とたまにお芝居の時とくらいでしょうか」
「やはりお茶をなさっているのですね 日舞も?」
「いいえ日舞なんてとんでもない そんな嗜みはありません 歌舞伎を見せていただくくらいです」 それほ着物の着こなしに自信があるわけではありません 望月さんが用意してくださった上質な絹がしっとりと肌になじんでいる分・・・そう見えたのでしょう
美貴さんをはじめとした4人の男性の着こなしも流石でした 同系色で合わせた帯と濃色の足袋がシックな大人の装いを際立たせたのです
丈の長い男羽織とたっぷりとした羽織りの房紐は 望月さんがご用意されたのであろう着物の上質さを物語っておりました
「あの 結城さんはどうなさったの?」 あの小柄でボーイッシュな寡黙な女性運転手さんのお姿が見えませんでした
この後のことを考えるとここに彼女までが共に過ごすことは・・・とてもできませんでした
でも、ここまで雪道を運転してきてくださったのです せめてお食事だけはご一緒になさるとばかり思っていました
「結城くんにはホテルを用意してあるんです 明日僕たちを迎えにくるまで快適なホテルライフを楽しめる様にしてあります もちろん美味しい食事とスキーのリフト券付きでね」 美貴さんがそう説明してくださいました
「そうなのですか」 お正月を独りで過ごす寂しさを彼女に味合わせてしまった申し訳なさと・・・これ以上同性に恥ずかしい姿をみせることのない安堵が同時に訪れたのです
「優しいんですね 祥子さんは」 山崎さんはわたくしの横顔に浮かぶ表情に気づいてしまったのでしょう
「いえ そんな・・・」
「それとも 結城くんがいないと燃えないのかな 祥子さんは」
「そんなのじゃありませんわ」 冗談ともつかぬ石塚さんの口調にわたくしは大人気も無く即座に反論をしてしまったのです 側にいる望月さんに車の中での痴戯をいまは知られたくありませんでした
「立ち話もなんだね 食事にしよう」 美貴さんが助け舟のようにわたくしの手を取りソファーの向こうのダイニングテーブルへと連れて行ってくださったのです
美しく整えられたおせち料理は6人掛けのダイニングテーブルに用意されていました
椅子を引いて美貴さんがわたくしを座らせてくださいました
「あら このグラス」 テーブルに用意されたバカラのグラスセットの中で その席だけには椿をアクリルで描き出したベネチアングラスのワイングラスが置いてあったのです
「さきほど見かけたので手に入れたんですよ こちらのグラスはいいものだけれど祥子さんには無骨でしょう まさか着物の柄と同じモチーフだとは思わなかった」 オペラの椿姫を彷彿とさせる薔薇のような紅白の椿の花が金彩とともに描かれた美しく華奢なグラスでした
「ありがとうございます うれしいわ」 わたくしを記念館の展示室で犯すかのように荒々しく愛したあとに手に入れてくださったのに・・・はんなりと美しく優しいフォルムのグラスでした
わたくしの正面には山崎さんと石塚さんが コーナーを挟んだ左側には望月さんが・・・そしてわたくしの右手には美貴さんがお掛けになったのです
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