祥子の少しはしたなくていけない妄想を綴りました 大人の方だけご覧になってください
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プロフィール
HN:
祥子
年齢:
61
性別:
女性
誕生日:
1962/12/28
職業:
フリーデザイナー
趣味:
美味しい珈琲 クラシックの流れるお気に入りの喫茶店 読書 ジャズ ミュージカル お酒 声が魅力的で背の高い男性♪
自己紹介:
寂しがりやの甘えたです。
ぽちゃ、色白、黒髪のストレートロングヘア、お胸はGカップ、眼鏡をしています。真面目そうな感じだって良く言われます。
声は美人かも♪
ぽちゃ、色白、黒髪のストレートロングヘア、お胸はGカップ、眼鏡をしています。真面目そうな感じだって良く言われます。
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19 2006 / 09
化粧室で用を足し、髪をサテンのリボンで首筋あたりに簡単にまとめるて出てきました。
目の前には、どなたかの飼い犬のゴールデンレトリバーと戯れている望月さんの姿があったのです。
「お待たせしてごめんなさい。」
「あっ、祥子様。いえ、私の方こそこんなところで・・・。」
飼い主の方が戻ってこられたのでしょう。ぶんぶんと尻尾を振っているレトリバーに、またな、と望月さんは陽気な声を掛けて手を振っていました。
「かわいいわね。」
「はい。子供の頃から動物を飼うのを許してもらえなかったのでつい留守番をしている犬を見ると構いたくなってしまうんです。」
「わかるわ、その気持ち。」
「子供みたいですよね。」 はははは・・・明るく望月さんが笑います。
あの一角の男性達に囲まれて、それでも望月さんは卑屈になることも萎縮することもなくいるようでした。ただ、こうして明るい光の下で二人きりでいると、無理に大人びてみせようと、少し背伸びしていることに気がつかされます。
「ずっと運転していたのでしょう。疲れてない?」
「はい。いつものことですから、大丈夫です。」
朗らかさのまま、そう答えてくれます。それなら・・・ほっといたしました。
コートを着ているわたくしと違って、望月さんはジャケット姿のままです。そろそろ寒くなってきたころでしょう。
「あの、祥子様。」
車へと戻りかけたわたくしの肩へ、望月さんは声を掛けたのです。
「なぁに。」
振り返って見上げた彼の顔には、いつもしっかりしていて、頼もしくて堂々とした望月さんの34歳という年齢のままの素直さを表していたのです。
「祥子様は、明日はもうお仕事ですか?」
「いいえ、あと一日お休みなの。わたくしのお仕事は5日からなの。」
「あの・・・それでしたら」
思い切る様に、望月さんはわたくしを見つめました。
「今日一日を私だけに下さいませんか?」
答えもせず、わたくしはじっと彼を見つめ返したのです。
「お疲れでしょうから、無理はさせませんし、いたしません。どうか、二人・・」
わたくしは優しい望月さんの唇にもういいのよ・・・という気持ちを込めて左手の人差し指をそっと押し当てたのです。
「わたくしのお願いも聞いてくださる?」
コクコクと望月さんは首を縦に振るのです。
「二人きりの時は<様>なんてつけないこと。車の助手席に乗せて下さること。優しいキスをしてくれること。その3つを聞いてくださるなら、明日の朝送ってくださるまでご一緒するわ。」
「ありがとうございます。祥子さ・っ・」 ちゅっ・・・ わたくしは少し背伸びをして、いつもの様にわたくしを呼ぼうとする望月さんの唇を奪ったのです。
「だめ、祥子って呼んでくださらなくちゃ。」
「呼び捨てなんて出来ないです。祥子さん、でもいいですか。」
「ふふふ、しかたがないわね。」
「よかった。それじゃ、車に戻りましょう。」
望月さんが差し出してくださる逞しい腕に手を絡めて、ふたりはセルシオへと戻ったのです。
目の前には、どなたかの飼い犬のゴールデンレトリバーと戯れている望月さんの姿があったのです。
「お待たせしてごめんなさい。」
「あっ、祥子様。いえ、私の方こそこんなところで・・・。」
飼い主の方が戻ってこられたのでしょう。ぶんぶんと尻尾を振っているレトリバーに、またな、と望月さんは陽気な声を掛けて手を振っていました。
「かわいいわね。」
「はい。子供の頃から動物を飼うのを許してもらえなかったのでつい留守番をしている犬を見ると構いたくなってしまうんです。」
「わかるわ、その気持ち。」
「子供みたいですよね。」 はははは・・・明るく望月さんが笑います。
あの一角の男性達に囲まれて、それでも望月さんは卑屈になることも萎縮することもなくいるようでした。ただ、こうして明るい光の下で二人きりでいると、無理に大人びてみせようと、少し背伸びしていることに気がつかされます。
「ずっと運転していたのでしょう。疲れてない?」
「はい。いつものことですから、大丈夫です。」
朗らかさのまま、そう答えてくれます。それなら・・・ほっといたしました。
コートを着ているわたくしと違って、望月さんはジャケット姿のままです。そろそろ寒くなってきたころでしょう。
「あの、祥子様。」
車へと戻りかけたわたくしの肩へ、望月さんは声を掛けたのです。
「なぁに。」
振り返って見上げた彼の顔には、いつもしっかりしていて、頼もしくて堂々とした望月さんの34歳という年齢のままの素直さを表していたのです。
「祥子様は、明日はもうお仕事ですか?」
「いいえ、あと一日お休みなの。わたくしのお仕事は5日からなの。」
「あの・・・それでしたら」
思い切る様に、望月さんはわたくしを見つめました。
「今日一日を私だけに下さいませんか?」
答えもせず、わたくしはじっと彼を見つめ返したのです。
「お疲れでしょうから、無理はさせませんし、いたしません。どうか、二人・・」
わたくしは優しい望月さんの唇にもういいのよ・・・という気持ちを込めて左手の人差し指をそっと押し当てたのです。
「わたくしのお願いも聞いてくださる?」
コクコクと望月さんは首を縦に振るのです。
「二人きりの時は<様>なんてつけないこと。車の助手席に乗せて下さること。優しいキスをしてくれること。その3つを聞いてくださるなら、明日の朝送ってくださるまでご一緒するわ。」
「ありがとうございます。祥子さ・っ・」 ちゅっ・・・ わたくしは少し背伸びをして、いつもの様にわたくしを呼ぼうとする望月さんの唇を奪ったのです。
「だめ、祥子って呼んでくださらなくちゃ。」
「呼び捨てなんて出来ないです。祥子さん、でもいいですか。」
「ふふふ、しかたがないわね。」
「よかった。それじゃ、車に戻りましょう。」
望月さんが差し出してくださる逞しい腕に手を絡めて、ふたりはセルシオへと戻ったのです。
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お返事が遅くなって申し訳ございませんでした
少し多忙にしておりまして、失礼いたしました。
お話も止まっておりますね。できるだけ早く再開いたします。もう少しお待ちください。
桜草様・敦子様・りん様
みなさま、望月さんのファンでらっしゃるのですね。
ふふふ、本当はわたくしの代わりに望月さんとお二人になりたいのではありませんか?
お望みを叶えて差し上げたいのですが・・・どういたしましょう。
いまのまま、そっと側にいらしてくださいね。
わたくしの頬に望月さんが触れた時は桜草様に、手を握ったときは敦子様に、髪に触れた時はりん様に・・・望月さんが触れたと思ってくださいませ♪
お話も止まっておりますね。できるだけ早く再開いたします。もう少しお待ちください。
桜草様・敦子様・りん様
みなさま、望月さんのファンでらっしゃるのですね。
ふふふ、本当はわたくしの代わりに望月さんとお二人になりたいのではありませんか?
お望みを叶えて差し上げたいのですが・・・どういたしましょう。
いまのまま、そっと側にいらしてくださいね。
わたくしの頬に望月さんが触れた時は桜草様に、手を握ったときは敦子様に、髪に触れた時はりん様に・・・望月さんが触れたと思ってくださいませ♪