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祥子の少しはしたなくていけない妄想を綴りました 大人の方だけご覧になってください
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プロフィール
HN:
祥子
年齢:
61
性別:
女性
誕生日:
1962/12/28
職業:
フリーデザイナー
趣味:
美味しい珈琲 クラシックの流れるお気に入りの喫茶店 読書 ジャズ ミュージカル お酒 声が魅力的で背の高い男性♪
自己紹介:
寂しがりやの甘えたです。
ぽちゃ、色白、黒髪のストレートロングヘア、お胸はGカップ、眼鏡をしています。真面目そうな感じだって良く言われます。
声は美人かも♪
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「すてきだわ。こんな大島・・なかなか手に入らないもの。」
紅葉柄を織り出している無数に広がる小さな絣の交点はこの着物が最高級品の大島である証でした。それも、白大島。墨絵のように浮び上がる柄は、上品で奥行きを感じさせる大胆な構図を備えていたのです。
「気に入ってもらえて良かったです。これは秋の柄ですから、別荘にお持ちするわけにも行かなくて。お召しいただくのは随分先になってしまいますが、どうぞプレゼントさせてください。」
「ありがとうございます。うれしいわ。」
あの・・・望月さんの名前をはじめて知った夜。
美貴さんに苛まれて全てを犯されたわたくしを、真っ白な花嫁のような襦袢に包んで望月さんは優しく愛してくださったのです。足元の長襦袢は、その時の淫らな感覚まで呼び覚ましそうでした。
こうして見せられた着物を、いままででしたら望月さんはわたくしに必ず着せ付けたのです。今夜もそうなさりたいのでしょうか・・・。

わたくしの物思いを知らぬ気に、望月さんは声を掛けてくれたのです。
「紅茶ですが、暖かいうちに召し上がりませんか。」
立ったままのわたくしを改めてソファーに座らせてくださいました。
ティーセットはウエッジウッドのセレスティアルプラチナのシリーズでした。背中に掛けられていた白大島のような、磁器の白肌に銀に輝く唐草模様が美しい・・・ウエッジウッドの比較的新しいシリーズでした。
「よかったら、香り付けにブランデーを使ってください。」
ポットから、香り高いアールグレーを注ぐとわたくしの目の前にカップを置いてくださったのです。それに、ブランデーの入った小さなガラスの器も。
「ありがとう。でも、いい香りだからこのまま頂戴するわ。」
アールグレーをストレートで。いつの間にかわたくしの紅茶の好みも憶えていてくださったのでしょう。望月さんがお持ちになったトレイにはあと1つ、シュガーポットだけが添えてありました。
窓辺には大型のテレビとひっそりとオーディオセット。
そして、お正月用に用意されたのでしょう。松竹梅の鉢が飾られておりました。
さほど大きくはない梅の木でしたが、花開いた枝が清々しい香りを室内に満たしておりました。
「ここは、あなたが1人で住んでいるの?」
インテリアのしつらえは、男性のものらしいシンプルなものでしたが、ティーセットや正月飾りがわりの植木鉢などは・・・たとえ望月さんでもそう気がまわることではないでしょう。
「実は、上のフロアに父が上京する時用の部屋があるんです。年末には、母がその部屋と私の部屋を大掃除に来てくれるんです。」
「そうだったんですか。」
「男の独り住まいに、鉢植えなんて変ですよね。」
照れた様に、望月さんは笑います。
「いいえ、素敵だなって思ったのだけれど、お忙しいのによく気がつかれるなと思っただけよ。」
「ははは、嫌いじゃないですがなかなかそこまではできません。あの、寒くはないですか?ここは基本的に建物全体でエアーコンディショニングをしているのですが、帰ったばかりで少し冷えていたので床暖房を入れたんです。祥子様に風邪をひかせたら、怒られてしまいます。」
「ほら、また。だめよ。」
「あっ・・・つい。」
「今度<様>を付けて呼んだりしたら、帰っちゃうから。」
本気ではありませんでした。この部屋は、望月さんの隣で寛ぐソファーの包み込むような優しさは、とても居心地が良かったのですから。
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柏木様
属性・・・ですか。
着物を着ている姿はお好きな様ですが、着物そのものに萌えるわけではないんですね。
いつか、この着物を着てわたくしが登場する日がくるかもしれませんね。
祥子 2006/09/24(Sun)10:22:04 編集
無題
属性の関係上。
着物には萌えません。
けれども、惹かれます・・・
柏木 2006/09/24(Sun)08:35:57 編集
敦子様
ほんとうに素敵ですよね。
<唐紅>の時に、美貴さんのイメージではなくて、望月さんのイメージなんです・・・と言われていたお着物なのです。
数ヶ月ぶりのことですけれど、あの時の長襦袢のかわりに新しいものを仕立ててくださってこの日のためにご用意してくださったのですわ。
祥子 2006/09/22(Fri)18:06:30 編集
祥子さま
あら、またまた妬けちゃうお言葉だわ!

それにしても素敵なPresentですのね。
きっと祥子さまに、、いいえ、祥子さまの
ために誂えられた様なお着物なのでしょうね♪
敦子 2006/09/22(Fri)17:17:30 編集
りん様
ちょっと望月さんに対して甘えたになっているのかもしれませんね、わたくし。
望月さんのいれてくださった紅茶は美味しいのですよ。
祥子 2006/09/22(Fri)15:32:23 編集
祥子様
アールグレーの香りは、ほんとうに心を潤してくれるような気がして、私も大好きです♪

>「今度<様>を付けて呼んだりしたら、帰っちゃうから。」

うふふ・・・ちょっぴり意地悪な祥子様。
望月さんは、どうやって祥子様のご機嫌を良くしてくださるのでしょうか(笑)
りん 2006/09/22(Fri)12:28:24 編集
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