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祥子の少しはしたなくていけない妄想を綴りました 大人の方だけご覧になってください
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プロフィール
HN:
祥子
年齢:
61
性別:
女性
誕生日:
1962/12/28
職業:
フリーデザイナー
趣味:
美味しい珈琲 クラシックの流れるお気に入りの喫茶店 読書 ジャズ ミュージカル お酒 声が魅力的で背の高い男性♪
自己紹介:
寂しがりやの甘えたです。
ぽちゃ、色白、黒髪のストレートロングヘア、お胸はGカップ、眼鏡をしています。真面目そうな感じだって良く言われます。
声は美人かも♪
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どこへ行くのかもお聞きしませんでした。
望月さんにこの一日をお任せしたのです。関越自動車道の上り線からは外れませんでしたから、翌日の仕事を思えば都内へ向かうのでしょう。
わたくしは先ほどのリアシートとは少し座り心地の違う助手席に、肌触りのいいストールを巻いて座っていました。
「いいですよ、眠かったら寝ていてください。」
「ううん、大丈夫。でも眠ってしまったらごめんなさい。」
うとうととしかけるわたくしに、望月さんは気を使ってくださいます。
わたくしが助手席にいるからといって、望月さんはことさらに口数が多くなるということはありませんでした。低くかかっている軽快なクラシックに耳を傾け、時折目にする光景に・・・まだあまり多くはない都内の渋滞情報や事故の情報に・・いくつか言葉を交わしただけでした。
それでも、気詰まりだったり退屈だったりはしないのです。黙っていても心地良い時間が二人の間には流れていました。

セルシオは関越自動車道を練馬インターで下ります。そのまま谷原の交差点を環状七号線へと車を向かわせました。
3が日の都内は、まだ車も少なく流れはスムースでした。でも時に渋滞している場所にさしかかると、わたくしには解らない裏道を通りながらパスしてゆくのです。
セルシオには、カーナビゲーションシステムは付いておりませんでした。いつも、まるで何の迷いも無く車を走らせてゆく望月さんに、付いているものだとばかり思っていました。よく考えれば、あの独特の合成音声はこの車で一度として聞いたことはありません。彼は、たしか京都の出身だと聞いていましたが・・・都内だけでなく、美貴さんと行き来する場所のルートを熟知していたのです。

いつの間にか、クラシックのCDはJ Waveに切り替わっていました。渋滞情報を真面目な表情で聞きながら、いつも通り的確なドライビングを繰り返します。
わたくしはいつの間にか会話をすることもなく、望月さんの横顔を見つめていました。
リアシートにしか座ることの無いわたくしにとって、運転をする彼を見る機会は一度もありませんでした。
わたくしを見つめるときには、優しく微笑むか・微かに愁を帯びる彼の眼差しが真剣な光を帯びている様はとても魅力的だったのです。
車は城南エリアに向かって進んで行きました。環状七号線から山手通りへ大崎ニューシティを折れて・・・セルシオは日本庭園を望む高層ビルの地下駐車場へと滑り込んだのです。

「ここはどこ?」
同じエリアの少し離れた場所にある贅沢な空間のホテルのことはわたくしも存じておりました。でも、このビルはホテルではありませんでした。たしか・・・住居棟だったはずです。
「私の部屋です。狭いので申し訳ないのですが、寛いでいただけますから。」
どうぞ・・・と、望月さんは助手席のドアを開けてくれたのです。
ご自分はトランクからバッグを1つだけ持って、わたくしを伴ってエレベーターへと向かったのです。
まさか、ご自分のお住まいに招いてくださるとは思ってもいませんでした。
とはいえ、ホテルから別荘へと・・・素敵だけれどどこかよそよそしい空間で時間を過ごしていたわたくしには、ほっとくつろげる場所へ連れてきて下さったことはとても嬉しかったのです。
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桜草様
まさか、ご自宅にとは思いもしませんでした。
男性のプライベートに入り込ませていただけるのは
まるでその方の秘密を教えていただけるような
幸せなどきどき感を感じることができますね。
祥子 2006/09/21(Thu)00:09:45 編集
祥子様
いいなあ・・・。
望月様のご自宅だなんて・・・。
羨ましい限りです。
でも、これから起こることをこの目とこの体と心でしっかり感じます。
桜草 2006/09/20(Wed)21:26:51 編集
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