祥子の少しはしたなくていけない妄想を綴りました 大人の方だけご覧になってください
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プロフィール
HN:
祥子
年齢:
61
性別:
女性
誕生日:
1962/12/28
職業:
フリーデザイナー
趣味:
美味しい珈琲 クラシックの流れるお気に入りの喫茶店 読書 ジャズ ミュージカル お酒 声が魅力的で背の高い男性♪
自己紹介:
寂しがりやの甘えたです。
ぽちゃ、色白、黒髪のストレートロングヘア、お胸はGカップ、眼鏡をしています。真面目そうな感じだって良く言われます。
声は美人かも♪
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05 2006 / 12
「あ・ぁっ・・・・」 右手も同様でした。白く薄い内側の皮膚の上を長い縄が走ってゆくときの、肌を焼くような摩擦熱も・・・長谷川さんの縄さばきだと一段と熱くて・・・1年以上前の記憶のままだったのです。
手首を括るだけのことでした。使われた縄も黒の綿縄でしかないのに、長谷川さんの縄はまるでわたくしに幅広の黒革の手錠を巻いた様に、美しいフォルムを見せていたのです。
「こちらにおいで。」
長く垂らされた縄尻を拾い上げると、長谷川さんは片手にまとめてわたくしを窓の近くへ、柱1つ分だけ近寄らせたのです。
ローズレッドのスリップの裾は、辛うじてガーターストッキングの留め具を隠すほどの丈でした。その下に秘められたマットブラックのレースのブラもTバックも・・・何一つ乱されないままでした。
まるで紅いスリット入りのミニドレスを身に着けて長谷川さんと街中を歩いているかのように、背筋を伸ばして一歩を踏み出したのです。また一歩。膝を曲げることなくすいと伸ばす脚元からは、不用意な大きな音が響いてまいりました。
コツ・・コツ・・ もうわたくしの足元には、あの瀟酒なペルシャ絨毯はありませんでした。打ちっぱなしのコンクリートの床をハイヒールが進んでゆくのです。ジャズ・ピアノが響くだけの・・・地上の騒音も届かない空間に、自分自身が立てる大きな音は、このはしたない姿を見て・・・と哀願しているようで、とても恥ずかしかったのです。
「ここに立ちなさい。こちらを向いて。」
「・・・はい。」
歩みを止めることが出来て、わたくしはほっといたしました。長谷川さんの手に促されるままに、大きな一枚窓へとわたくしは身体の向きを変えたのです。
既にわたくしは抵抗することなく、手に縄を掛けられておりました。
長谷川さんなら、わたくしにあと1〜2本の縄をかけてここで吊るされるおつもりなのでしょう。
望月さんとは違う・・・長谷川さんの厳しく・強い縄はわたくしのはしたないM性を引き出すためのスイッチでした。
肌の上を縄が走って灼くような熱を与えられたり、神経や血管を圧迫しないように細心の注意を払いながらぎりぎりまで締め上げるその縄は、わたくしに甘えや媚びではない真の哀願をさせるだけの力を持っていたのです。
そうして、縄の食い込む痛みと拘束されて身動きできない身体と心をこの方に嬲られて、羞恥に悶えるわたくしの様をご覧になるのが・・・快楽系のSだとおっしゃる、この方のお好みだったのです。
工事用照明が交錯する真っ暗な空間を透かし見れば、天井の剥き出しになった鉄骨の梁が、そこだけは先ほどまでの空間よりも幾分低めに渡されていた場所であることはわかりました。
「・・っ」 長谷川さんは、わたくしの手首を括った縄を柱と梁のわたくしからは見えない交点へと投げ上げます。落ちて来た縄端をするすると引くのです。わたくしの左腕を真っすぐに斜め45度に引き上げると、柱を数回巻いて縄端を留めました。
「ぁぁっ・・・」 右手の縄は左手よりも強く・・・ハイヒールの踵がほんの少し床から浮き上がるほどに・・・引かれ・・・丹念に結び留められました。再び左手の縄が解かれ・・・右と同じほどに強く引き上げられて・・・わたくしは、黒のハイヒールでつま先立つ様に立たせられたのです。
手首を括るだけのことでした。使われた縄も黒の綿縄でしかないのに、長谷川さんの縄はまるでわたくしに幅広の黒革の手錠を巻いた様に、美しいフォルムを見せていたのです。
「こちらにおいで。」
長く垂らされた縄尻を拾い上げると、長谷川さんは片手にまとめてわたくしを窓の近くへ、柱1つ分だけ近寄らせたのです。
ローズレッドのスリップの裾は、辛うじてガーターストッキングの留め具を隠すほどの丈でした。その下に秘められたマットブラックのレースのブラもTバックも・・・何一つ乱されないままでした。
まるで紅いスリット入りのミニドレスを身に着けて長谷川さんと街中を歩いているかのように、背筋を伸ばして一歩を踏み出したのです。また一歩。膝を曲げることなくすいと伸ばす脚元からは、不用意な大きな音が響いてまいりました。
コツ・・コツ・・ もうわたくしの足元には、あの瀟酒なペルシャ絨毯はありませんでした。打ちっぱなしのコンクリートの床をハイヒールが進んでゆくのです。ジャズ・ピアノが響くだけの・・・地上の騒音も届かない空間に、自分自身が立てる大きな音は、このはしたない姿を見て・・・と哀願しているようで、とても恥ずかしかったのです。
「ここに立ちなさい。こちらを向いて。」
「・・・はい。」
歩みを止めることが出来て、わたくしはほっといたしました。長谷川さんの手に促されるままに、大きな一枚窓へとわたくしは身体の向きを変えたのです。
既にわたくしは抵抗することなく、手に縄を掛けられておりました。
長谷川さんなら、わたくしにあと1〜2本の縄をかけてここで吊るされるおつもりなのでしょう。
望月さんとは違う・・・長谷川さんの厳しく・強い縄はわたくしのはしたないM性を引き出すためのスイッチでした。
肌の上を縄が走って灼くような熱を与えられたり、神経や血管を圧迫しないように細心の注意を払いながらぎりぎりまで締め上げるその縄は、わたくしに甘えや媚びではない真の哀願をさせるだけの力を持っていたのです。
そうして、縄の食い込む痛みと拘束されて身動きできない身体と心をこの方に嬲られて、羞恥に悶えるわたくしの様をご覧になるのが・・・快楽系のSだとおっしゃる、この方のお好みだったのです。
工事用照明が交錯する真っ暗な空間を透かし見れば、天井の剥き出しになった鉄骨の梁が、そこだけは先ほどまでの空間よりも幾分低めに渡されていた場所であることはわかりました。
「・・っ」 長谷川さんは、わたくしの手首を括った縄を柱と梁のわたくしからは見えない交点へと投げ上げます。落ちて来た縄端をするすると引くのです。わたくしの左腕を真っすぐに斜め45度に引き上げると、柱を数回巻いて縄端を留めました。
「ぁぁっ・・・」 右手の縄は左手よりも強く・・・ハイヒールの踵がほんの少し床から浮き上がるほどに・・・引かれ・・・丹念に結び留められました。再び左手の縄が解かれ・・・右と同じほどに強く引き上げられて・・・わたくしは、黒のハイヒールでつま先立つ様に立たせられたのです。
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