祥子の少しはしたなくていけない妄想を綴りました 大人の方だけご覧になってください
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こちらのブログは、2005年8月24日にスタートした、<msn淑やかな彩>の継続ブログとなります。
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プロフィール
HN:
祥子
年齢:
61
性別:
女性
誕生日:
1962/12/28
職業:
フリーデザイナー
趣味:
美味しい珈琲 クラシックの流れるお気に入りの喫茶店 読書 ジャズ ミュージカル お酒 声が魅力的で背の高い男性♪
自己紹介:
寂しがりやの甘えたです。
ぽちゃ、色白、黒髪のストレートロングヘア、お胸はGカップ、眼鏡をしています。真面目そうな感じだって良く言われます。
声は美人かも♪
ぽちゃ、色白、黒髪のストレートロングヘア、お胸はGカップ、眼鏡をしています。真面目そうな感じだって良く言われます。
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28 2007 / 01
「もう・・・高梨さんたら。」
「ん、それとも一緒に入ろうか?」
「あん、だめですぅ。」
「ははは、僕は食事の後で酔い覚ましにゆっくり入るよ。大丈夫、覗いたりしないさ。行っておいで。」
「はい。あの宜しければ鴨の冷製が冷蔵庫にありますから、それをつまみにでもして飲んでいらしてください。」
「わかった。まっているから、さぁ。」
わたくしは追い立てられる様に、荷物の置いてある部屋から部屋着と新しいランジェリーのセットを持って、浴室に向かいました。
先ほど、ぞうきんを取りに立ち寄った時・・・ざぁ・・という水の流れる音が気にはなっていたのです。
ごく普通の洗面台のある脱衣所の先のごく普通の扉を開けると、その先に広がっていたのは、檜づくりの掛け流しのお風呂でした。広く取った窓からは、冴え冴えとした月が黒々とした夜空に星を散りばめた中に浮かんでおりました。
この辺りにも温泉が出るということは、ここに来るまでの道すがら高梨さんからうかがっていました。
でもまさかこんな個人のお宅にまで引かれているとは思ってもいなかったのです。
わたくしは、身体を清め・髪を洗うと・・・3人以上ゆったりと入れそうな浴槽に身体を沈めたのです。
広い洗い場・広い浴槽。
これももしかしたら白雪のためを考えたものなのかもしれません。
ざ・ざぁ・・・ お湯の温度が下がらない程度にゆったりと流れる温泉はわたくしの疲れを癒してくれるようでした。
出来れば、明日か明後日、時間を取ってゆっくりと浸からせていただこう・・・そう高梨さんがまだお休みになっている時間にでも・・・湯冷めをしないようにあたたまりながら、わたくしはそんなことを考えていたのです。
「祥子、起きているかい。」
扉の外の高梨さんの声に・・・うっかりすると、眠り込んでしまいそうな心地良さから、一気に目覚めました。
「あっ・・はい、ごめんなさい。いま参りますわ。」
どのくらいお待たせしてしまったのでしょう。
わたくしは慌てて身支度をして、リビングで氷を浮かべた冷酒を片手にテレビをご覧になっているだろう高梨さんの元へと戻りました。
でも、その予想は外れたのです。
「お姫様のお戻りだ。」
カシャ・・カシャ・・・・ 高梨さんは戯けるように口にしながら囲炉裏端に腰を下ろした低い視点からわたくしにシャッターを切り続けます。
「いいね。湯上がりの女は色っぽいと言うが、これなら待ったかいがある。」
「もう、堪忍してください。恥ずかしいわ。」
部屋の中は、先ほどよりもほんの少し暖かくなっておりました。
それは、囲炉裏に赤々と燃える炭のせいでした。
わたくしは急いで濡れた髪を黒のかんざしだけで夜会巻きにし、黒のタートルネックセーターにロングスカート・・・そして同じ素材のラインストーンが散りばめられたカーディガンを羽織っていたのです。
キッチンに向かっても止まらないシャッター音に、思わず左手で目元を隠したところで・・・高梨さんはカメラを置かれたのです。
「ん、それとも一緒に入ろうか?」
「あん、だめですぅ。」
「ははは、僕は食事の後で酔い覚ましにゆっくり入るよ。大丈夫、覗いたりしないさ。行っておいで。」
「はい。あの宜しければ鴨の冷製が冷蔵庫にありますから、それをつまみにでもして飲んでいらしてください。」
「わかった。まっているから、さぁ。」
わたくしは追い立てられる様に、荷物の置いてある部屋から部屋着と新しいランジェリーのセットを持って、浴室に向かいました。
先ほど、ぞうきんを取りに立ち寄った時・・・ざぁ・・という水の流れる音が気にはなっていたのです。
ごく普通の洗面台のある脱衣所の先のごく普通の扉を開けると、その先に広がっていたのは、檜づくりの掛け流しのお風呂でした。広く取った窓からは、冴え冴えとした月が黒々とした夜空に星を散りばめた中に浮かんでおりました。
この辺りにも温泉が出るということは、ここに来るまでの道すがら高梨さんからうかがっていました。
でもまさかこんな個人のお宅にまで引かれているとは思ってもいなかったのです。
わたくしは、身体を清め・髪を洗うと・・・3人以上ゆったりと入れそうな浴槽に身体を沈めたのです。
広い洗い場・広い浴槽。
これももしかしたら白雪のためを考えたものなのかもしれません。
ざ・ざぁ・・・ お湯の温度が下がらない程度にゆったりと流れる温泉はわたくしの疲れを癒してくれるようでした。
出来れば、明日か明後日、時間を取ってゆっくりと浸からせていただこう・・・そう高梨さんがまだお休みになっている時間にでも・・・湯冷めをしないようにあたたまりながら、わたくしはそんなことを考えていたのです。
「祥子、起きているかい。」
扉の外の高梨さんの声に・・・うっかりすると、眠り込んでしまいそうな心地良さから、一気に目覚めました。
「あっ・・はい、ごめんなさい。いま参りますわ。」
どのくらいお待たせしてしまったのでしょう。
わたくしは慌てて身支度をして、リビングで氷を浮かべた冷酒を片手にテレビをご覧になっているだろう高梨さんの元へと戻りました。
でも、その予想は外れたのです。
「お姫様のお戻りだ。」
カシャ・・カシャ・・・・ 高梨さんは戯けるように口にしながら囲炉裏端に腰を下ろした低い視点からわたくしにシャッターを切り続けます。
「いいね。湯上がりの女は色っぽいと言うが、これなら待ったかいがある。」
「もう、堪忍してください。恥ずかしいわ。」
部屋の中は、先ほどよりもほんの少し暖かくなっておりました。
それは、囲炉裏に赤々と燃える炭のせいでした。
わたくしは急いで濡れた髪を黒のかんざしだけで夜会巻きにし、黒のタートルネックセーターにロングスカート・・・そして同じ素材のラインストーンが散りばめられたカーディガンを羽織っていたのです。
キッチンに向かっても止まらないシャッター音に、思わず左手で目元を隠したところで・・・高梨さんはカメラを置かれたのです。
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